戸倉駅〜冠着山〜冠着駅 猫駅長さんはおねむ！

2017年05月30日(火) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,004m
• 下り: 703m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:35

8:00 戸倉駅
8:20 登山口
9:45 第一展望台
9:50 第二展望台
10:05 第三展望台
10:55 11:00 第四展望台
11:20 11:55 冠着山
12:15 12:20 鳥居平
13:35 冠着駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

信濃鉄道　長野駅発7：38→戸倉駅着7：58　410円
篠ノ井線　冠着駅発14：03→長野駅着14：43　500円

コース状況／危険箇所等

・戸倉駅〜佐良志奈神社
温泉街を抜け、千曲川を渡る平坦な車道歩き
神社左脇にトイレがあります
・登山口〜冠着山
八王子社迄は舗装された林道
通過後しばらくは未舗装の林道を緩やかに歩きます
所要時間のかかれた登山口の標識からは
やにわに急坂の尾根歩きが断続的に連続
熊注意の看板あり、猪の大家族に出くわしました
踏み跡の微かな箇所もありますが
テ―プ、道しるべが多数あり、心配なく歩けるでしょう
送電鉄塔付近は藪が茂り、ちょっとわかりにくいです
鉄塔を左に見て藪に入ります（樹林帯に入ると籔はなし）
平坦な尾根を抜け、右からの登山道と合流すると明瞭な踏み跡になり
山頂まで標識も完備しています
・冠着山〜冠着駅
鳥居平まで整備された登山道を下ると
冠着駅まで舗装された緩やかに下る車道歩き
車は一台も通りませんでした

写真

5/30 7:59

戸倉駅前
温泉街を抜け、左奥に見えている尾根を歩きます。暑くなりそうだし、大丈夫かな？(^^ゞ

5/30 8:01

国道18号線交差点向かいに藁葺屋根の家

5/30 8:09

こんな案内板ありました。いにしえを偲びながら温泉街をそぞろ歩きも良いですね（もちろん温泉泊まりで）♪

5/30 8:09

戸倉町役場
現在は千曲市なのがちょっと寂しいです

5/30 8:11

ウノハナ
散り始めてました

5/30 8:11

大正橋
信号の右に冠着山が見えています

5/30 8:12

千曲川
「みすずかる千曲の川のさざれ石も君し踏みてば玉と拾わむ」万葉集のこの歌はこの辺りで詠まれたのでしょうか？若い時は恋唄、そして今は大切な人への思慕へと変化を遂げつつ、日々思い出される歌。

5/30 8:12

岩井堂山（自在山）
今日も整った美しい形！

5/30 8:13

左奥に八頭山

5/30 8:15

登山口に近づきました。手前の三角形の山頂が八王子社のある峰でしょう。

5/30 8:16

鳥居の左が登山口
幾度も車で通過していながら見逃していました。

5/30 8:17

佐良志奈神社
更科と同じ音ですね(*_*;由緒のある神社だと思います。

5/30 8:18

登山口横に立派なトイレがあり、有難いです。

5/30 8:22

オダマキ

5/30 8:22

ピンクも

5/30 8:25

？

5/30 8:26

こんな標識があり

5/30 8:28

戸倉市街を展望する広場を通過

5/30 8:29

八王子神社にお参り

5/30 8:30

無事冠着駅に着けるように安全祈願

5/30 8:31

戸倉市街と際立つ形の岩井堂山

5/30 8:32

標識あり
熊注意の看板もあって、一瞬フリーズ(*_*;

5/30 8:38

林道のようなゆったりと幅広い道

5/30 8:42

また熊注意の看板
仙北市の事件を思い出し、不安になります

5/30 8:42

そして小さな祠

5/30 8:42

道が三方に分かれているように見えます。真ん中に標識があり、急な登りの尾根道になる模様(/_;)

5/30 8:43

所要時間の表示もあります

5/30 8:48

ピンクのリボン多数あり、踏み跡の微かな場所もリボンが頼りになりました(^.^)

5/30 8:51

赤いプレートも道しるべ

5/30 9:04

ロープの付いた急坂
三水城山の「狐落とし」を思い出します

5/30 9:12

写真では、わかりにくいですが、本日一番の急坂かも！

5/30 9:21

人に愛でられることもなくひっそりと咲く花は、それだけにいとおしく、命の輝きにはっとさせられます。命を生き切る大切さを教えられるようです。

5/30 9:22

暫く立ち尽くし、人間も含めた自然界のあらゆる命について思いを巡らせていました。

5/30 9:37

標高960mピーク
ちょっとした平坦地で白樺が群生。なんだか山城の跡の雰囲気。この直後、猪さんたちの大家族が目の前を大爆走、熊かとドッキリ(^^ゞ

5/30 9:47

第一展望台？
岩鼻方面と千曲川

5/30 9:47

五里ヶ峰

5/30 9:51

？
良く見る大好きな色の花なのに、毎年名前を忘れてしまいます(/_;)

5/30 9:53

奥に鏡台山、手前に五里ヶ峰、足元に戸倉市街。こうして眺めるのは初めてのせいか、感動を覚えます

5/30 9:54

過ぎて来た960m峰

5/30 9:56

ここにも、人知れず燦然と輝く花々

5/30 10:01

空掘の跡
信州の里山は山城だらけ！

5/30 10:07

送電線と千曲市方面

5/30 10:07

展望台の標識あり

5/30 10:08

晴れた日の送電鉄塔を見るとついこんな写真を撮りたくなります。晴れは大歓迎なのですが、蒸し暑さに負けそう(;_;)

5/30 10:09

送電鉄塔付近は、藪が茂り、やや登山道不明瞭。この標識に従って登ると、両脇イバラだらけの藪が少し続きます。新品のウェアは止めておいた方が無難。樹林帯に入ると藪はなく、踏み跡も明瞭です。

5/30 10:11

振り返った鉄塔

5/30 10:18

石柱にもリボン

5/30 10:24

木の幹にもリボン

5/30 10:43

日蔭を作ってくれる自然林は最高に気持ちが良いですが、そろそろ里山も辛いシーズン

5/30 10:47

随分深山に入り込んだ感じがします。この先少し踏み跡が不明瞭になり、直進すると…

5/30 10:49

ひょっこり、良く踏まれた登山道に飛び出しました

5/30 10:49

あれは、なんと坊抱（ぼこだき）岩ではないですか！

5/30 10:50

つい岩の見物に寄り道したくなるけど、岩から山頂に行けるのやら？

5/30 10:55

やっぱり山頂へ向かいます

5/30 10:57

展望が開けた巻道

5/30 10:57

ここが第四展望台でした

5/30 11:03

歩いて来た尾根が遥か！良く歩いて来ました！

5/30 11:11

久露滝登山口からの道と合流

5/30 11:12

とっても面白い形の木。どうしてこうなったんでしょう？

5/30 11:20

蒸し暑さに耐えながら、ラストスパート！ようやく山頂(^^ゞ

5/30 11:21

四阿屋山方面？
別な角度から見ると山座同定がなかなか難しく、この辺りの山にもっと登りたくなります

5/30 11:21

大林山方面

5/30 11:22

目の下に高速道路
姨捨SAから真上に見える山頂。見上げるといつもあの山頂にまた立ちたいと思ってしまうのですが、そんな夢が登山の支えとなっているのかもしれません。

5/30 11:23

三等三角点

5/30 11:53

イチリンソウ？

5/30 11:54

そろそろお暇します

5/30 11:59

北アルプス絶景ポイントは、残念ながら霞んで殆ど見えず(T_T)

5/30 12:13

鳥居平駐車場

5/30 12:13

案内板
冠着山登山最短コース登山口。ここから往復すれば一時間かからないかも！

5/30 12:13

登山口標識

5/30 12:13

悪路ですが終点まで車で入れます

5/30 12:15

駐車場と冠着山方面
ここから冠着駅まで舗装道歩き

5/30 12:34

車道の上に崩壊地

5/30 12:42

三峰山方面

5/30 12:42

左奥に聖山

5/30 12:47

残念ながら北アルプスは見えません。冬場の空気の澄んだ晴れた日には大展望が得られるでしょうけれど、道路が閉鎖の可能性も…

5/30 12:48

林道分岐

5/30 12:48

高速道と善光寺平

5/30 13:04

振り返った冠着山方面

5/30 13:15

正面左寄りに四阿屋山

5/30 13:26

冠着山登山口分岐

5/30 13:28

ここでも沿道でオダマキ花盛り

5/30 13:28

ピンクも

5/30 13:29

白の縁取りが綺麗

5/30 13:30

駅がすぐそこに見え、無事登山終了しそうです

5/30 13:31

沿道の草に埋もれそうな、心なごむ石仏

5/30 13:34

可愛らしい駅舎

5/30 13:34

案内板

5/30 13:34

この駅名は、以前「麻績」だった「聖高原」駅と同様、難読漢字に入るのでは？

5/30 13:37

れれれっ(*_*;
僕は猫駅長のミーちゃんです。駅に捨てられていました。今では駅を利用する人のお見送り、お出迎えをする貫禄ある駅長になりました。

5/30 13:44

おすまししてみたけど(^.^)

5/30 13:50

僕は眠いんよ！外はうだる暑さだし…

5/30 13:57

最後に哀愁ある背中と尻尾を見せてくれました。思いがけず、猫駅長さんに会えて感激。またこの駅に来たくなります。さようなら(^^)/

5/30 14:02

電車が来ました
電車の登山も楽しい出会いがあって良いものですね！また電車に乗る登山を計画しようと思います♪

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

車を使わず、公共機関だけでの縦走は、信州では無理と思っていました。
昨年秋、電車を使って冠着山を縦走するajitamaさんの記録を見て、
とても興味を惹かれ、早速お気に入りに登録し、
このコースを歩く機会をいつにしようかと楽しみにしていました。

信濃鉄道「戸倉駅」を降りると目の前にはもう冠着山が見えています。
仰ぎ見る角度からしても、途中きつい登りが幾つかありそうな予感。
樹林帯の中は涼しいのですが、ちょっとしんどく、ゆっくり通過。
踏み跡は比較的はっきりしていて不安はありませんでした。

小ピークに着き、歩調を緩めた途端、束ねられた枯れ枝の下から
何者かの大群が一斉に四方八方に飛び出して行きました！
熊かと思い、一瞬心臓が止まるような思いをしましたが
なんと猪家族の昼寝の最中を自分が邪魔をしてしまったようです。
熊でなくて本当に良かったと胸をなでおろしました。

その辺りを過ぎると殆ど平坦な尾根歩きが続き
雑木林に針葉樹なども現れて来ると、里山の雰囲気が変わり
深山幽谷の気配に包まれる静寂がとても心地良く感じられます。
しかし、いきなり草地に覆われて踏み跡が分からなくなり
慌てると、すぐその先で右側からの登山道に合流し、一安心。

「ぼこだき岩」を左にちらりと見て、巻道を辿った後、
木段のしつらえられた短い急坂をちょっと頑張ると山頂です。
姨捨サービスエリアがすぐ足元に見え、喧噪も這い登って来ますが
今日は平日、天気が良くても、登山者には最後まで行き会わず
静かな山行を堪能しました。

山頂を後に僅かな時間で鳥居平に下ると、
以前より駐車場が整備され、新しい案内板が建てられていました。
この登山口からだと一時間足らずで往復出来ますから、
登る方が多いのだろうと思います（以前自分もここから登山）

駐車場を出ると舗装された車道が長く、樹林帯の内はまだ良いのですが
日蔭のない舗装道路はうだる暑さに、嫌気がさして来ました。
やっと「冠着駅」に着くと、なんと猫駅長さんにお出迎えを頂き
駅長ぶりがなんとも板に着いていて、すっかり感動！
辛かった暑さも吹き飛んでいました。

車を使わずに、のんびり駅から駅の山歩きも良いものですね。
うっかり者の自分は、時刻表などしっかり調べておかないと
大変な目にあいそうですが。

コメント

toranomakitaro

まだ冠着山には登ったことがないんですが、全く同じコースを予定していました。麓からの登山道は道がわかるか心配でしたが、とても参考になりました。暑くならない内に是非行って見たいと思います。猫駅長にも会いたいな。

kyom4

Re: 無題
Applekimuさま　コメント有難うございます

冠着山は、遠方より眺められますし、眺望も良い山なのですが
鳥居平まで車で行け、往復一位時間足らずで登れてしまう山です。
以前そのコースを登ったきりで、心残りでした。
駅から駅へと昨年秋に登っていらっしゃる方の記録を拝見し
面白そうでしたので、是非歩いてみたいと思っておりました。

まだ新緑の候かと思いましたが、非常にこの日は蒸し暑く、
そろそろ里山歩きも辛い時期になったと半分後悔しつつ、
急坂を喘ぎ喘ぎ登りました。

人にも車にも会わない、とても静かな山行でしたが、
樹林帯の中で猪の大軍団が目前を大暴走！びっくり仰天しました。
熊でなくて本当に良かったのですが(^^ゞ
念の為、熊鈴・携帯ラジオなどお持ちになった方が良いかと思います。
登りの樹林帯は日陰で涼しいのですが、
鳥居平から冠着駅に向かう車道歩きは暑かったです。
これからは、日差しの強い日の暑さ対策も必要かもしれません。

冠着駅の猫駅長さんには是非宜しく伝えて下さいね

かっちゃん

本名は大ちゃん♪
じつは、捨て猫じゃあなくって、近所のお寺の飼い猫が、住み着いてしまったそうな。(^.^)
オス猫には、よくある話。
うちの飼い猫も、別宅つくったらしく、３日に１度しか帰ってこない。(^-^;;

ペンギンだって、負けてなるものかぁ~ ヽ(*´▽)ノ♪♪♪
駅舎営業時間が、07:00--16:00 なので、おいらは、気が付けませなんだぁ。(^o^)

kyom4

Re: 本名は大ちゃん♪
そうだったんですか
実に堂々とした雄猫で、体重９�圓魃曚┐討い襪箸いο辰任靴�
ダイエットさせてあげたい
駅長のポストがよほど気に入ってしまったんですね
居心地良さそうでした

ペンギンも負けずに羽ばたきたいのはわかるけど
羽ばたくにはあまりにも羽が短すぎませんか
海に潜るなら話は別でしょうけど…
まあ、頑張って