エビ山(ノゾリキスゲ咲き乱れるカモシカ平へ)
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- GPS
- 05:41
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 882m
- 下り
- 870m
コースタイム
6:53 三壁山登山口
7:13 宮次郎清水
7:57 三壁山山頂
8:27 カモシカ平分岐
8:40 カモシカ平 9:01
9:19 カモシカ平分岐
9:24 高沢山山頂
9:55 エビ山山頂 10:05
10:31 鞍部(キャンプ場分岐)
10:57 弁天山山頂
11:10 富士見峠 11:20
12:25 駐車場
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
12:35 駐車場 - 14:50 自宅 駐車場はダム向こうの駐車場を利用 (駐車場所はあちこちにあります) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は全くないが、三壁山は粘土質のため滑りやすい。 また、笹原がおおくズボンから下がかなり濡れる。 ノゾリキスゲが咲くころまた登りたい。 私的評価 総合評価:★★★ 虫の多さ:★★(不快な虫はそれほどいない) 疲労度 :★★★★ 登山道 :★★★ 花 :★★★★★ |
写真
感想
カモシカ平のノゾリキスゲ(ニッコウキスゲ)が満開と思われる
野反湖に行くことにしました。
でも野反湖は自宅から2時間以上かかるので、浅間山とどちらがよいか
朝まで決めかねていましたが。。。
まずは三壁山です。(この山は電子国土の地図に乗っていません)駐車場から
キャンプ場の中を横切ったところが登山口となってます。初めから急登、
しかも湿っている粘土質でとても滑りやすいのです。時折見せてくれる野反湖
が救いです。私の好きな笹の草原が多い登山なのですが、背が腰以上あり道に
せり出ているため、ズボンがビチョビチョです。山頂は全くの眺望なしのため、
休憩せずカモシカ平に向かいます。
山頂からカモシカ平分岐まで、約30分。ここまでも笹草原がおおく、かなり
濡れました。分岐から少々歩くとカモシカ平が一望できる場所があり、左側が
ほとんどキスゲの黄色でそまっている場所があります。どんなところだろうと
ワクワクしながら20分ほど下ったところにカモシカ平の案内板がありました。
ここの案内では『ニッコウキスゲ』とあります。ウーン。。。
一応『ノゾリキスゲ』にしておいたほうがよい気が。。。
そんなことはともかく、ここはそれほどノゾリキスゲが多く見ることができま
せん。上から見た場所への道が見当たらないのです。案内板の正面にうっすら
道がありますが、藪漕ぎしなければなりません。ちょっとためらいましたが、
せっかくなので藪漕き開始です。うっすらと道があり進んでいくと一面の
ノゾリキスゲが迎えてくれます。もう360°ノゾリキスゲで圧巻です。
しかも他に登山者はなく貸しきり状態。
ノゾリキスゲの群落のちょうど中心部分はガレ場となっており、高山植物は
痛めず徘徊できます。でも残念ですがガスが出てきてしまいました。
今日は、まだ登山者は1人も会ってません。カモシカ平ってマイナーなんです
かね。前回の谷川岳と大違いです。野反湖に来てこれを見ないと本当もったい
ないですよ。
さて名残惜しいですが、エビ山に向けて出発です。
カモシカ平から少し登ると眺望のない高沢山です。初めての登山者と会い、
カモシカ平の藪漕ぎを伝授しました。ここからは多くの登山者とすれ違います。
みなエビ山からカモシカ平にアプローチするのですね。エビ山につくと20人
以上のグループが山頂にひしめいていて山頂標識を探してしまいました。エビ
山の山頂標識は手作り感のあるもので目立ちません。山頂はガスっており期待
していた眺望は全くありませんでした。
ここでキャンプ場にエスケープしようか迷いましたが、体調もよいので弁天山
経由の野反湖一周とします。エビ山の下り坂は、かなり急坂です。30分ほど
で鞍部にでて、そこから弁天山につづく登りとなります。大した登り坂では
ないのですが、へろへろ状態でなんとか弁天山に到着。野反湖と草津温泉側が
よく見えました。今日唯一の眺望だと思います。
弁天山から野反湖休憩舎のある富士見峠まではもうすぐです。多くの観光客を
とおくからも見ることができます。この富士見峠もノゾリキスゲがたくさん咲
いています。1週間前ぐらいがちょうど見ごろだったぐらいでしょうか。でも
あと2週間ぐらいは楽しめそうです。
本当は八間山経由で帰りたかったのですが、体力がもう残っていませんので
湖畔をあるいて帰ります。湖畔の路は、ウッドチップが敷いてありクッション
もよく平らなので気持ちよく歩けます。この路もノゾリキスゲが結構咲いてい
るんです。
最後に、今年登山予定の白砂山登山口を確認し駐車場に着きました。
今日はノゾリキスゲ三昧で満腹の登山となりました。
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