青森労山創立20周年県境縦走 尾太岳〜釣瓶落峠〜尻高山〜陣岳
- GPS
- 53:25
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,952m
- 下り
- 1,950m
コースタイム
(3月20日)天場06:20→936m 7:10→670m10:00→釣瓶落峠11:00→尻高山13:30→962m15:00→県境分岐940m15:50→913m手前鞍部17:00(泊)
(3月21日)天場06:35→913m6:46→陣場岳8:20-8:35→陣岳10106-10:23→850mll:53 -12:10→採石場13:30→尾太鉱山13:55
アクセス |
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写真
感想
(3月19日)
快晴の天気に意を強くして尾太鉱山から薬師森(995m)の登りにかかる。トップ田中の力強いステップに引かれながら。995mから岩木山、白神連峰、八甲田と四方の山々を眺めながら昼食。天気が何よりのごちそうだ。下りにかかり早くも成田、ウチモモに痛み現れる。周囲の景色を眺め、気持ちを足から外すダマシダマシの歩行。トップは、田中、箕輪が交互にガンバッテくれる。ラッセルは、ヒザ下。尾太岳からの眺めも又格別。県境まではアップダウンがあり、東側には雪庇が大きく出ている。県境からいくらかでも進んでおきたいので、疲れていたが先へ進んでもらう。県境ピークから東へ下り840mの半円部をテント場とする。明るくもっと歩きたいが疲れた。
(3月20日)
夜半、風が雪を運んで来るのが判る。遠くの方からゴォーという音が次第次第に近づくとテントに雪が音をたてる。天気のことを思うと不安にかられる。いつものことだが眠れぬ一夜を過ごす。朝の新雪はホンノlcmくらい。天気は吹雪いたり時に陽も出たり。地図上でガケの印のある釣瓶落峠の手前は、ヤセ尾根の下りと登りがあり、思ったより時間がかかる。713mピークから下に、県境を越える道路が雪に埋もれて見える。冬期全く使用不可能な道だ。秋田県側の荒々しい地形は、山水画を見るようだ。予想より2時間程の所要時間で峠を越えた。尻高山で明日の計画を縮小して940m県境分岐から陣場岳、陣岳経由で尾太高山へ下山を決める。テント場は913mピーク手前の平坦地へ。
(3月21日)
夜半は風もなく静かだった。自分は疲れで眠ってしまっていたので判らなかったかもしれないのだが。朝には15cmの新雪あり、今日も又ラッセルの連続。ヒザを越える。陣場岳への登りは、ゆったりして、スキーには最適だねと話し合う。今日は、下山で気分もリラックス。陣場岳、陣岳と山頂で写真を撮る余裕も出る。陣岳の下りで向かいに尾太岳、薬師森が山水画のように荒々しい姿を見せている。850mからは北面の尾根を下ったが、新しい採石場にぶつかる。ガケになっているので危ない。南西尾根が良かったかも。いずれにしても急である。縦走が、途中でルート変更になったが、陣場岳、陣岳と二峰に登頂できたのがせめてもの救いとなった。車に池端氏尾太岳登山のメモあり。田中、箕輪のラッセルの頑張りに助けられました。田中の読図とルートファインディングは的確で凄いと思った。
(総距離23キロ、県境踏査距離10キロ)
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