記録ID: 1043703
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東海
【三遠南信】下粟代の花祭り 御殿山(みどのやま) 寺甫へ
2017年01月07日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 504m
- 下り
- 585m
コースタイム
地図は計画書の予定コースです。終わった後、バスもないし、本郷まで山越えの予定でしたが冷たい雨だったので人に乗せてもらって帰って着ちゃったので歩いてません。そのうち行くので残しておきます。
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
地下足袋+脚絆
焚き火セット
ノコギリ
弁当
水筒
軍手
ラテルネ
地図磁石
防寒具
雨具
|
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共同装備 |
ツエルト
6mm×10m
|
感想
花祭りに初めて行って来ました。まる24時間かけて延々行う神事と舞、鎌倉時代から奥三河山間集落に続く民俗芸能です。若い舞手の洗練された動きにシビれました。子供の頃から風土に根ざした舞を受け継ぎ身体に引き継ぐ。細かく決められている一つ一つの手足の動きの本当の意味は一生かけてもわからないかもしれない。一生舞を舞いながら生涯の時間を超えた時間を伝えて行く。長い長い舞は、観客のためではなく、神のためにひたすら踊られているのだとわかりました。神、人には絶対に敵わない存在を意識することが、祈りだと思います。
こんな素晴らしいものみると、山も川も違う意味で目に見えて来ます。ここには百名山はありませんが素晴らしい山ばかり。舞の合間にお隣さんに聞いてみれば見にきている人々も結構な民俗好きばかり。
車で行くのが一番楽でしょうが、私は電車とバスで行きました。帰りは山越えして歩いて戻る予定でしたが、冷たい雨が降り始めたのであっさり親切な人の車に乗せてもらいまいました。はるばる九州から見に来た人でした。
車って便利だけど、これは歩いて帰れば味わいはさらに深まるだろうな。もはや山を歩くことでしか1000年前の人の心境には近づけない。
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コメント
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南信州の霜月祭りや坂部の冬祭りに似ていますね。
年末から年明けにかけて続く山間の伝統芸能、
人々の心身に受け継がれて来ていますね。
天竜川流域にはこうした祭りが多いのはどうしてでしょうか。
花祭りという名前も気になります。
(頭の中には南米のフォークロア「花祭り」の音楽が回って来ています〜🎶)
ライラライラら〜ですね。
三遠南信でも天竜川水系に限られますね。隣の豊川水系は、花祭りではなく田楽です。多分このあたりは源平合戦など政変で逃げ込んだ落ち武者が「あ、なんだ、山の中の方が都よりも暮らしやすいぞ」と住み着いたのでしょうね。天竜水系の花祭りの起源は鎌倉末期からとされています。
元は冬至のお祭りで、地面の下の精霊を呼び出す祭りが核のようです。クリスマスの原型と同じと思われます。
儀式には修験道起源の手順が多く、中世通じて修験道者から伝授されたのではないかと思われます。これだけの山間地ですからね。
花祭りの語源は10程説があって、確かなことはわかりません。
そんなにすごいの!、今度、私もみたいな!
yoneちゃん、いいもの見れて、よかったね!
近所なんだから絶対行った方がいいよ!
写真い蓮謂れのある特別な場所なんでしょうか?
集落から小沢沿いに5分ほど登り、段差1mほどの小滝があるところです。小滝があるから選ばれた場所だと思いますが、特に祠などは設けていませんでしたね。
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