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記録ID: 125196
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ハイキング
伊豆・愛鷹

奥沼津アルプス

2011年08月01日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:25
距離
4.2km
登り
461m
下り
453m

コースタイム

15:30日守山公園駐車場-15:55日守山(大嵐山)-16:38新城分岐-16:48核心部-17:20大平山-17:33多比口峠-17:55下山
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道1号、三島玉川交差点を曲がり道なりに一直線。日守山公園駐車場に21台無料駐車場有
コース状況/
危険箇所等
核心部(ハシゴ、ガケ上のトラバース等)までは、アップダウンがそこそこ激しい程度ですが、時々道の脇は切れ落ちたガケの部分があるので、無理なく安定した歩くと良いと思います。
ハシゴが出てからは、岩の尾根を下に降りて巻く形で、結構キケンなガケ上の細道トラバース、ふかふかの崩れやすい土斜面をまた尾根まで登り返し等あります。
(大抵の場所には、気持ち程度ですがトラロープが張ってあります)
最初のハシゴを降りた辺り、1箇所ロープの支点の木が抜け落ちていたので、ロープ無しで渡る区間が少しありました。
そこからは、小さなハシゴ等出るものの特に難易度が高い場所はありません。全般的に岩のある尾根歩き(一部痩せてて高度感それなりにあります)です。
大平山山頂手前の最後の登りは相当急で結構キツイです。
多比口峠-多比口は道幅も広く傾斜も緩やかで大変歩き易い道でした。

奥沼津アルプスは、本当に初心者の方は避けた方がいいコースかもしれません。
日守山山頂から反対側直下のロープ迷路。
前方左奥の柵を潜れば原木方面、右奥へと進めば奥沼ア
2011年08月01日 16:25撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 16:25
日守山山頂から反対側直下のロープ迷路。
前方左奥の柵を潜れば原木方面、右奥へと進めば奥沼ア
まずは前回来たケルンのトコまで。
前回よりもっさり草繁ってます。
2011年08月01日 16:49撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 16:49
まずは前回来たケルンのトコまで。
前回よりもっさり草繁ってます。
尾根道を行く
2011年08月01日 16:57撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 16:57
尾根道を行く
新城分岐に着きました。
2011年08月01日 17:08撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:08
新城分岐に着きました。
道の上にドン、とデカイ岩。
2011年08月01日 17:08撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:08
道の上にドン、とデカイ岩。
土だったり岩道だったり…ガシガシ登る。
2011年08月01日 17:15撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:15
土だったり岩道だったり…ガシガシ登る。
着きました、核心部入口。
右に下ればハシゴ、正面は急に樹林が切れて岩の尾根
2011年08月01日 17:16撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:16
着きました、核心部入口。
右に下ればハシゴ、正面は急に樹林が切れて岩の尾根
ハシゴルートを上から覗く…結構下まで急傾斜。
2011年08月01日 17:16撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:16
ハシゴルートを上から覗く…結構下まで急傾斜。
岩尾根側はちょっと覗くとこんな景色。
2011年08月01日 17:17撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:17
岩尾根側はちょっと覗くとこんな景色。
さて、じゃあ下りますか…
2011年08月01日 17:18撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:18
さて、じゃあ下りますか…
下りました。距離は短いのですが垂直に近い。今立ってる斜面もかなり急
2011年08月01日 17:20撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:20
下りました。距離は短いのですが垂直に近い。今立ってる斜面もかなり急
このガケをトラバース。正面の岩の下へと向かいます。ロープ外れてるし…
2011年08月01日 17:21撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:21
このガケをトラバース。正面の岩の下へと向かいます。ロープ外れてるし…
右はガケ、一歩一歩しっかりと。
2011年08月01日 17:21撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:21
右はガケ、一歩一歩しっかりと。
途中、上の尾根を見上げるとハシゴ有り。向こうにも道あるのね。
2011年08月01日 17:22撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:22
途中、上の尾根を見上げるとハシゴ有り。向こうにも道あるのね。
降りて来たはしご。
2011年08月01日 17:22撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:22
降りて来たはしご。
上は完全に岩ですね。
2011年08月01日 17:24撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:24
上は完全に岩ですね。
尾根に登り返した後、尾根上のコース側を振り返る。ナイフリッジに近い切れ落ち方?
2011年08月01日 17:26撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
1
8/1 17:26
尾根に登り返した後、尾根上のコース側を振り返る。ナイフリッジに近い切れ落ち方?
また急斜面を尾根に登って、と…
2011年08月01日 17:28撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:28
また急斜面を尾根に登って、と…
岩の間を抜けて進む。
2011年08月01日 17:30撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:30
岩の間を抜けて進む。
山道とデカイ岩のミックスルート
2011年08月01日 17:30撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:30
山道とデカイ岩のミックスルート
あの上までひと上り。
ちなみに左はガケ級の急斜面。
木の根や岩へのつまづきに注意しつつ上り。
2011年08月01日 17:31撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:31
あの上までひと上り。
ちなみに左はガケ級の急斜面。
木の根や岩へのつまづきに注意しつつ上り。
おにぎりを食べた岩の上。
2011年08月01日 17:32撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:32
おにぎりを食べた岩の上。
岩の上から、南側の伊豆の山々。
2011年08月01日 17:32撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:32
岩の上から、南側の伊豆の山々。
ルート正面、大平山までもう少し。
2011年08月01日 17:32撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:32
ルート正面、大平山までもう少し。
休憩に丁度いい岩でした。夏の空もきれい。
2011年08月01日 17:33撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
1
8/1 17:33
休憩に丁度いい岩でした。夏の空もきれい。
少し進んで岩降りたトコ。去年このロープあったっけ?
2011年08月01日 17:34撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:34
少し進んで岩降りたトコ。去年このロープあったっけ?
あれ?道幅こんなにあったっけ?
樹木が無いと痩せてるのが見えてコワいけど。
今日は全く平気です。
2011年08月01日 17:36撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:36
あれ?道幅こんなにあったっけ?
樹木が無いと痩せてるのが見えてコワいけど。
今日は全く平気です。
ハシゴあらわる。
2011年08月01日 17:37撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:37
ハシゴあらわる。
降りるとこんだけ。
2011年08月01日 17:38撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
1
8/1 17:38
降りるとこんだけ。
猛烈な登りの開始。
2011年08月01日 17:42撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:42
猛烈な登りの開始。
き、キツイ。
角度だけならがまスラブ並み?
2011年08月01日 17:48撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:48
き、キツイ。
角度だけならがまスラブ並み?
振り返り見る奥沼ア。ちなみに左は高度感抜群の切れ落ち方。
2011年08月01日 17:49撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:49
振り返り見る奥沼ア。ちなみに左は高度感抜群の切れ落ち方。
登りを終えて最後の斜面を上がれば…
2011年08月01日 17:50撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:50
登りを終えて最後の斜面を上がれば…
ついた。大平山。
2011年08月01日 17:51撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:51
ついた。大平山。
何となくこの正面方向行けそうに見えますが。地図の鎖線はきっとと登山道じゃなくて町の境界線。
2011年08月01日 17:51撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:51
何となくこの正面方向行けそうに見えますが。地図の鎖線はきっとと登山道じゃなくて町の境界線。
トキメキ。
2011年08月01日 17:54撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 17:54
トキメキ。
多比口峠にご到着
2011年08月01日 18:03撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 18:03
多比口峠にご到着
えーと、左側でよしっと。
2011年08月01日 18:03撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 18:03
えーと、左側でよしっと。
歩き易い下山道
2011年08月01日 18:10撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 18:10
歩き易い下山道
こんな感じで。
2011年08月01日 18:15撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 18:15
こんな感じで。
杉増えてきました。
2011年08月01日 18:16撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 18:16
杉増えてきました。
こっちにも巨岩。
2011年08月01日 18:21撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 18:21
こっちにも巨岩。
登るならこの分岐を左の山道へ。
2011年08月01日 18:22撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 18:22
登るならこの分岐を左の山道へ。
下山。
2011年08月01日 18:25撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
8/1 18:25
下山。
下から見上げる大平山。
2011年08月01日 18:32撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
2
8/1 18:32
下から見上げる大平山。

感想

先日買ったばかりの靴の慣らし山行で、そこそこ短時間の行程で、ちょびっと岩歩きもあり、自宅からすぐにヒョイと行ける奥沼津アルプスをチョイスしました。

去年登った時は、山の先生お2人のレクチャーを受けながら心臓バクバク緊張山行でしたが、この1年間での経験を経て、レベルアップ度合いを体感してみる山行でもあります。

つい先日日守山山頂+αまで散歩してきたばかりなので、今日はちょっと早めに出て、前回の続きから、奥沼津アルプスを堪能しました。

公園駐車場で、アイガープラスの紐を締めると、あまり強く引っ張ってもないけど結構しっかりしたフィット感です。まだ慣らしを終えて見ない事には、インプレのしようもありませんが、歩いてみるとやっぱりソールが硬い靴、という感じで、自分自身もその感触に慣れるまで少しかかりそうです。ベロの辺りとかもまだ新品なので、馴染んでくるまではもう少しかかりそうです。でも踵から足裏全体の靴へのフィット感はいい感じです。

日守山山頂まで行き、ロープ迷路を横目に柵づたいに、奥沼アへといざなうルートに入ります。
前回行った所までは、20分程で割とすぐ到着出来ました。そこからしばらくは平坦な道を歩きます。多少のアップダウン等はありますが、ずっと樹林の中を歩く道で、たまに木が切れて下の街の眺望が開けます。草がかなり伸びて来ていて、クモの巣なんかが道の上に頻繁に張っていたりで、払いながら進みました。草の向こうを見ると、結構なガケの上を通過していたりする箇所もありますが、なんせ草のおかげで高度感を感じませんでした(道幅は十分あります)。この1年であちこち行ったので、自分自身の高度への慣れもあるかもしれません。

途中、尾根が通過困難になっていて、一度南側斜面を10m程降りてトラバース、また尾根へと登り返す場面がありました。
ちょっと踏み跡ついてるかな?という感じでの判断は出来、良く見ると木にテープも貼っているので分かるのですが、山の中の道じゃない所を歩いているのと大差なく、斜面も踏み固められてなく登りづらかったり、迷っても判別不能に近い道に近いので、ちょっと慎重に来た道を振り返り確認しつつ少しずつ進んだり、Nav-Uで位置確認をしたりしながら進みました。

新城分岐のトコで、不意に樹木が繁る低山の景色な道に、ドンと大きな岩が出てきます。そういやここで道間違えたんだっけ(汗)

そこから大平山方面へ進むと、ちょっと下って10分程で程無く奥沼アの核心部(?)に入ります。尾根が岩になります。
ハシゴを下る道は良く見ると巻き道の様で、そっちへ進む様促す案内は出ていますが、正面の岩場の方も通る道はありそうです。ただ結構コワそうでした。

ハシゴを下ると、すぐにガケの上のトラバースです。ここの道の狭さは相当なもんです。加えて、結構な急傾斜を上りながらのトラバースで、神経を使います。
ただ、一応ロープを張ってくれているので、ロープにしがみついたり頼るのはNGな感じかと思いますが、何となく掴む所があると心理的にはかなり安心感を持てます。ガケ側の方にも1本張ってあったりしますが、墜落防止効果を狙って、とかではなさそうです。

トラバースで足元にも神経使いますが、ふと前を見ると行く道上の顔の高さに、上から青虫が糸でぶら下がって来ていたので、下見てて進んで顔に張り付いて慌てるのもイヤなので、糸をつついて退場願いました。1匹かと思うと、もう1匹居たので、そっちにもご退場を願います。横のロープに糸をかけかえてみました。

核心部?を抜け尾根に登り返したあと、尾根の上のルートの方を振り返り見てみると、結構な岩ゴツゴツの、あとちょっとだけ尖ればナイフリッジと呼んでもいいんじゃない?ぐらいの道の様です。時間が有る時に、ちょっとだけ覗きに行って見たいですが今日はパスです。

基本的に低山の景色で土の上歩きなんですが、不思議とデッカイ岩が尾根上にはゴロゴロしています。こういう景色もちょっと珍しいです。

ハシゴを下ったり岩の間を縫って進んだりでしばらく行く内に、去年休憩しておにぎりをもらった大きな平べったい岩のトコに出ました。去年は、正直高度が怖くて、この岩の上に歩いて上るのもおっかなびっくりで腰が引けてましたが、クライミング講習等で高いトコ慣れしたのもあり、足置きだけには気をつけて丁寧に置きつつ、体制もしっかり体を起こして安定して進める様になってるので、特にコワくはありませんでした。

去年草苺を採った斜面に差し掛かると、ここはやっぱりちょっとキツクて、途中で少しだけ息を整えるぐらいの休憩を取りました。そこまでと同じペースで歩くと、心拍数も160ぐらいまで上がってしまってます。ロープもありますがあまり頼りたくないので、出来るだけ足でしっかり立ちながら、一歩一歩膝を伸ばして体を持ち上げながら登って行きました。傾斜は正直かなり急で、足元も土でそんなにしっかり固まってる感じでもないので、下手な足運びするとズルッと滑りそうではあります。途中、右側に清水町の町並みが、背後に奥沼アの稜線が見えました。右の草も切れて、高度感かなりあります。ヒャーと思いながらさっさと通過しました。

大平山につき、奥沼アもここで終わり、ここからは沼アです。
ベンチに腰掛けザックを下ろして、とりあえず恒例のおにぎりタイムを取りました。

地形図で確認すると山頂の広場からまっすぐ南に破線が出ていますが、ちょっと行ってみるとどう見ても道無さそうです。多比に降りる事も検討していたので、道が分かんないのはちょっと困ります。一応日没は7時チョイ前ぐらいなので余裕は多少はありますが…
地図を再確認すると、鷲頭山まで行く前の鞍部が多比口峠で、そこからは確実に南北それぞれに下山するルートがあるのが確認出来たので、とりあえず大平山から真っ直ぐ鷲頭山方面へと出発しました。

出て直ぐは、結構なだらかな下り、そしてちょっと石ころがゴロゴロ混ざってる少し急な下り斜面になります。暫く行く内に、カラフルな多比口峠の看板が出てました。

ここから、北の多比口方面へと下りました。傾斜も緩やか目で、道幅もあり、全然歩き易く下る事が出来ました。

沼アは、途中のエスケープルートから降りると、今まで登っていた山体の連なりを目で確認出来るのが結構楽しいです。後半靴と足もしっかり馴染めて来た感じに
なれました。もう少し慣らしは必要かと思いますが、初回としてはまずまずです。

奥沼ア沿いに下の町を日守山の方へと向けて歩いて帰りました。
夏の夕方、蝉の鳴く声や、鳥やいろんな生き物の声が聞こえていて、こういう
雰囲気も好きです。歩いていると、犬の散歩等をしている地元の方々と何人か
すれ違いました。皆声をかけて挨拶してくれ、下山後までとても気持ちの良い
山行が出来ました。

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