【韓国岳】2泊3日の九州遠征…そして失われた記録と記憶を取り戻しに…part.3

2017年03月03日(金) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:00
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:20

11:55 韓国岳登山口
12:35 五合目
13:00 13:20 韓国岳
13:40 五合目
14:15 韓国岳登山口

※コースタイムは概ねで刻んであります（3〜4分程度の誤差）。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

【3月3日】
往路：JAL　東京　8:10　→　鹿児島　10:05
【3月5日】
復路：JAL　鹿児島　12:55　→　東京　14:30

※現地移動は全てレンタカー（マーチ）です。

コース状況／危険箇所等

・前日に雪が降ったらしく、1合目から登山道に雪がありました。特に軽アイゼンを要するレベルではありません。
・翌日に登った開聞岳に比べたら、とても歩きやすいです。
・硫黄山周辺を通る時には、噴出するガスに注意しましょう。風の影響によりけりだと思いますが、4合目付近まで臭いは普通に感じられました。

その他周辺情報

・登山バッチは、有料駐車場の対面にあるお土産屋で購入しました。
・有料駐車場にトイレあり。

写真

10年ぶり位の飛行機搭乗です…ワクワク♪

うっすらですが白くなっていて、ちょっと不安を感じながらのスタートです。軽アイゼンとか持ってないし。

時間も時間なので、最短コースで。

観光地化されているような印象を受けます。

【韓国岳登山口】この右側から入山していきます。

所々に注意を促す看板が目立ちます。

【分岐点】硫黄山方面との分岐ですが、当然ながら行けません。

こんな感じでシューシューと唸っています。それ以上に硫黄臭がきつくてこの場に滞留できない。というか、こんな間近まで寄って大丈夫なんだろうか？

【1合目】既に足元に雪登場。

【二合目】

【三合目】

傾斜も然程ないので気持ち良い山歩き♪

結構、寒かったんだろう。この日程で良かったとつくづく思う。

【四合目】皆さん、お気付きですよね…韓国岳は丁寧に刻んでくれます。

白っぽいのが硫黄山。その奥にある可愛い形の山が甑岳というらしい。そして真中は湿原になっているとか。

【五合目】ここはちょっと開けていて休憩ポイントに最適です。

【六合目】皆さんも思ったでしょう…韓国岳だからハングル表記もされているのか？と。

【七合目】もういいよと思う人もそろそろ出てくるはず（笑）

【八合目】

【九合目】

【大浪池】あっち側からも登れます。駐車場が狭く、トイレ位しかありませんが。

【高千穂峰＆新燃岳】肉眼では凄く綺麗に見えました。新燃岳もまだ煙を上げていました。

山頂へのビクトリーロード。山頂標が見えますが、分かりますかね？

【韓国岳】10数年ぶりの再会。あの時はこんな山頂標ではなかった。

あの時は周辺真っ白で、こんな景色は見れなかった。

誰も居ません。こんな天気が良いのに…。

漢は背中で語る…。

だいぶ遊び倒したので足早に帰ります。

この売店で軽食も取れるしバッチも購入できます。

【妙見温泉おりはし旅館】今日のお宿。秘湯を守る会の宿です。

【竹の湯】結構熱いです。

【傷の湯】こっちは冷泉。交互に入ると気持ち良い。

【足湯】

【夕食】ひな祭りバージョンらしい。

【夕食】普通に美味い。

【夕食】1品1品、運んできてくれるので温かい。

【夕食】黒豚の赤ワイン煮。しっかり煮込んであるので口の中でとろけます。

【夕食】しいたけが肉厚で美味かった。

【夕食】これが一番気に入った。赤ナマコの何とか（笑）ちなみにナマコとか苦手なんですけどね。

【夕食】お米は棚田米。そして土鍋で軽くおこげがつく炊き加減で美味い！！

【夕食】リンゴの赤ワイン煮は美味かった。

【露天風呂】基本的に入浴中に誰とも一緒にならなかった。

【朝食】左手にある豆腐が半端なく美味かった。温かい豆乳汁に豆腐が入っているのだが、豆乳に絶妙な味付けがしてあって、朝から幸せになる。

【朝食】食後の珈琲。秋田の工芸品。

感想

sato-ciel

本格的に登山に取り組み始めて、初の九州遠征。2泊3日で初日は韓国岳、翌日は開聞岳というプラン（最終日は知覧観光をして早々と帰る）。
実は韓国岳は既に登ったことがあるのですが、その頃は登山者ではなく「観光客」というスタンス。スニーカーにGパン、手には折り畳み傘とペットボトルという所謂、山を舐めきった輩でした。そんな輩にはキツイお仕置きを…という事で、その時は登りから周囲は真っ白、下山には雨まで降り出すというオチに。
そんな記憶しかない韓国岳を改めて、登山者として登り直しました。当日は天気も良く、気持ちの良い登山ができたので、良い記憶にリセットできて良かったかと。

この日の宿泊は「妙見温泉おりはし旅館」でした。自分は秘湯を守る会のスタンプを集めているので、この宿を泊まる以外の選択肢は無かったです。宿は、昔ながらの味わいを残しながらリニューアルをしていて、本当に大事な物を大切にしているんだなと思いました。宿の方々も皆、温かく良い方で、何から何まで良い思い出になりました。