渋沢丘陵&弘法山
- GPS
- 05:20
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 559m
- 下り
- 690m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:鶴巻温泉駅 |
感想
いつもは朝4時には起きて、慌ただしく山に出かけて行くのだが、今日は8時過ぎに起きて、ゆっくりと家を出た。たまには、こんな山行もいいと思う。
今日は山登りというよりは、丘歩きという感じのコースなので散歩気分だ。
渋沢駅を下りて南を望むと、森が見える。そこが渋沢丘陵と呼ばれている里山だ。
駅から南へ進むと、「頭高山」と書かれた道標が目に入る。地図を見ると、渋沢丘陵の西にある山らしい。気になるので、寄ってみることにする。
住宅街を抜け、山道に入るまで、こまめに道標がある。登山道は、とても幅が広く地元の人がよく歩いているようだ。途中、小学生の集団や家族連れに会う。
とても明るい広葉樹の森を進んでいくと、筒鳥の声がする。「ポッポッ」と筒から出ているような声を聞くと、いつも楽しい気分になる。
山頂までは、一汗かく暇もなく到着。森の中の丘といった風情の山頂で、気持ちがよい。
ここから、渋沢丘陵へと向かう。一度、車道に出て、東に進んでいくと、丹沢の山々の眺めがよい。雲一つない天気で、塔ノ岳から三ノ塔、二ノ塔、そして大山と立派な山容が確認できた。
渋沢丘陵は、ほとんどが道路で山道ではない。しかし、道の脇には畑が作られていて、先には牛舎もあり、それらを眺めながら歩くのは楽しい。久しぶりに牛を見た。
更に進むと、震生湖に到着する。名前の通り、関東大震災でできた湖らしい。
震生湖では、多くの釣り客や、森の写生をする方たちが、静かな時間を過ごしていた。
ここから、秦野駅に向かって下りる。丘から下るときの、秦野の町の眺めが良い。
これから行く予定の権現山(243m)、弘法山(235m)も確認するが、とても低い。こちらも山というよりは丘といった感じだ。大山につながる尾根の途中にある、浅間山(679m)や高取山(556m)と比べても半分以下の高度しかないのだから、仕方がない。
秦野駅から川沿いに進んで、川を渡ると、すぐ先に「弘法山公園入口」との道標がある。
ここを進むと、すぐに権現山に到着する。権現山には、城のような形の展望台があり、ここから富士や秦野の町がよく見える。山頂は広い公園のようになっていて、多くのハイカーで溢れていた。
ここから、弘法山までも一瞬で着いてしまう。山頂は広く、弘法大師が修行した場所とのことで、お堂もある。こちらも多くの人で賑わっている。
ここから吾妻山方面に進む山道は、涼しい風が吹いて、とても快適だった。木々の間に住宅がちらちらと見える中を進んでいく感じは、鎌倉の天園ハイキングコースを歩いているときと似ている。
最後は、鶴巻温泉方面に下りて、里山歩きにしては、贅沢すぎるかと思ったが、弘法の里湯(土日1,000円)に立ち寄ることに。奮発してみたものの、浴場は大変な混雑で落ち着かず、早々に引き上げた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する