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Yamareco

記録ID: 1156827
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳 山頂目前で撤退…

2017年06月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:13
距離
9.4km
登り
1,387m
下り
1,376m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:03
合計
6:13
距離 9.4km 登り 1,387m 下り 1,389m
6:43
51
スタート地点
7:34
183
10:37
10:39
100
12:19
12:20
36
12:56
ゴール地点
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢駐車場 1000円/日
コース状況/
危険箇所等
【登山口〜雪渓下部】
冬季ルートの右岸を進みましたが、だいぶ融雪も進み歩きにくいです。夏道の様子はわかりませんが、そろそろこのルートも終盤と思います。
【雪渓下部〜針ノ木峠分岐】
適度な斜度で雪渓が楽しめます。
【針ノ木峠分岐〜マヤクボ沢のコル】
ここからは斜度が急になります。雪をつなぐには向かって右側を進むといいと思います。
【マヤクボ沢のコル〜山頂】
融雪状況次第ですが、山頂直前に足を滑らせると黒部湖側に滑落しそうな箇所があります。危険個所は距離が短いですので、きちんと装備を整えれば通行可能と思います。針ノ木峠側の肩に向って雪渓を登りあげた方がより安全かもしれません。
登山届を出して、青空の稜線に向かってスタート。
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登山届を出して、青空の稜線に向かってスタート。
翌日の日曜日が慎太郎祭のため、準備していました。
翌日の日曜日が慎太郎祭のため、準備していました。
夏道ではなく右岸を進む冬季ルートを選択。写真中央の橋で右岸へ。
夏道ではなく右岸を進む冬季ルートを選択。写真中央の橋で右岸へ。
堤防は全て右岸側を越えて進みます。
堤防は全て右岸側を越えて進みます。
安定した雪渓下部に到着。この時は山頂目前に撤退するとは思ってもいませんでした。
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安定した雪渓下部に到着。この時は山頂目前に撤退するとは思ってもいませんでした。
GWに登った爺ヶ岳を背に雪渓を登ります。
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GWに登った爺ヶ岳を背に雪渓を登ります。
正面の盛り上がりの右がマヤクボ沢、左が針ノ木峠方面。我々はマヤクボ沢から登ります。
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正面の盛り上がりの右がマヤクボ沢、左が針ノ木峠方面。我々はマヤクボ沢から登ります。
正面はマヤクボ沢の途中にある露岩。雪がつながっているのは写真の右側のルートです。
正面はマヤクボ沢の途中にある露岩。雪がつながっているのは写真の右側のルートです。
マヤクボ沢から爺ヶ岳。
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マヤクボ沢から爺ヶ岳。
マヤクボ沢からは斜度が急になりなかなか進まない。
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マヤクボ沢からは斜度が急になりなかなか進まない。
お隣の蓮華岳。本当の山頂はまだ見えていません。
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お隣の蓮華岳。本当の山頂はまだ見えていません。
先ほどの露岩の場所に到着。鹿島槍も見えてきた。ここから急に風が強くなります。稜線上は風がさらに強そう。
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先ほどの露岩の場所に到着。鹿島槍も見えてきた。ここから急に風が強くなります。稜線上は風がさらに強そう。
マヤクボのコルに向うか、針ノ木峠側の肩に向うか悩み、マヤクボのコルから夏道の岩場を登ることを選択。
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マヤクボのコルに向うか、針ノ木峠側の肩に向うか悩み、マヤクボのコルから夏道の岩場を登ることを選択。
マヤクボのコルに到着。風は強いが山頂は晴れている。この後急速にガスに覆われますが…ここでアイゼンを外し岩場を登る。アイゼンを外したのが、撤退の最大の要因です…
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マヤクボのコルに到着。風は強いが山頂は晴れている。この後急速にガスに覆われますが…ここでアイゼンを外し岩場を登る。アイゼンを外したのが、撤退の最大の要因です…
針ノ木峠方面の雪渓。
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針ノ木峠方面の雪渓。
蓮華岳の山頂も見えてきた。
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蓮華岳の山頂も見えてきた。
山頂直前に足を滑らせると黒部湖側に滑落しそうな雪のトラバース箇所があります。アイゼンを付けピッケルで確保すれば距離も短いので通行可能だが、急速にガスに覆われ、風も強く、狭い場所でアイゼンを付けるのも面倒なので撤退を決める。
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山頂直前に足を滑らせると黒部湖側に滑落しそうな雪のトラバース箇所があります。アイゼンを付けピッケルで確保すれば距離も短いので通行可能だが、急速にガスに覆われ、風も強く、狭い場所でアイゼンを付けるのも面倒なので撤退を決める。
スバリ岳にも怪しい雲が。
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スバリ岳にも怪しい雲が。
マヤクボのコルまで下山。ここでアイゼンを再度付け、エネルギー補給をして下山開始。
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マヤクボのコルまで下山。ここでアイゼンを再度付け、エネルギー補給をして下山開始。
マヤクボのコル方面。視界が急速に悪くなってきました。
マヤクボのコル方面。視界が急速に悪くなってきました。
雪渓をサクサク下ります。
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雪渓をサクサク下ります。
この後登山口に着くとちょうど雨がパラパラと降ってきました。
この後登山口に着くとちょうど雨がパラパラと降ってきました。

感想

冬靴の試履き山行。
下りで足首前が擦れ両足共に皮が剥けてしまった。紐の結び方なのか取り外しできるベロの位置が悪いのか😂
雪の急登を頑張って登ったが😵⤵️山頂ちょい手前でのトラバースに恐怖を感じ撤退してもらった。
悔しかったけどちょっとでも滑ったらアウト((( ;゜Д゜)))
また来年天気の良い時に再チャレンジです!

先週行こうと計画していたが諸事情により行けなかった針ノ木岳へ行くことにする。

登山口をスタートすると残雪をまとった稜線に青空と絶好の登山日和。まさか山頂目前に撤退することになるとは思いもしなかった。
冬季ルートの右岸に渡り堤防を何度か越え雪渓に取り付く。天気も良く、振り返るとGWに登った爺ヶ岳が見える。傾斜も適度でゆっくりと雪渓をつめる。針ノ木峠とマヤクボ沢の分岐に到着。先行の2名は針ノ木峠方面へ、1名はマヤクボ沢へ向かっている。我々はマヤクボ沢へ。ここからは斜度が増し、しばらく登っては足が止まるを繰り返す。少し斜度が緩む場所に着くと風が強い。少し雲が出始めてきた。山頂がガスに覆われる前に登るために、マヤクボ沢のコルからアイゼンを外し夏道の岩場をいっきに登ることを選択した。これが大失敗。山頂目前に滑落すると黒部湖側に落ちてしまいそうな雪のトラバース箇所があり、風も強く山頂はガス、狭い場所でアイゼンを付けるのも面倒なため撤退を決断した。

ヤマレコにログをアップしてみると針ノ木岳になっている。地図を見てみると山頂までほんのわずか。天気がいい時にまた来よう。

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