プチラッセルの蓼科山 −尻セードはしないでね!−
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 801m
- 下り
- 802m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:00
天候 | 晴れのち曇り一時小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二日続きの降雪は、ふっかふかの新雪でラッセル状態。 明日なら雪も締まってきて、ステップも出来ているからだいぶ楽になると思います。 私の後の人が、尻セードしていないなら・・・ |
写真
装備
個人装備 |
12本爪アイゼン。
|
---|
感想
日記よりコピペします。
****
この時期には珍しく、2日続けて里にも雪が積もった。
今日は快晴予報、山はバージンスノーだ!と蓼科山へ。
ラッセルになったら私に登頂は無理だと思うので、先行者を求め遅めの登山口8時10分。
ほぼ同時刻に着いて一斉に支度しているという感じの人達。とはいえ、このお天気としては思いがけないほど少ない6人。
3人目の足跡をつけながら出発。
最初からラッセル気分。もう、第1急登でヘロヘロ。これじゃ幸徳平さえ行けないかもなんて思う。
それでも静寂の森を歩くのは心地よく、第2急登へ。
この辺から、アイゼンに団子が付き始める。
急登の新雪は、踏んでも踏んでも崩れて行く。
靴の雪をつつき蹴飛ばし、新雪でもがいていると、後の人たちが見えてきた。
先に行ってもらいたくてゆっくり進み、その人達とは前後しながら山頂まで行った。
前を行く二人のアイゼンの裏側に、ほとんど雪が付いていない・・・
シマッタ! 今日の私のアイゼン大失敗。 昔の12本爪が、今のより少し軽いのでこの頃昔のを使っていたのだが、これには団子が付きやすかった。
1月2月なら良くても、今の季節には失敗だーー;
ただでさえ、プチラッセルに体力消耗しているのにこれじゃ登頂は無理かなー とにかく幸徳平までは行こうと頑張る。
やっとのことで幸徳平に着けば、あと300mだもの上に行きたい^^;
いつもは時計ばかり見る第3急登だが、アイゼンの雪ばかり気にして急登の苦しさ忘れるという怪我の功名があった。
それにしても、森林限界過ぎたら楽になるはずが、ますます雪は深い。
ラッセルしながらトラバースという感じは、怖いようだった。
前後に人がいなかったら、お天気も思わしくないし降りてしまったかも・・・
ともかく登頂してお参りし、サッサと下った。
途中でお昼にしていたら、次々と横を通る人に声かけられ、誰もがお昼はまだだと。
今日の山は、早く下りたい気分にさせるのかも・
この後、雪もチラついたり快晴マークにしては恵まれないお天気だった。
しかし、この時期のこれほどの雪。ふっかふかのバージンスノーだった。
これだけ深いと、下りは雪を蹴散らして降りられるから楽しい、アイゼンの団子がなければ・・・
苦しい山だったが、この状態でも歩けたという自信をくれた。
そうそう、こんな思いして作ったステップです。
皆さん、登山道で尻セードしてステップを崩さないで下さいね。
明日の人に残してあげたい。
私も、前の人に残してもらいたい・・・
最近よく、登山路を尻セードで下った跡を見受けられます、
これが凍りついた跡は、12本アイゼンでも四苦八苦することがありますので、是非やめていただきたいですね!!
当人たちは喜んで滑っていると思いますので登りトレースの無い深雪でやってください、、ボズスレーコースはいらないですよね!
emimaruさん、ご苦労様でした、
美しい蓼科山の写真ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
尻セードが出来る位の急登が「アイスバーン」になった時の辛さったら、ありませんね。
以前、救助に上がるという人が、「あれは犯罪だ! 尻セードの道になると救助活動が増える」と、言っていました。
尻セードがどれほどの迷惑をかけるか知らずにやっている人も多いと思うのですが、禁止の看板を出して啓蒙してほしいものです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する