飯豊連峰北端に聳える山 【朳差岳(えぶりさしだけ)】(200名山)


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,765m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所:特になし。【姫子ノ峰】〜【英三ノ峰】間で10匹ほどの猿の群れに遭遇。意外に攻撃的な群れで、通過の際はお気をつけて。山頂で話した先行者の方もやはりカラまれたとの事です。 登山ポスト:【奥胎内ヒュッテ】入口に有り 【奥胎内ヒュッテ〜足の松尾根登山口】まではバスの定期便があります。 (参考までに)↓ http://www.tainai.info/hutte/climb.html 風呂:【奥胎内ヒュッテ】で日帰り入浴できます。(ただし、温泉ではありません) 詳細は下記へ↓ http://top-of-100.at.webry.info/ |
写真
感想
【鹿児島】では梅雨が明けたが、関東ももうそろそろ明けるのでは?
そんな中北陸など日本海側は天気が良さそうなので行ってきました。
まずは【飯豊連峰 朳差岳】
『えぶりさし』という難しい読み方をする山だったので、300名山を意識した時にすぐに覚えた山名である。
全長18.6kmと長い行程で通常は1泊のコース。
今回はロングコースでしかも晴天でものすごく暑いこの時期に日帰りで決行した。
AM4:10 【奥胎内ヒュッテ】の駐車場に到着。車が沢山止まっていたので「人気の山なんだ?」っと思ったが、実は工事関係の車両だった。
本日はもう一つ登る予定だったので、4:00スタートの予定だったが、到着が遅くなってしまった。
AM4:50スタート。
5:50になるとヒュッテ前から登山口までバスが出るのだが、今回は歩いて向かう。
林道を歩いていると先行者の足跡があった。40分ほど歩くと登山口の【足の松尾根登山口】に到着。
登山道に入ってしばらくすると急登の登りが始まる。道は木の幹を登る。
ひたすら最初は急な登りが続いた。
最初のチェックポイント【姫子ノ峰】に到着。前方に経由地の【大石山】の三角峰が聳える。
しばらく歩いていると前方に動物の『糞』を発見。しかも沢山落ちていてまだ時間が経っていない物。「クマではなさそうだ・・・」
すると前方の木々が揺れていたので見ると猿がこちらに向かって来た。前方の道を見ると小猿がこちらを見ている。どうやら親子のようだ。先ほどの猿がやたらこちらを見て騒いでいたのでカメラを向けるとかなりご立腹。ついには「キー、キー」叫びだし襲い掛かってきた。しかも他にも数匹仲間が現われた。
こんな時は少し道を戻って猿の興奮を鎮めるため距離をおく事。
10分ほど猿と目を合わさずに風景を見ながらドリンク休憩を取る。そしてサングラスをして鈴を大きく鳴らしながら猿のテリトリーにゆっくりと突入。
やや声を出したがスムーズに通過させてもらった。
周辺が明るくなってきたので花々に気が付いてきた。
【大石山】の山頂(1562mピーク)に来ると景色は一気に広がって、【頼母木山】、【地神山】が東に聳え、北には【鉾立峰】。そして目指す【朳差岳】が。西には200名山【二王子岳】が聳えていた。久々に素晴らしい景色を堪能しながら歩を進める。稜線には『ハクサンチドリ』、『ヨツバシオガマ』が目を楽しませてくれた。『ニッコウキスゲ』はこれからが見頃です。
山頂からは360°の景色が広がり、残雪を纏う巨体な『飯豊連峰』を感じる事ができ
、アルプスとはまた違う山の魅力がそこにはあった。「いつか縦走でまた来てみたい」と思いつつ下山に入る。
今回すれ違った登山者は6組。単独者が多かった。
下山中にあまりの暑さで水分補給が多く、持ってきた水が途中で尽きてしまい、脱水症状になってしまい、予定していた午後の山行をキャンセルして、明日の為に体を休めました。
コメント
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いいな〜山頂からの展望・・・
天候によって山の景色は勿論、印象もかなり違ってきますね
飯豊は何れゆっくりと歩いてみたいです。
しかし14枚目は中々撮れない絵ですね
こんばんは
梅雨の最中、日本海側の天候は二日間保障されてたので、『晴れ』の日に行ってきました
しかし、これがかえって自分を苦しめる事にも・・・
>しかし14枚目は中々撮れない絵ですね
この時はどうしようか悩みましたね〜
相手はクマではないので撤退は考えませんでしたが、実際現場にいるときはかなりの緊張感がはしりました
距離をおいて、冷静になって風景をみながら思い出したのが、猿とは目を合わせてはならない事。そして『サングラス』は猿側が人間が何処を見てるか分からないので有効というのを思い出しました
ここの景色は本当に最高でした
飯豊の縦走はいつかやってみたいですね
zenith
zenithさん、こんにちは。
えぶり差、先を越されてしましましたね
bikihanakoも今年の夏にはここを登ろうと思っていました。色々と小屋があるので、それらに寄りつつ、お目当てのものを探して・・・
二王子と祝瓶も登られたんですね
bikihanako
bikihanakoさん、こんばんは
お返事遅くなりスミマセン
【朳差岳】お先でした
今年の夏に予定されているんですか?この時期で暑さが大敵でした
猿は注意して下さいね
バッジは【奥胎内ヒュッテ】のみ確認できました。
ヒュッテの方に【朳差岳】バッジの事を聞くと、【朳差岳】は関川村なので・・・、っとの事で作り辛いっとおっしゃってました(苦笑)
【祝瓶山】噂の【大石橋】はやはりいつでも『一本橋』みたいですね
zenith
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