本社ケ丸(1630.8m)富士山との距離感が絶妙です

2011年02月26日(土) [日帰り]

• GPS: 03:13
• 距離: 5.1km
• 登り: 730m
• 下り: 730m

コースタイム

笹子変電所(9:21)→清八峠(10:43)→本社ケ丸(11:05)→登山口(12:34)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

積雪と凍結の状況によりアイゼンが必要

写真

登山届けを出そうと思ったら、用紙が一枚もなかった。コンビニのレシートに書いて挟んで来たが、帰りにかっこ悪いので持ち帰った。

アイゼンのよく効く凍り具合、気温も1℃と適温。平成22年植林の麓部分は展望もあるが、稜線まではあまり展望がない。

清八峠　左が本社ケ丸、右は三ツ峠山へ160分と書いてある。

稜線上は雪のない所もあるが、残っている雪はやはり凍っていた。展望は一気に開け富士山がよく見える。

本社ケ丸山頂　360°の展望。大菩薩嶺から奥秩父の連なり、金峰山の次は八ケ岳、南アルプスとの間に穂高岳辺りの北アルプス、甲斐駒ケ岳から南アルプスが長く見える。そして圧倒的なのは富士山。これくらいの距離感がちょうどいい。

感想

yamajii

　関東地方には昨日春一番が吹いた。20℃を越えるような場所もあったようだが、その後の北風と寒気で、登山道はいい具合にカチカチ。登り始めは土の出ている場所もあったので、アイゼンを付けずに歩いていたが、傾斜が増してきた所でアイゼンを付けた。積雪が多いわけではないので、しっかり凍っていてアイゼンがよく効いてリズムよく歩くことができた。
　登山道をちょっと外れて踏まれていない場所を歩いても気持ちがいい。道のない場所でも何処までも歩けそうな気がして、宮沢賢治の『雪わたり』を思い出す。キックキックトントン、キックキックトントン・・・・と雪が深くて歩けない森の中でも入って行く主人公を思い浮かべながら、自分もリズミカルに歩いていた。
　ここ3ヶ月くらい山の中ではほとんど人に会うことがなかった。天気がよいということもあってか、都心から来るにも手頃な場所だからなのか、8人もの人に会った。往復3時間あまりとても気持ちのよい、山歩きのできる場所だった。