【花咲作戦】古里から祈りを捧げ、日の出を迎えて花咲く里へ【丁36.6】

2017年03月11日(土) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 21.9km
• 登り: 1,657m
• 下り: 1,746m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:42

距離 21.9km 登り 1,672m 下り 1,746m

7:05 古里駅
7:14 7:18 愛宕神社
7:26 古里駅
7:35 7:36 御岳山登山口
8:24 ケーブルカー駅分岐
8:29 8:37 大塚山
8:46 8:48 円塚山園地
8:51 8:57 富士峰園地・産安社
9:08 御嶽神社山門
9:13 9:23 御嶽神社・御岳山
9:26 長尾平分岐
9:30 9:33 長尾平展望台
9:36 長尾平分岐
9:39 9:41 御岳山浄水所・奥の院分岐
9:59 10:00 奥の院（赤い社）
10:02 奥の院(甲籠山)
10:10 10:11 鍋割山
10:19 鍋割山分岐
10:21 芥場峠
10:30 綾広の滝分岐
10:31 水場
10:46 長尾平分岐
10:48 10:49 御嶽神社山門
11:01 御嶽神社東の鳥居・分岐
11:08 11:09 東雲山荘
11:10 11:16 日の出山
11:34 高峰
11:42 萩平(妙ヶ窪ノ頭)
11:45 11:47 梅野木峠
11:55 二俣尾駅方面分岐
11:58 12:00 三室山(丸ドッケ)
12:09 12:10 琴平神社
12:28 下山
12:31 12:33 梅の公園
12:47 日向和田駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：古里駅
復路：日向和田駅

コース状況／危険箇所等

御岳山までは歩きやすい。
御嶽神社奥の院へは岩や木の根をよじ登っていく急登。
日の出山手前は階段が続き、地味に辛い。
日の出山から暫くは急な下りが続く。

写真

3/11 7:05

久し振りに降り立った古里駅

3/11 7:11

古里に来た時は愛宕神社に立ち寄るようにしている。

3/11 7:14

愛宕神社

3/11 7:26

古里駅前に戻る。信号は“赤”。

3/11 7:29

多摩川を渡って御岳山に向かう。

3/11 7:35

御岳山登山口

3/11 7:36

防猪柵

3/11 7:46

扉を開閉するのに手間取ったが、山中に入る。

3/11 8:06

飯盛杉

3/11 8:14

尾根に上がって、暖かい陽光を浴びつつ歩く。

3/11 8:25

木々の隙間から周りの山が見えるようになってきた。

3/11 8:28

大塚山休憩舎

3/11 8:29

その先に大塚山山頂

3/11 8:30

正面にあって近いから鍋割山かな。

3/11 8:30

とすると、こっちは鋸山・御前山方面か。

3/11 8:32

六ツ石山辺りかな。

3/11 8:34

地面が凍てついて、踏むとバリバリいう。

3/11 8:44

道中、大塚山よりも展望の良いところがある。こちらは鋸山方面で間違い無いはず。

3/11 8:46

円塚山園地展望休憩舎

3/11 8:47

御岳山は間近だ。

3/11 8:47

んー、特徴的な山容だが、七ツ石〜鷹ノ巣だろうか。

3/11 8:49

次いで、富士峰園地へ。

3/11 8:52

富士峰園地休憩舎

3/11 8:53

富士峰園地には巨木がたくさん。これは二本檜。

3/11 8:53

産安社

3/11 8:55

道理で、傍に安産杉があるわけだ。

3/11 8:56

子持杉

3/11 8:56

夫婦杉

3/11 9:01

いよいよ御岳山へ。

3/11 9:02

御嶽神社の門前町に入る。

3/11 9:07

街の中からして日の出山等展望が良い。

3/11 9:08

御嶽神社山門・鳥居

3/11 9:10

階段の参道

3/11 9:13

御嶽神社に詣で、平穏を祈る。

3/11 9:13

御嶽神社前の展望

3/11 9:17

あまり目立たない山頂標柱

3/11 9:18

奥宮遥拝所

3/11 9:18

多摩川北岸の本仁田山等も見える。

3/11 9:29

長尾平から鍋割山方面

3/11 9:29

反対側の日の出山

3/11 9:30

長尾平展望台

3/11 9:31

眼前に広がる大東京。薄っすらと海も見えるような気が。

3/11 9:32

日の出山

3/11 9:32

馬頭刈尾根

3/11 9:39

御岳山西側の鳥居（浄水所）から本仁田山・川乗山方面

3/11 9:47

奥の院への道はハードになる。

3/11 9:54

鎖のある岩場。乾いているので大丈夫。

3/11 9:59

奥の院

3/11 10:02

奥の院山頂

3/11 10:02

裏手には大岳山

3/11 10:03

岩の露出した急坂を下る。

3/11 10:10

鍋割山

3/11 10:15

笹のサラサラする音が耳に心地良い。

3/11 10:19

巻き道まで降りて、東側に取って返す。

3/11 10:20

鍋割山まで足を伸ばしたので、時間が心配になってきた。

3/11 10:21

芥場峠

3/11 10:23

花粉が大量に詰まっていそう。

3/11 10:31

綾広の滝上部の水場

3/11 10:38

道の脇に若干の残雪

3/11 10:39

写真を撮っている間にも細かい土砂がサラサラ流れ落ちてくる。

3/11 10:47

時間が下って地面が軽く緩んできた。

3/11 10:48

御嶽神社山門まで戻る。

3/11 10:48

山門脇から北方

3/11 10:49

時間が早いためか人は少ない。

3/11 10:53

再び静かな山中へ。

3/11 11:01

御岳山東側の鳥居（分岐）。この先からハイカーが増える。

3/11 11:02

日の出山取り付きの大岩

3/11 11:08

東雲山荘

3/11 11:09

山頂付近は工事中。

3/11 11:10

日の出山

3/11 11:11

山頂は御岳山よりも賑わっている。

3/11 11:11

御岳山、鍋割山方面

3/11 11:12

御岳山駅越しに本仁田山

3/11 11:12

岩茸石山

3/11 11:12

丹沢

3/11 11:13

大岳山

3/11 11:14

三室山越しに武蔵野台地

3/11 11:17

下山に移る。

3/11 11:27

昼時で皆動いていないのか、人と出会わなくなった。

3/11 11:34

高峰。この手前はやや急だった

3/11 11:42

高峰巻き道と合流した先に鉄塔（萩平）

3/11 11:45

鉄塔から続く舗装道路を下ると梅野木峠

3/11 11:46

梅野木峠から金比羅尾根

3/11 11:49

ここは展望が良さそうだ。

3/11 11:49

その見込みどおり。

3/11 11:55

三室山の取り付きは険しそう。

3/11 11:58

三室山

3/11 11:58

三室山から多摩方面

3/11 11:58

入間・狭山方面

3/11 12:03

三室山まで来れば、後は基本下り。

3/11 12:10

琴平神社

3/11 12:10

琴平神社前の展望

3/11 12:15

窪地状の道を抜け、

3/11 12:21

草葉が若干身をせり出してきている道を過ぎると、

3/11 12:28

間もなく下山する。

3/11 12:32

復活なった青梅梅林。まだ少ないとは言え、少しずつ開花が進んでいる。

3/11 12:40

黄金色の花が日の光を浴びて輝く。

3/11 12:42

多摩川を渡って日向和田駅へ。

3/11 12:44

日向和田駅前。信号は“青”。

3/11 12:45

駅周辺の梅は満開に近い。

3/11 12:48

日向和田駅到着。何とか14時46分までに家に帰れそうだ。

3/11 13:02

電車が来るまでの間、周囲を観梅して回る。

撮影機器：

XQ2 FUJIFILM

感想

narodniki

【契機・計画】
先日、東京都青梅市の吉野梅郷復活の報に接する。ウイルス感染が広まったことにより市内にあったほとんどが伐採されて姿を消していた梅の木々が青梅に戻ってきたのだ。3年ぶりに梅まつりが催されるという。
梅を取り戻した青梅の様を東北各地の復興の将来に重ね、いずれの地においても花は咲くと信じて、この復活なった青梅の梅の園まで歩くこととする。

【震災6周年に寄せて】
御嶽神社において、自然災害相次ぐ日本の来し方行く末に思いをいたし、一天四海穏やかなれと切に祈る。

政府主催の追悼式典においては、安倍総理の式辞にちょっと足りないかなと思われたことが、秋篠宮殿下によってしっかりと補われていた。すなわち、「誰もが取り残されることなく、平穏な暮らしを取り戻すこと」、これである。

日本全国の生産設備が壊滅的な損害を受けた第二次世界大戦後、国民総生産が戦前の水準を回復するまでに6〜8年かかった。東日本大震災では、土地のかさ上げや防潮堤再建による浸水対策、除染をしなければ復興のスタート地点にも立てない地域がある。また、国民全員が必ずしも同じ体験を共有しているわけではなく、そして、朝鮮特需も無い。むしろ五輪特需が復興を阻害している面もある。
こうした厳しい状況下ではあるが、「70年は草も木も生えない」と言われた広島、長崎、ウイルスにやられた吉野梅郷にも緑、花は蘇った。
同様に、一人一人が花は咲くと信じて、土壌を改良し、種を播き、肥料を加えてと、できることを精一杯やっていくしかない。

〜おしまい〜