【海幸三昧番外編】伊豆山稜線歩道(旧天城峠〜猫越岳〜仁科峠〜船原峠)【丁39.8】
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- GPS
- 06:16
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 1,417m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:大曲茶屋〜修善寺駅 810円 |
写真
感想
【契機・計画】
海幸「三昧」と言うからには三回はやっておこうということで、今回は伊豆を訪れる。修善寺駅のみで販売されている武士(たけし)のあじ寿司弁当が非常に美味なので、それを食することが主目的となる。
下山予定地が土日祝バス運休だったため、平日に休暇をとってのトライ。
【山行概要・エピソード・アクシデント】
修善寺駅に降り立ち、まず駅弁の調達を、と思っていたのだが、店が開いていない。来るのが早過ぎたか。バスの時刻も迫ってきていたため、あじ寿司は断念。
そして、バスに乗り込んだのだが、修善寺温泉に着かないなあと思っているうちに運賃が修善寺温泉までの金額を越え、乗った便を間違えたことを悟る。これは現地で間違えたという話ではなく、家で計画しながら乗ろうと思っていた便がそもそも間違っていたということだ。今まで修善寺温泉へは駅から歩いて行っていたのでバスに不慣れだったということはあるが、駅の西側にある修善寺温泉に対して乗ったバスは南の天城方面に行ったわけだから、それが結びついていなかったというのは非常に頭の悪いことだ。
バスを降りて修善寺温泉方面に向かったとしても所期の山行を果たし得ない不十分な、不満の残る結果となることは確実だ。しかし、転んだらそのままというわけにはいかない。ここで計画を練りながら何本も線を引いていたことが効いてくる。ちょうど旧天城峠から伊豆山稜線歩道を北上するという線も引いていたので、予定を根底から変えて終着の道の駅まで行き、そこから山行を開始することとした。
滑沢渓谷を経て天城ゆうゆうの森から入山すると、すぐに清水と苔の美しさ、そして荒れた道を目の当たりにする。伊豆半島は紀伊半島と同様に多雨地域なのだろうと思ったのだが、調べてみると大して降水量が多いわけでもないらしい。となると、この道の荒れ具合は土質とあまり歩かれていないことによるものだろう。
あちこちに落石、土砂崩れの跡があるだけでなく、歩いている最中にも、パラパラと砂利が落ちる音がする。雨の直後に歩くのは避けた方が良さそうだ。
稜線に乗って暫くはなだらかな巻き道が続き、楽だなあと気を緩めたのも束の間、三蓋山からアップダウンが始まる。労力面では大変だが、頻繁に変わる植生、徐々に開けてくる展望と合わせて、山行を単調ならしめない効果は十分だ。
仁科峠からは周りの様相が一変する。何しろ空間が広い。展望が良い。そして、高原を分け入って進むことの快適さ。ピンチヒッター的な山行ではあったが、これで完全に報われたと言える。
【総括】
というわけで、帰りはバスにもちょうど良く間に合って山行を終えたわけだが、まかり間違えば、初っ端から破綻して途方に暮れる可能性もあったわけで、遠方への山行はより緻密に計画を練らねばならぬと反省した次第である。
もとより所期の山行を実行することあたわず、修善寺再訪は既定路線だったが、帰途に使用した路線が、電車が踏切で車と接触、安全確認、安全確認と3連続で遅れる事態に、後味の悪いまま終えてなるものかと、翌日早速修善寺を再訪することとした。
〜↓につづく〜
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