網張スキー場から三ッ石山荘泊

- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 405m
- 下り
- 404m
コースタイム
3月6日 三ッ石山荘-大松倉山-網張スキー場
| 過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
リフト2基降りたところを少しあがると、大きな丸い看板に,凌字があり、ここがスタート、はじめはスキー客も滑るところを登っていって、管理以外の場所ですよの看板を見て山に入っていく。岩手はいい天気だなと登って、第1ポイントの1315mに、仰ぎ見ると大松倉岳が見え、小さく先行パーティの行列、ラッキー。
しかし、風も強く視界も悪くなり、ふきっさらしを歩くとなると、きついなと思いつつ進む。藤本さんがフラッグを刺しはじめる、作業しつつも藤本さんの足は速く、強い風が吹くたびに暴風体勢のつもりで、ポールをしっかりついて、体を小さくするので、ついていくのがおそくなる。
「左雪庇だから気つけて〜」と後ろから声がかかるが、右側も切れ落ちているし、どきどきしながらガリガリを登っていく。
なんとか頂上の柱上部が頭を出していたので、記念写真。写真より早くこの風を避けたい気持ちもあるが、写真も大事。というより、カメラマン下がらないで後ろは雪庇だよ。とどきどきの写真撮影無事終了。
下山をはじめると三ッ石山荘が見えてホッ。
山荘では、道を作ってくれた網張スキー場のガイドツアー約10名が出発準備中、「私達のためにありがとうございます」ときちんとお礼をして、三ッ石山へ出発する一行を見送り昼食。さあ私達も出発とシールを入れる袋だけ持って、また先行者の後を追います。1段上がり、左に向かいガスが晴れると、上部には広大な雪庇が、「危ないな」と思いながら進みます、そして南側の尾根道に出るころには、また立っているのがやっとの風雪が、「私達には明日もある」と、すぐ退却。
小屋のそばのかわいいゲレンデで少し滑ります。ふわふわパウダーでころぶとかくれてしまうくらい。2回滑って小屋にもどると、先行者のことが気になります。
心配になった頃に、やっともどって来ました。頂上付近はすごい風雪で、時間がかかったよう。また大松倉山に登るためにシールを貼り始めたのを見ていると、シールがくっつかずに困っている人が、ついつい結束バンドありますよと、持ってきた6本のうち4本あげました。すると同じメーカーのシールの人が他にもいて、くっつかないとのこと残りの2本と藤本さんの2本も進呈。かわりにナッツももらったけれど今度は自分のシールが明日くっつくか心配になり、テント内で干して、それでも心配で寝袋内で抱いて寝ました。
大きなテントで宴会も快適でしたが、20時30分には就寝、3時にみんなでトイレタイムの後もう一度就寝。
朝6時前「ドシン」と巨大な音で跳ね起き、「今の音は」というと「地震だよとまだ揺れている」と寝たままの4人がこたえ、またそのまままた寝ましたが、私には、三ッ石山のあの広大な雪庇が落ちたか、岩手山の噴火に思えました。
起床後食事して撤収、小屋の簡単掃除で既に9時をまわり、記念写真をとって、網張スキー場へもどることにしました。ず〜と降り続いていたわりには降雪が少なく、小屋そばで赤旗がたなびく姿はほほえましいです。しかし、稜線に出ると、フラッグが見えますようにと祈りつつ次を探しながら進みます。何本かは本体ごと、あるいは、旗だけ飛ばされ、そして1枚は引きちぎれながら、私達をまってくれてました。下りの一部は靖子さんと私はスキーをはずしておりました。たくましそうな、藤本さんや橋本さんも気まぐれな突風にころばされてました。高枝さんは、サングラスが凍ってはずすと、今度は、まつげが凍って目が開けれないと騒いでました。
時間的には往復それぞれ1時間弱の難所なのですが、ドキドキしました。そして、危険な場所は、晴れていてもフラッグをさして歩くたがじょの教えの正しさを実感したいい山行でした。
みなさまありがとうございます。また次回、よろしくお願いいたします。
oosawa
f-moto
masato








同行させてもらいたかったのですが仕事で
コンディション結構ハードなようです…皆さんやっぱりtoughです
行動時間が短かったので疲れなかったのですが、結構こわかったです。
私達は、三ッ石山登山をあきらめてちょっと雪遊びしてすぐ宴会に突入してしまいました。
今Utaroさんの記録みて、イグルー造りの時間たっぷりあったのに、宴会に突入してしまったのを反省しています。
日程があったらまたご一緒したいです。
三つ石山荘で結束バンドをお恵み頂いた者です。
無事に下山することが出来ました。本当に助かりました、ありがとうございます。
また何処かの山でお会い出来ましたら、ご挨拶させて頂きます。
ちなみに大松倉山頂のフラッグは我々の帰路時に既に無かったように記憶しております。かなりの強風でしたね。
私も1月に仲間に助けてもらってから持ち歩いていました。
軽いし安いしほんと結束バンドっていいものですね。
いいものといえばこのヤマレコもすごいですね。
syuuujiさんの記録は時間もきっちり書いてあって私達の記録としても役立ちます。
そうそうもしよければ、シールのメーカー名教えてもらえませんか?私達は5人ともブッラクダイヤモンドでした。
先日は本当にご迷惑をお掛けしました。
あの日結束バンドが必要な状況になった2名のシールのメイカーは2名とも同じコー○テックス(CT40)でした。
ただ、私のシールのメンテナンスが完璧ではなかったと思われますし、このメイカーが×という分けではないかと思っております。
今回の件はシールの取り扱いやメンテナンスについてキチンと考え直す強烈な反省の機会になりました。今後はこのようにご迷惑をお掛けすることが無いように、様々なシーンを想定して装備するよう気を付けたいと思っております。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
もしかして、最新のフリーライドなのかと思って聞いてみました。
ゲッコのフリーライドはどんな感じなのでしょう。今のシールより取り扱いが楽そうでほしいなと思ってました。
青森は大雪、まだまだスキーできそうです。
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