台風前に剱岳(早月尾根は試練の急登でした)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 2,424m
- 下り
- 2,405m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日21時到着時ほぼ埋まっていた 手前にも駐車場有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
とにかく長い。ひたすら登り。 2800mから先は、岩場と鎖場のオンパレード。 登山ポストは馬場島荘の玄関にある。筆記具、用紙、下敷き完備。 |
その他周辺情報 | アルプスの湯(610円) |
写真
感想
岩と雪の殿堂、剱岳。
「点の記」を読んで、ぜひとも登ってみたい山。
2年前、立山を縦走して、剣山荘に宿泊したが、
雨にたたられカニのタテバイ、ヨコバイは断念。
「暴風雨の立山登拝 剱は無念の撤退」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-703094.html
平成29年9月9日は、2999ということで、まさに剱岳の日だった。
その日には挑めなかったが、いよいよ剱番長に挑む機会が来た。
馬場島荘の公共駐車場で仮眠していたら、
2時過ぎ辺りから周囲の車からゴソゴソ準備する気配。
朝食とって、私も出発。
「試練と憧れ」の石碑を見て、気合を入れて登山開始。
道は一本道だが、ヘッドランプだけでは、あまり周囲の状況は分からず、
はびこる木の根や泥寧にはまったりで悪戦苦闘。
薬師岳の疲れを抱えたままで足が進まず、
登頂は無理かも…と不安になる。
1600mあたりで明るくなり、ちょこっとペースが上がる。
標高が200m上がるごとにある標識を目途に、ひたすら登る。
徐々に展望がよくなり、立山、毛勝山、窓などどんどん見える山が増えてくる。
4時間かかって早月小屋。
聞けば、台風が心配で予定を変更して、早月尾根を日帰りピストンする方ばかりだった。
ここでエネルギーチャージして、再出発。
やがて2800m地点。
いよいよクライマックスの岩場が立ちはだかる。
鎖場のオンパレード。
失敗は許されません。落ちたら…
別山尾根との分岐標を過ぎると、剱岳神社の建つ剱岳山頂。
道中何度も顔を合わせた方々と記念撮影をしあう。
立山や日本海側はガス。
しかし後立山連峰はしっかり見渡せました。
30分の滞在後、下山開始。
まだまだ早月尾根を登ってくる人も多く、下山は声を掛け合い、
道を譲り合って進む。
早月小屋でコーラを購入し、炭酸チャージ。
しかし長い。下山も段差があって、疲れもピーク。
無心で歩き続け、6時間かかって馬場島に戻りました。
疲労困憊。でも早月尾根で剱岳を日帰りピストン出来たことに大満足。
アルプスの湯に浸かって疲れを癒す。
薬師岳、剱岳を2日連続でピストンは無茶でした。
疲労度合いが半端ない。
シップ貼ったり、マッサージしたりして、しばらく体を労わります。
これからの紅葉の時期。
日帰りでも短い山歩きか、
長距離ならテン泊や小屋泊まり山行したいと思います。
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