硫黄岳惨敗@またもやヘタレラッセル(泣)

2011年03月09日(水) ~ 2011年03月10日(木)

• GPS: --:--
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,194m
• 下り: 1,195m

コースタイム

3/9　美濃戸口発1121-美濃戸1224-1320堰堤広場1335-赤岳鉱泉1444
3/10　赤岳鉱泉0747-赤岩の頭下にて撤退(BARIGO的標高2638m地点)-しばし迷走45分・・・-1213赤岳鉱泉1245-美濃戸1337-美濃戸口1412着

天候

9日　曇り→雪
10日　ガス→快晴!

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

平日　往路　新宿あずさ0800→茅野1007　バス1025→美濃戸口1103
　　　復路　バス美濃戸口1500発　平日午後はこれ一本。

コース状況／危険箇所等

・美濃戸口にはポスト、トイレあります。が、水場は美濃戸まで行かなきゃないです。
・(以下3/10現在)美濃戸口しょっぱなから雪がしっかりあります。フカフカでアイゼン不要です。
・赤岳鉱泉まで危険な箇所なく歩けます。

・赤岳鉱泉から赤岩の頭 下まで危険箇所もなく歩けます。　が、踏みぬき注意です。
・赤岩の頭下からの上りは、トレース埋まってればラッセル地獄を楽しめるでしょう(苦
・頭から下るときはアイゼン外したほーが楽に歩けるくらいフカフカでした。

写真

3/9 11:16

あったか美濃戸口からスタートです。
3.8℃もあるのです。

3/9 14:10

我が行く先は完全に雪模様ですね。

3/9 14:10

もっさりてんこもり雪。
ここまで来たご褒美なのです。

3/9 14:47

本日のお宿、赤岳鉱泉。-4.8℃
平日なだけあって静かでございます。

3/9 15:43

男女一緒の相部屋大広間。
場所は早いもん勝ちです。

3/10 7:42

さて。フカフカをフミフミしながらgo to 硫黄岳!
-7.1℃

3/10 7:53

ナイスアーチっぷり。

3/10 9:45

まもなく森林限界。
そしてアタシも体力限界。

3/10 9:55

ラッセルに夢中♡ になってる間に雲切れたっ
ナイス青w　

3/10 10:21

赤岩の頭への登りは
トレースがびた一文ないのでござる。

3/10 10:20

息絶え絶えに振り返る。
そして元気をもらう。

3/10 10:20

ここまでアガキました。
が、タイムアウト。
致し方ないのでございます…

3/10 12:42

鉱泉のアイスキャンディー。
今年はまだまだ御立派です。
-1.0℃

3/10 13:24

ここのショートカットは
得体の知った道なので
大手を振ってカットである。

3/10 15:13

バスの中から美・八ヶ岳。
ガゴンガゴン揺れぢゃくりです。

撮影機器：

COOLPIX S610 ニコン

感想

nyaro

近頃の花粉乱舞っぷりからすると 春の訪れはスグそこだと・・・
その前にもう一度雪山をたっぷりと堪能したひっ!!
ってことで、交通の利便性&雪タップリと思われる八ヶ岳へ。

茅野から美濃戸口行きのバスは登山者風体アタシいれて5名。
美濃戸口から赤岳鉱泉までの間も すれ違った人6名。
赤岳鉱泉も宿泊ガラガラ。
さすがは平日♪・・・が、それが後々苦しい思いをすることに(泣

二日目起きると小屋前でも20cmくらいの積雪が・・・
でも硫黄方面出発時点でトレースあり。よかったーーー
　と、思ったのも束の間。それは大洞心。見事大洞心。
みなさんよじ登るの好きなのね...

でも、硫黄方面に一人と思われる足跡がっ
心強い!!ってゆーかアリガタイ!!　
なんせこのままじゃ一人プチラセール大会。そんな根性ありゃしない。

ジョーゴ沢分岐すぎたあたりでトップのオニーサンに追いつく。
「ありがとございましたっ!アタシが代わりますっ!!」
なんて爽やか山女を装って ありったけの笑顔振りまきぢゃくる。
おそらくドン引きだったことでしょう。そんなの びた一文気にしない。

徐々に膝下から膝上、ところによっては腿上らへんまでズボズボっと。
そっから赤岩の頭 直登始め前まで交代で責める。
で、そっから全くトレースなし。胸までモッサリ雪三昧。
さて本番始まり始まりでございますよ。
アタシがトップでラセールラセール。現実にはラセぐらい。
目の前が暗くなって酸欠に気づく。ふと我に返り見上げると青空がっw
折れそうな心と折れそうな骨粗鬆症にムチを打ち、もうひと頑張りガンバル。

が、程なくタイムアウト。40分以上、トップよく絶えたよアタシ。ウンウン。
あとはタイムリミットないオニーサンに託して帰路につく。
帰りのバス前に八ヶ岳山荘でひとっ風呂するためには40分の有余がほしい。

さあ、汗だの何だのいろんなスメールを洗い流して東京へ〜♪
なんてウカレ気分で薄いシリセードの跡をズルズルショートカット!のつもりだったけど・・・
気づけば登山道から大きく外れておるよ・・・
下に見えるはジョーゴ沢のほーだよね・・・
ここは『迷ったら自信がないなら戻るべしっ!!』の精神でよじ登る。必死。マジ。本気。
正規ルートに戻るまで30分。自分、恐るべし浅はかっぷり発揮。こんなとこで。

心臓バクバクで足元フラフラでお腹グーグー。
落ち着かせるためお腹に詰め込みアイゼン脱ぎ捨て(捨てないよ)美濃戸口へGO!
なんとかバス時間に間に合ったのでございました。(もちろん風呂なしスメール全開で)

今回の山行で、土日のトレースの有り難さが身に染みたのでございます。(最初から頼るのも良くないことですが・・・)
自分の力量と根性具合がこんなもんだから、悔しいけどもやはり天気に恵まれた土日に頼るしかないですよ。
もっともっといろんな経験が必要なんす。習うより慣れろっす。頑張れ自分。

コメント

kankoto

トレースの有難み
nyaroさん、こんにちは。

ラッセル三昧お疲れ様です。

この積りっぷりですと森林限界で体力限界も納得です。
赤岩の頭への登りでトレースなしは、
積雪多いし、斜度も有りますし、キツイっすね

下山時の寄り道、
バスの時間が有るのでさぞかし気合い入れて
登り返したのでしょうね
美濃戸から美濃戸口まで早すぎですよ！

nyaro

第一回・美濃戸〜美濃戸口レース。
kankotoさんコンチワ。

想像を遥かに超えたラッセル三昧でございました

森林限界で体力限界ならないよーに
やはりバ○尾根トレーニングに励なにゃダメですな

正規ルートに戻ってからは バスに乗り遅れまいと必死必死！
常に下りが超スローなアタシが、誰にも抜かされず美濃戸口着。

おそらく自己ベストが記録されて予感