【荒島岳（福井・1523m）】新しもやまコースから元カドハラスキー場へJR九頭竜線を使って周回、変化に富んだ苦しい道

2016年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,209m
• 下り: 1,316m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 0:13
• 合計: 5:27

距離 10.4km 登り 1,210m 下り 1,327m

8:35 越前下山駅
11:15 11:16 小ナベ
11:28 大ナベ
11:42 11:54 荒島岳
12:05 前荒島
12:20 もちが壁
12:34 しゃくなげ平
12:54 深谷ノ頭
13:11 トトロの木
13:51 勝原スキー場
14:02 勝原駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

■JR越前下山駅
R158「道の駅・九頭竜」から福井方面へ約6km、下山スノージェット出口にあるT字路を左折
駐車台数6〜7台程度可能、登山ポスト有

コース状況／危険箇所等

■JR越前下山駅〜荒島岳（新しもやまコース）
中盤が急登の連続、ロープが張ってあるが、雨天時はかなり苦戦すると思われる
（晴天時も歩き難い）

■荒島岳〜JR勝原駅（勝原コース）
迷い箇所はないが、泥寧、木の階段、石ゴーロ、アスファルトと、変化に富んだ過酷な道でした

その他周辺情報

■九頭竜温泉「平成の湯」
http://www.hotelfurearuizumi.com/hot_spring.php

〒912-0207
福井県大野市下山63-2-24
TEL:[phone] FAX:[phone]

中学生以上 600円
4歳以上 300円
65歳以上の大野市民 500円

休館日 毎週火曜日と1月1日（※祝日の時は翌日）

営業時間 午前10時〜午後9時まで

写真

01　JR越前下山駅駐車場
登山届を提出します
用紙も筆記用具もきちんと備えてありました

02　JR越前下山駅
登山マップ、全長4.6km、コースタイム登り4時間40分、上級者コース、とあります

03　登山口
寺なのか集会所なのか分かりませんが、ここを登っていきます

04　登山口
さて、いよいよスタートです

05　あと4km地点
最初の600mは樹林帯の中の緩やかな道、楽勝じゃん、と思っていました。

06　登山道からの荒島岳
山塊が見えます。
紅葉で真っ赤ですね！

07　あと3km地点
この辺りまでは、まだ大丈夫だった

08　あと3km地点からの荒島岳
しかし、随分と高いところにあるような、気がする。
あと3kmでそこまで登るのか？！
（実際には2kmくらいで登る(^_^;)）

09　登山道からの白山
先週登った白山が見えた。
雪がかぶっていますね！

10　あと2km地点
「あと3km」から1時間以上かかった(^_^;)

11　あと2kmからの荒島岳
ちょっとは近づいた気がするけど…

12　あと2kmからの白山
景色はキレイなんだけど…しんどい

13　あと2kmからの大野盆地
景色は良いんだけど…辛い

14　小ナベ手前
歩きやすそうな稜線の散歩道のように見えますが、実は笹の根がはっていて歩きにくい。

15　小ナベからの白山
別山、大汝峰でしょうか

16　あと1km地点
もういやだ、辛いと独り言で駄々をこねてみる

17　あと1km地点
頂上かと思ったら違っていました

18　あと1kmからの白山
白山手前の山々の紅葉もキレイです

19　あと1kmからの荒島岳
笹の道が続いていますが、あとちょっとです

20　あと1kmから
平坦なのに、なかなか前に進めません

21　山頂付近
人影がみえます、きっと頂上ですね！

22　山頂
ついたどー！

23　山頂
白山をバックに山頂標識
白山よりもキツイなー

24　山頂
三角点タッチ

25　山頂
大野盆地もキレイです

26　前荒島岳付近
白山と周辺の山々、キレイ

27　しゃくなげ平
小荒島に立ち寄ろうという気はゼロです

28　登山口
泥寧の道からやっと解放

29　登山口
泥寧の次は石ゴーロ

30　スキー場跡
この時は列車の時刻との格闘

31　JR勝原駅
やっと着いた、間に合った

32　JR勝原駅
締めはコーラで

33　JR勝原駅
列車が来ました。1両編成のディーゼルカーです

34　JR越前下山駅
無事に着きました

感想

shirayama

越前下山駅に着いたのは8時半前

勝原駅から戻ってくる列車の時刻は14時過ぎ

案内図では「上級者向き　登り4時間30分　4．6km」
と書かれてはいましたが、
3年前は逆回りで4時間半で歩いてはいるので、
「フッ、5時間半もあれば楽勝だろう」
とタカをくくっていました

3年も経つと都合の良い記憶しか残っていないもので…
こんなに大変なコースだとは思いませんでした！！！

さて、登山届を出してスタート

駅から集落の方に向かっていくと右手に集会所のような建物があり、
そこの階段を登っていくと登山口です

最初はブナ林の緩やかな、というかちょっとキツめの登り、
しかし森林浴気分で歩いていきます

次第にキツくなっていったのは「あと3km」の地点から

ロープの連続、体感斜度もかなり高く、しかも足元は泥土

それまでも余り良い状態の道ではなかったので、
疲れが知らず知らずのうちに溜まっていたのでしょうか、
一気にペースダウン、
急登の中ほどにある鎖場で大休止せざるを得ず、
結局「あと2km」の地点まで1時間以上かかりました

そんな中、
一人の人に抜かされ、
やがて二人組の人に追いつきながらもやはり引き離され…
その二人組が散り散りになり、
一人を追い抜かし…
とにかく、皆さんしんどかったと思います(笑)

傾斜が落ち着く小ナベまではヘロヘロになりながら、
とにかく右足と左足を動かすだけ、でした

稜線に出ても侮ってはいけません

笹が刈り払われていると思いきや、
根こそぎではないので、歩き難いのなんの…で、
「あと1km」からの平坦な道も長く感じました

山頂は多くの人で賑わっていました
登る途中から見えた白山は、雪が積もったのかうっすらと雪化粧しています

下りはカドハラスキー場へ
人も多く、慣れ親しんだ山を見て、
安心感もあったのか「着いたも同然」と思っていた自分が…

愚かでした…

黒土の傾斜は滑りやすく木の階段も侮れません、
もちが壁の下りは特に気を使いました

さらにしゃくなげ平からの下りも木の階段続きで地味にしんどく、
白いベンチの先は、泥寧のダンジョンでした
途中、「お先にどうぞ」と言われましたがとてもとても…
急ぐとコケて「全身泥ダンゴ」になりそうで…

泥ダンゴにはならずに済みましたが、
登山口の先に出て待っていたのは、
素晴らしい景色…というよりも石ゴーロのしんどい下りでした

この頃から列車の時刻が気になりだして…
アスファルトの傾斜の下りは、膝をかばうため、
追われて逃げるカニのような足どりで
スキー場跡から勝原駅までの間は、
「走ろうにも走れない、でも走らなきゃ」の心と体の格闘

勝原駅に着いたの乗る列車が発車する3分前
急いで自販機でコーラを買って、一息つけました

越前下山駅に戻ってから近くにある「平成の湯」で汗を流しました
（いつの間にかリニューアルされて、広くなっていました）

しかし、終わってみると、
紅葉の荒島岳は格別でした！
今度は、残雪期に訪れてみたいですね！

コメント

tirol_misa

カニカニ≧[ﾟﾟ]≦
お疲れさまでした〜。
侮れないところだらけだったんですね(๑*д*๑)
ますます私は手が出しにくくなりました(^^;)

カニのような足取りが気になります。
今度、実演お願いします(o´艸`)

shirayama

Re: カニカニ≧[ﾟﾟ]≦
今、コメント読みました。
カニの足取り、現場でぜひ♪
忘年会、お疲れ様でしたー。