無意根山(1464m) 薄別コース
- GPS
- 07:41
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,121m
コースタイム
登り:4時間1分
下り:3時間23分
総行動時間:7時間37分
天候 | 小雨〜曇り〜晴れ〜曇り〜雨 (気温:林道入口15度(6:50)〜登山道入口15度(8:05)〜山頂15度(11:00)〜無意根尻小屋10度(12:50)〜登山道入口12度(13:20)〜林道入口12度(14:30)) 風速1〜3m/s 当時の一番近いアメダスポイント(小金湯) http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_a1.php?prec_no=14&prec_ch=%90%CE%8E%EB%92n%95%FB&block_no=0034&block_ch=%8F%AC%8B%E0%93%92&year=2011&month=05&day=28&view=p1 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
JR札幌駅からじょうてつバス定山渓行きで1時間30分、定山渓車庫前下車、タクシーで10分 ◆駐車場 林道入口ゲート前には5台程度の駐車が可能です ※林道は2010年8月23日に迂回路工事終了に伴い開通となっていますが、常時ゲートは開いておりません(通行許可のある車両のみ通れる感じになっているようです) http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/kisei/191010muine.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山道までの状況 国道230号線・定山渓温泉東3から4.3km 中山峠方向右手に看板あり 林道の状況については 石狩森林管理署(050-3160-5710)にお問い合わせください ◆登山道の状況 無意根尻小屋からテラスに上がる急登部分はかなりの斜度のため注意が必要(積雪時はアイゼン、ピッケルなどの装備があったほうが良い・また、融雪期は雪崩に注意が必要) ◆登山ポストの有無 宝来小屋にあり ◆温泉・飲食店 コンビニは定山渓温泉街にあり 温泉は定山渓温泉街・小金湯温泉などたくさんあり ◆水場 無意根尻小屋に沢の水をひいた水道あり 林道入口付近にはなし ◆登山前のトイレ 林道入口にはなし(定山渓温泉街にあるコンビニなどを利用) 無意根尻小屋外にトイレあり ◆野営場 定山渓自然の村 http://www.katsudokyokai.or.jp/sisetu/jouzankei/ ◆当日の服装 ・ベースレイヤー:半袖シャツ ・ミッドレイヤー:ロングTシャツ ・アウターレイヤー:なし ・パンツ:若干厚めのストレッチパンツ(TNF:APEXコンパーチブルPANT) ・レインウェア:薄手のウインドブレーカー |
ファイル |
(更新時刻:2011/05/28 23:22)
(更新時刻:2011/06/03 21:10)
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写真
感想
4月から週末となると雨予報。前日まで予定が確定しなかったが、天気予報では夕方くらいまで持ちそうだとのことだったので決行となりました。
今回計画した「薄別コース」は2007年10月より落石のため林道が閉鎖されており、2010年8月に通行止め解除となっているが、その後もゲートは常時施錠されています。(2011年に入り、ゲートの鍵が再三壊されているとのことです)
ゲートが解放されていないことから、宝来小屋の登山道入口まで約3.5km(約1時間)ほど林道を歩くことになります。
さて、林道歩きは覚悟の上で景色や鳥の鳴き声を楽しみながらの散策です。
例年だとエゾハルセミが鳴き始める時期だが、その気配は全くありません。ウグイスの「ホーホケキョ」とまだ鳴き慣れていない「ピーピピピピピピ」という鳴き声が混ざり合ってました(w
ゲートからほどなく宝来沼が見えてきます。
スタート直後は風もなく水面は鏡のようになっており森の景色をそのまま反射してとても綺麗でした。
このあたりから、林道わきにはニリンソウ、スミレの仲間などが咲いており彩りを加えてました。(水芭蕉は咲き終わりといった感じです)
落石の影響で通行止めとなっている林道の様子を確認しながら進んでいきましたが、宝来小屋手前500m区間に若干落石がある程度でした。(専門家が見ると危険なのかも知れません)
※ここまでは全く体力を使わないと思います
宝来小屋で入山届に記入し、いよいよ無意根にアタックです。
間もなく残雪が多くなり土の出ている登山道はあまり見えなくなってきました。
登山道をロストしないよう目印を確認しながら登ります。
ほどなく視界が開ける「大蛇ヶ原湿原」に到着。
野球ができそうなほどの広さがあり、雪解けした緑が多い時期に再度訪れたいなと思わされました。
ここを抜けると無意根尻小屋まではちょっとの距離。
非常に大切に使われている小屋で管理している北大山スキー部の方々に感謝です。
少しのトイレ休憩のあと、本日の大所であるテラスへの急登アタックです。
アイゼンを付け気合を入れようと思い前方を見ると先行の1パーティ6名ほどが7割登っている状況で、ありがたいトレースを踏ませてもらうことに。
テラスに上がる直前に追いつき話しかけると北大のワンゲル部メンバーだという。
ワンゲル部の皆さんありがとう!!
この雪渓も2週間もしないうちに全層落ちてしまいそうな感じがしました。
テラスから肩口、山頂に向けてはややなだらかな斜面が続き、札幌岳や狭薄山などの景色を楽しみながら登ります。
肩口から山頂までは生い茂ったハイマツをかき分けながら進みます。
意外に長いハイマツ帯を抜けると無意根の山頂です!
曇りと薄いガスのため残念ながら後方羊蹄山は見えませんでしたが、北西方向には残雪を被った余市岳が望め景色もまずまず。
山頂記念撮影し、小腹をおにぎりで満たして下山開始です。
隊長はザックから「ジャンジャジャーーン」と言いながら尻滑り用のレジャーシートを出し満面の笑み。
肩口まではハイマツ帯を避け雪渓上を進みます。
肩口からテラスまでは絶好の尻滑りポイントだ。
隊長は先ほどのレジャーシートで一気に高度を下げていきました〜
テラスに着くころに雨が落ち始め下りはレインウェアを覚悟です。
テラスからの急登部分を無事に降り、無意根尻小屋に丁度12時に到着!昼はジンギスカンを頂く。
小屋を出る時、入れ違いに北大山スキー部の小屋番3名が上がってきた。
番をしてくれる人が居るので綺麗に保たれているのだなぁと感謝しながら帰路に着いたのでした。
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