明星ヶ岳、塔ノ峰

2011年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 05:01
• 距離: 11.2km
• 登り: 731m
• 下り: 1,100m

コースタイム

強羅駅10:20-明神ヶ岳登山口11:15-明神ヶ岳、明星ヶ岳分岐11:57-12:40明星ヶ岳山頂13:08-14:22塔ノ峰入り口14:30-塔ノ峰14:40-阿弥陀寺15:16-箱根ひめしゃらの湯15:35

天候

曇り時々小雨、のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

小田急線ロマンスカー:向ヶ丘遊園〜箱根湯本　特急券670円プラス電車賃
箱根登山鉄道:箱根湯本〜強羅　390円

コース状況／危険箇所等

・強羅から明神ヶ岳登山口を経て鞍部という分岐点までは最初は緩やかだけどずっと登ります。途中から岩が多く急坂になります。

・鞍部から明星ヶ岳までは尾根づたいにアップダウンを繰り返しながら進みます。途中草が茂っていて歩きづらい箇所あり。

・明星ヶ岳から塔ノ峰までは下りが多く、かつ急坂が多いです

・塔ノ峰から阿弥陀寺まではさらに急な下りが多く、滑りやすい箇所が多いです

写真

6/26 10:22

強羅を出発。やや雨がポツリポツリ。

6/26 10:24

道路が霧でもやってました

6/26 10:55

30分ぐらいで登山口へ

6/26 10:55

緩やかですがずっと登りの道が続きます

6/26 11:14

まだまだ先です

6/26 11:21

歩きやすい道

6/26 11:22

ちょっと下ったと思ったらすぐに急な階段

6/26 11:37

階段を登ってからは岩がゴロゴロ

6/26 11:52

カエルさんこんにちは。おとなしかった。

6/26 11:55

地図上で「鞍部」と書かれていた分岐点。明星ヶ岳方面へ進みます。

6/26 11:56

明神ヶ岳方面を臨む

6/26 12:02

霧、雲が眼下に。

6/26 12:09

時々草で覆われていて道が歩きにくい

6/26 12:28

いい景色

6/26 12:37

明星ヶ岳付近。何故か細い竹が敷き詰められていました。

6/26 12:40

明星ヶ岳山頂到着。ここでお昼ご飯。雨は降ってなかった。

6/26 13:26

下りが多くなりました。最初は割りと歩きやすかった。

6/26 13:52

塔ノ峰へのこの標識以降は急な下りで歩きづらい

6/26 14:09

この階段を下って一般道路に出ました。

6/26 14:41

塔ノ峰。

6/26 14:41

ここから阿弥陀寺へ。鬱蒼とした薄暗い急な下り坂が多くなる。

6/26 15:13

阿弥陀寺が近くなると竹林が。

6/26 15:16

阿弥陀寺

6/26 16:42

ひめしゃらの湯でお風呂に入った後の生ビールが最高だった。

6/26 17:17

箱根湯本に戻ってきました

撮影機器：

iPhone 4 Apple

感想

hiroumi

初の箱根。
どこにしようか悩んだ挙句、終着で温泉に入るということを考慮し、
箱根ベゴニア園/ひめしゃらの湯に寄る事を決めたので、明星ヶ岳に。
最初は箱根湯本から明星ヶ岳へ行こうとも考えていたのだけど、
後にそうしなくて良かったと思った(後述します)。

前日から天気が良くなくて、
箱根が雨だったらどうしようと思いながらも決行することに。
万が一雨が酷かったら山はやめて観光しようとか考えていたし。
しかし箱根湯本についてみると、少しポツポツと雨は落ちていたけど、
大丈夫なんじゃないかなという判断に。

箱根登山鉄道で強羅まで行き、そこからスタート。
霧がすごくて、時々雨が落ちてくる。

今回、我々が一番心配だったのは「ヒル」。
丹沢では多いけど、箱根と隣り合わせだからいるんじゃないだろうかと。
しかも雨が降っていたから地面は湿っているし。
とりあえず登山口の手前で、金曜日に購入した
「ヒル下がりのジョニー」を靴とズボンに散布。

登山口からは緩やかだけどずっと登る道を進む。
わりと歩きやすい道だったけど、途中でちょっと下った後、
急な階段の道が現れて、そこからは大きな岩もゴロゴロした道に。
結構登っているのに、なかなか上まで辿り着かないような気分。
出発から90分ぐらいでようやく明星ヶ岳と明神ヶ岳を結ぶ尾根づたいの道に出た。
広がる景色が素晴らしくて、晴れの日に見たいと思った。

アップダウンを繰り返しながら歩いている途中では、
草が生い茂って道が見えない状態の場所なども。
そして、トゲトゲした葉っぱの草もあって、ズボンに刺さって痛い!
晴れ間も出たりして気持ちのいい山行だった。

50分ぐらい歩いて明星ヶ岳の山頂へ。
神社みたいな朽ちた鳥居と賽銭箱のようなものがあるだけで、
特に何も無かった・・・。ここでお昼ご飯。雨は降らず。
その後は塔ノ峰へ向かって歩く。
それまで歩いてきたような緩やかな道がしばらく続き、
しかしだんだんと急で険しい道に変わっていった。
雨が降ったあとだから滑りやすい。

一度一般道に出たのだけど、とても「歩きやすい」道に感動w
そして塔ノ峰の入り口となる山道の手前で休憩していると、
側に止まっていた車の持ち主がどこからか出てきた。
ご年配のご夫婦で、家に飛んできたクワガタをクヌギのあるところへ
放しにきたとのこと。
どこを歩いてきたのかを聞かれたので、それまでの道のりと、
この後塔ノ峰へ行って下ると言うと、
「阿弥陀寺のところか・・・、あそこはねぇ・・」とやや渋い顔に。
きっとまた酷い道なんだろうというのは分かったw
ちなみにヒルはでるのかを聞いたところ、
こちら側では見たことがなく、乙女峠方面ではいるらしいとのこと。

ご夫婦と別れて再び山道へ。
10分ほど登ってすぐに塔ノ峰に到着。
阿弥陀寺方面を指す標識を見ると、鬱蒼と茂った薄暗い道。
なるほど、これかと思ったけど、この下りも急な坂路がほとんどで歩きづらい。
大きな岩があったりして滑りそうだったし、
さすがに長距離を下ってきたからそろそろ脚が疲れてきた(特にひざ)。
阿弥陀寺が近づくと竹林に変わり、落ちた笹の葉がまた滑る。

阿弥陀寺を通り、さらに下りの階段状の道を歩いている頃には
自分の足がそろそろ限界に来ていた。
そう思ったころに箱根ベゴニア園とひめしゃらの湯が出てきた。
最初のほうで、湯本から登るルートにしようかと考えていたと書いたけど、
多かった急な下りの道を歩いてきて、強羅から降りてくるような
コースにして良かったとしみじみ思った。

お風呂に浸かり、脚の疲れをとって休憩所で生ビール。
生き返った気分。
当初はここから箱根湯本までも歩く予定でいたが、
駅までの無料送迎バスを使うことに。
なのでここでゴール。

余談だけど、無料送迎バスの運ちゃんが、同行した仲間が乗ろうとしたときに
「靴の泥落とせよ」というようなことを言った。
もちろんこっちだって気を遣っているし、
何も普通の観光客だけじゃなくて、山登りの人もお湯に入りにくるでしょ?
いつもそういうことを言うのかね?かなり感じ悪くて印象悪だったな。

でも最終的には天気も良くなって、ヒルの心配もなかったし、
歩いたし、風呂入ったし、ビール飲んだしで満足でした。