【多治見】高社山〜根本砦跡【家から歩く】
- GPS
- 02:35
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 363m
- 下り
- 346m
コースタイム
天候 | 晴れ(初日の出日和) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
今回は自宅から徒歩です。一応車でお越しの場合のアクセスを案内しておきます。 【岐阜方面から】 国道248号(多治見北バイパス)を南下→信号・「大針町南」を左折→農免農道を国道19号方面へ走ると右手に高社神社の鳥居とのぼり。少し入った奥の鳥居前に3台ほど駐車可能。 【名古屋方面から】 国道19号→信号・「池田町」を左折で県道16号→信号・「大原町3」を右折→農免農道を国道248号方面へ走ると左手に高社神社の鳥居とのぼり。少し入った奥の鳥居前に3台ほど駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
展望台まではそれなりに案内もあり、道もしっかりしています。それ以外の部分では道標の類はありません。枝道が多く見極めが必要ですが、道自体はしっかりしています。 |
その他周辺情報 | 田舎町(多治見市)とはいえ、少し走ればそれなりになんでもありますが…(^^ゞ ただ登山口すぐ付近にはコンビニやトイレはありません。早めに用を済ませて現地入りしてください。 |
写真
感想
あけましておめでとうございます。今年の年末年始もお山の雪が少ないですが、これからに期待したいですね。
今年は地元の里山でも初日の出が期待できるということだったので、自宅から歩いていける標高417mのスーパー低山、多治見市の高社山へでかけてきました。
高社山は中央道・多治見IC付近を走っていると、山頂近くの反射板が目につくわりと立派な山容の低山(←地元びいき?)で、かつては地元の山岳会などが元旦ご来光拝イベントなどもやっていた初日の出ポイントでもあります。
私自身も久しぶりの近所の山でしたが、美しいご来光に心を洗われ?地元の里山での新たな発見もあったりして、清々しい新年のお散歩となりました。
【自宅〜登山口〜展望台(反射板広場)】
朝6時、自宅玄関で登山靴を履き、徒歩で出発。住宅団地を出たところでヘッデンを灯し、まだ暗い農免農道を歩いて登山口である高社神社入口をめざします。
20分と少しで到着した高社神社入口には先客の車が4〜5台ほど。この高社神社、鳥居やのぼりだけをみて気軽に参拝しようとする人は面くらうことになります。参道は普通に登山道であり、着物で参拝というわけにはいきません。
急いで登っても日の出時間まで寒い中待つ時間が増えるだけなので、先行のパーティーの最後尾の後についてのんびりと登っていきます。だんだん東の空が明るく赤く焼けてくるのが確認でき、今年の初日の出が見られるのは確定的です。
高社神社への道を右にみて、まずは展望台となっている反射板広場へと向かいます。すでに十数名ほどの先客が待機していました。恵那山を中心に北の富士見台〜南沢山、南の大川入山の稜線(いわゆる恵那山回廊)も望めるビュースポットです。
ところで、過去何度か訪れたときは地元山岳会よりぜんざいなどが振る舞われていましたが、今年はイベントはないようでした。そのせいか有望な天気予報にもかかわらず、人の数もずいぶん少ないように感じます。
さて、7時を過ぎいよいよ東の空が光りはじめ、2017年の最初の日の出が始まります。遮る雲一つない最高のコンディションの中、オレンジ色の太陽がちらっと顔を見せ始めたかと思うとあれよあれよと昇ってきて、まばゆいばかりの光を放ちます。カンペキです。そしてやっぱりいました、思わず手を合わせて拝む人。この神々しさの前ではそういう心境にもなりますよね。いやあ、昨年に続いていい初日の出が見られましたね(^^)v
【展望台(反射板広場)〜高社山〜高社神社】
太陽が昇ってしまえばもう用はないとばかりに人々は展望台を去っていきます。私もとりあえず久しぶりの高社山頂へ寄っていくことにします。そして展望のない道を緩く登って、これまた全く展望のない高社山に到着すると、山名を示す立派な道標が立てられていました。そこには数年前まで地元・多治見にあった今は無き某登山用品店の名が記されていました。このお店で多くの出会いがありましたが、今ではそれさえも遠い思い出となってしまいました。
山頂をあとにして反射板に戻り、高社神社への道を進みます。少しで注連縄で囲まれた小さな池にでます。注連縄がなかったらヌタ場にしか見えません^^;
そしてここまでさんざん登山道を歩かせておいてここだけ?という感じで石段の道になり、それを上がると高社神社に着きます。ミニミニサイズの石造りの神社にはお正月のお供えがしてありました。一般的にはアクセスの困難な山中の神社にいったいどれくらいの参拝者があるのでしょうか。
【高社神社〜根本砦跡〜自宅】
高社神社の脇に続くいい道をさらに進みます。そのすぐ先が複雑な地形となっていて、分かりにくいところです。しっかりと見定め、東西へ下る尾根を降りないように注意です。
うまくたどれたならば左手にゴルフ場を見て歩くようになります。ずっとよく踏まれた道をどんどん進み、テープの目印のある根本砦跡への分岐に出合います。根本砦跡は高社山からは見えない中央アルプスが見えるハズなので立ち寄っていくため分岐を東(右)へ。低いシダ類の中の道を進むとまたまたしっかりした道が分岐しています。これは地形図にも記載のあるもので、道がいいこともありうっかり進んでしまいそうです。
そして小さなコブのような場所にある根本砦跡に到着しました。お城マニアではないので値打ちはわかりませんが、休憩するにはいいこじんまりとした広場です。午前中の早い時間であり逆光ですが、中央アルプスが望める展望地でもあります。
根本砦跡から分岐まで戻り、さらに北へ向かいます。ゴルフ場のクラブハウスや駐車場が見えてきたあたりで北東へ分岐する道で支尾根を下ります。これも地形図に記載のある道で、想像以上にいい道でした。尾根の分岐が気がかりだったのですが、あまりに道がしっかりしていて間違えようもありません。快適にドコモのアンテナの立つ農免農道に降り立つことができました。うちの団地のすぐ近くに降りられるこんないい道があったとは目からうろこでした。おかげでそこから10分で帰宅することができました。
高社山では2004年・2005年と素晴らしい初日の出に出合っていますが、それ以来の久しぶりのきれいな初日の出を見られて、素敵なシーズンとなることを思わず期待してしまう歩き初めとなりました。
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