原登 石鎚山 墓場尾根(中沢コース)














- GPS
- 07:25
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 755m
- 下り
- 617m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:42
【11/6(日)】幕営地5:30➝6:30御来光の滝➝10:30南尖峰➝12:00石鎚山➝12:30二の鎖➝14:00土小屋P⇒神戸
天候 | 晴れ、曇り、山頂部ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
ハーネス
ヘルメット
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
|
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共同装備 |
テント
ロープ
無線機
|
感想
今回初めて本格的な「原登」に参加させていただきました。
【11/4(金)】三宮、西宮北口と各集合場所から出発し吉野川パーキングで合流し目的地に向かいます。当初計画の石鎚ドライブウェイから変更し、1時間ほど手前の久万高原道の駅でテント設営。
【11/5(土)】7:00に起き朝食を済ませ、身支度を整え面河渓御来光の滝展望駐車場に向かいました。到着するとそこには青空の下に石鎚山がありその中腹には小さくですが、御来光の滝が見えました。展望駐車場備え付けの双眼鏡を交代で覗き込みました。
6日下山後のために車を土小屋駐車場に回してもらったメンバーが戻り、今日の幕営地に向けて出発です。道路の脇から登山道へ入って行くといきなりの急坂、ロープに頼りながらの下りもあり始まって早々ドキドキしながら下っていきました。面河川沿いまで降りてくると、流れる水の透明度にビックリです。すごく綺麗で早速来年の沢歩きの話も出ていました。
2時間程で幕営地に到着、テントを張りその後夕食の準備を始めます。薪を集めたりBBQ用に石を積んだりと和やかな雰囲気で午前中の緊張感も忘れてしまいました。そして火おこしに苦戦しながらも、長い夕食が始まりました。温かい春雨スープとクリームスープを作ってもらい美味しく頂きました。
BBQを楽しんだ後も、みんなでたき火を囲み来年の山行から海外登山にまで話が広がり、何だか私の夢も広がって行きます。10時間近い歓談もそろそろお開き、翌日に備え就寝。
【11/6(日)】4:00に起床し朝食、ヘルメットにハーネスなどの装備を身に着け出発します。まだ日の出前で真っ暗です。ヘッドライトの灯りを頼りに進んでいきますが、最初からの渡渉。なかなかのスリルです。
急斜面のトラバースも今まで経験したことのないほどの角度に足がすくみそうです。1時間ほどで御来光の滝に到着です。前日に双眼鏡で見ていた滝を間近に見られ感動しました。
みんなで記念撮影の後、さらにハードな登りになっていき、岩を登り急な岩場は高巻し中沢の分岐を過ぎると笹藪を抜けていきます。どんどん傾斜がきつくなり、笹には申し訳ないのですが、鷲づかみです。足元も不安定で、もう頼りは笹だけ・・・。
前日広がっていた青空から一転、ガスが濃く、稜線はすぐそこのようですがなかなか見えてきません。やっとのことで稜線へ出るといきなりの強風に一気に体が冷えてしまいました。稜線に出れば一安心かと思いきや、ここからもまた岩場を登り、天狗岳手前の岩場ではロープを張ってもらい、お助けロープとで登り岩が濡れて滑りそうで怖くて、最後は引き上げてもらいました。まだまだ私には難所が続きます。
強い風に吹かれながら天狗岳山頂に到着。稜線は細く両側ともに深くキレ落ちているため晴れているとかなり怖いようですが、ガスで下は見えませんでした。しかしここまできたらその恐怖も体験してみたい気もします。ここからはちらほらと登山者も見られ、石鎚山に着くと沢山の人で賑わっていました。そして山頂到達の喜びをみんなで分かち合い記念撮影。
一般の登山道に入り下山していきます。途中には雪が残っていて前日からの冷え込みに納得です。2時間程で土小屋駐車場に到着しました。無事に山行を終えました。
初めての原登で緊張と不安とでいっぱいでしたが、皆さんのサポートのお陰で登り切ることができました。(SAS)
<コース状況>笹藪はあまり深くなく道は分かりやすいようです。稜線は狭いため強風時にはさらに注意が必要です。
神戸を金曜日の深夜に車で出発し、
1日目は面河渓の河原でテント泊。正午過ぎに着き就寝までの時間を”楽しく”過ごす。
2日目は午前4時に起き、5時半にテン場を後に。”ご来光の滝”を眺め、中沢の取付きから原登開始。想像より順調に高度を稼ぎ、ほどなく稜線部に到着。
石鎚の頂上近くに雪が残っていました。深夜雪が降ったのでしょう。弥山の小屋もシャッターが閉まっていまので、これから冬の景色を楽しむ季節になります。
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