高下岳・根菅岳:和賀山塊、紅葉の中腹と展望の稜線
- GPS
- 06:47
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:45
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な個所は全くない。高下岳手前から稜線上、場所によっては道に笹など生えたり、被ったりしている。 和賀山塊や真昼山地の登山には、西和賀町の登山ガイドが便利である。 http://www.town.nishiwaga.lg.jp/index.cfm/13,0,116,html アプローチの林道の最新情報なども載っている。 |
写真
感想
昨年の10月15日は和賀岳に行って、ちょうど稜線上の紅葉がきれいだった。今度は高下岳の稜線から和賀岳を眺めようと計画していた。15日の東北は南部を除くと概ね曇りの予報だが、所々で雨が降る可能性もあるが、どうだろうか。暗いうちに出たのだが、明るくなってくると空は全面曇りのようで、秋田自動車道に入ると若干雨がパラついていた。曇りでも雲が高くて、山に雲が架かっていないと良いのだが。
湯田ICで降りて、県道1号線を進み登山口標柱で左折、高下林道は舗装4km、ダート4km。林道は普通乗用車でも可能だが、大きめの石や凹凸があったり、水たまり、段差などかなり気を遣う。駐車場は登山口の100m奥、今日は6時半で3台目だった。
登山口から入ると、植林の杉林の中、短い急登となるが、直ぐにブナを中心とした広葉樹林帯となり、緩急繰り返す急登となる。赤沢分岐からはブナの林の中を真っすぐ一定の傾斜で登っていき、最後にやや急になって、皺縞岐の標識に到着する。高下岳は真っすぐ上に登る急登であるが、これは短く、直ぐに平坦な尾根上に出る。この辺りはブナを中心とする黄葉がきれいである。樹林の中を緩い登りと平坦な部分の繰り返しで登っていく。所々、樹間から和賀岳が見える。一時間近く樹林の道が続くが、徐々に木が低くなってくる。潅木帯になると眺望が広がる。先ず目に付くのはやはり和賀岳である。上空は曇りだが、和賀岳には雲は架かっておらず、高下岳の南峰も見えてきた。所々急な登りになるが、周りの山を眺めながら高下岳南峰に到着する。高下岳南峰からは高下岳北峰やそこから北へ続く稜線や、和賀岳から北へ続く稜線もきれいに見える。稜線上は西風が強くけっこう寒い。多分5℃位だろうか。歩くのには適温なのだが、手がかじかんできたので手袋をした。
高下岳南峰からは少し平坦な道を行き、鞍部へ50m程下る。ここに高畑登山口からの道が合流し、道は高下岳北峰へ登り返す。高下岳北峰からは根菅岳への稜線やその左には秘峰:羽後朝日岳も見える。昨年は和賀岳から雲で見えなかったので、これは嬉しい。高下岳北峰からは稜線上を辿っていくが、道は背の高い潅木帯になったりして、常に展望がよいわけではない。稜線は途中で左に曲がり、根菅岳への最後の登りとなる。遠くから黄色っぽく見えていたのは、黄色くなった草付きだった。この草の下は雪解け直後のような茶色の草で覆われている。ここは雪田が残る場所のようだ。根菅岳まで来ると和賀岳の眺めも大分変る。また、羽後朝日岳も大きく見えてきた。大荒沢岳から沼尻岳の稜線もよさそうな所だ。
根菅岳までで今日は戻ることにする。帰りは往路をそのまま戻る。今日は稜線上の紅葉は終わってしまっていたが、曇りにも関わらず、雲が高くて、一日中和賀岳を見ながら歩くことができてよかった。今日高下の稜線で出会った方は2名のみだった。他に和賀岳に行ってきた方1名に出会った。静かな山だったようだ。
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