記録ID: 1293858
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
台風21号暴風雨の黄昏登山 in 丹生山
2017年10月22日(日) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 412m
- 下り
- 399m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:39
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:48
16:44
26分
スタート地点
17:10
17:12
19分
第一コル
17:31
17:35
15分
展望岩
17:53
16:56
99分
農具小屋
18:35
ゴール地点
天候 | 暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
超大型台風21号は、神戸でも風速45mを記録するなど その勢力は近年にないモノでした。 ※冬富士では常時秒速20m〜30mの暴風が吹きますので、(過去最高は90m)その練習に丹生山(515m)に行きました。 義経道は、まるで「沢」になっており、ちょっとした岩場が「滝」になって、樹林帯では傘がさせたのですが、コルを超えてからは傘など使用できるような状況ではありませんでした。 夜を迎えて真っ暗な中、森や林が唸り声をあげています。山頂では小屋が開放されていましたので、そこで休憩することができました。 雨具は3年目のミ〇ノ社のベル〇テック(100回洗濯でも撥水性を保つ)とのことですが、中に来ていた綿のシャツはびしょ濡れで雨具としての機能は果たしておりませんでした。とても寒くてコレ着て高山で雨にやられると、低体温症を招く恐れがあります。低価格の防水・透湿の雨具は、使用頻度にもよるでしょうが、1〜2年が限界だと思いました。 やはり価格が3倍ほどのゴアの雨具は4〜5年程は、保ちましたので、値段相応なのだと思いました。 風の強さは稜線でも樹林がありますので15m〜20m前後で飛ばされるほどではなく、冬富士よりは随分と楽でした。 ただ、低山とはいえ雨具が浸水してインナーがびしょ濡れになるのは、遭難にもつながります。濡れた体で暴風を受けると 乾いた冬富士よりも寒く感じます。 ミ〇ノ社のベル〇テックも最初は良かったのですが・・・撥水効果は100回どころか3回目で なくなりましたよ💦(洗い方が悪いのかもしれません) 暴風雨が良予想される気温の低い秋山に出かけられる予定の方は、古い雨具は、中のラミネートが剥がれたりして防水効果が無くなりとても危険です。 低価格の防水・透湿を謳うゴア以外の雨具のラミネートフィルムは、ポリウレタンです。ゴアはフッ素樹脂(強い)です。 ポリウレタンは数年で劣化して剥がれ落ちますので、私のベル〇テックの雨具は、もう浸水&親水雨具になって役目を果たしておりません。 秋の高山で氷雨に遭うなら、新しい場合は低価格品でも大丈夫ですが、3年以上経ったモノは、雨具じゃなく暴風着として着用するしかないですね。 |
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感想
みなさん、古い雨具に気を付けましょう。ホント、命にかかわります。
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コメント
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jyunntarouさん、こんばんは。
台風21号、岡山県奈義で46.7m、神戸で45.9mだったとか...
どうも中心付近より周辺の方が風が強かったみたいです。
さしずめ超大型ドーナツ台風でしょうか
さすがにこんな日にはハイキングする気にもならず、またハイキングしてる人もいないだろうと思っていたのですが、例外がありましたぁ
こういうことも体験しておくことで、悪条件での遭難を防ぐことが出来るのですね。先週に続き勉強になりました。
とはいえ、私が実行してたなら丹生山で遭難していたかも
それにしても古い雨具はダメですねぇ。よく判りました。
勿体ない気もするのですが、古くなったものは捨てることにします。
片や長靴はいい仕事してますね
Ham0501さん こんばんは。
はい、この雨具着て、雨の日も雪の日も沢登のシャワーClimbingもこなしてきました。2年目までは調子は良かったのですが、3年目からじわじわと雨が浸透し始め、今回はずぶ濡れです💦
やはり、使用頻度が高いのと、洗濯機でニュービーズ洗剤で数十回も選択したのが短命になった原因なのかもしれません。中性洗剤で柔らかく手洗いしたら、もう少し保ったのかもしれませんね。
なんやかんや言われていますが、ゴアテックスは強いです。しかし、雨具に数万円は・・・冬富士も雨具で登る私ですが、その時は7年目のモンベルゴアです。コレも、もう怪しいですが、3年目のベルグテックとは違い、防水はしてくれますね(透湿は撥水作用がもうありませんので、期待できませんが)
トムラウシの夏場の低体温症事故も、暴風雨の中を1時間以上、渡渉するためにメンバーが待たされたことが原因だと思います。そしてその雨具が、何年も使用した安価な防水・透湿を謳っている製品だったら、インナーもびしょ濡れだったはずです。
ほんと、この手の製品は、新品の時から1年目は、防水も撥水も良いのですが・・・・耐久性に難がありますね。
晩秋や早春時の1000m以下の山でも、これだけしみ込んで濡れてしまう雨具だと低体温症になる可能性があるかと認識しました。
長靴は浸水ゼロ。汗もかかなかったし、蒸れてもいませんでした。(^^)/ ゴアテックスの靴なども絶対に浸水は免れませんので、雨の日は長靴が良いかと思います。
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