晩秋の山形神室
コースタイム
天候 | 薄曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
最近の降雨により、泥濘の所が多かったです。スリップ注意ですね。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴は、国道286号線沿線に「るぽぽ川崎」と「旅館一乃湯」が有ります。 |
写真
感想
❶宮城・山形の両県の県庁所在地の最高気温予想18度、天候晴れの情報で間もなく国道286号線の旧道が冬季閉鎖になるので、笹谷峠からの山形神室をターゲットに自宅を7:20に出るてGSで給油をして7:30走行。通勤時間帯なので折立付近までは車両多目であったがその後順調。
❷川崎町の街道沿いの松並木は、最盛期には途切れる事が無く壮観であったが、今は途切れ途切れになってしまい、往時を知る者として淋しい。
この街道は歴史上でも山形への唯一の交通路であり、笹谷遊歩道を歩くと要所要所には馬で荷物を運んだ頃の名残の史跡名の標柱があり、面白い。
ハイキングコースとして歩くのも一向かと思います。
❸旧道286号線は高速道路の笹谷IC付近まで左右の山の紅葉が素晴らしくあと1週間は見頃でしょう。笹谷峠への山道は、一面落葉に埋め尽くされていた。全面舗装であるが、道幅が狭い所が多いので速度は控え目での走行が無難である。笹谷峠にはこれまで20回以上ほ訪れているが、幸い交差する車両が少なかったが、見通し次第で安全速度を心掛けている。
❹笹谷峠駐車場には予定通り9時前に到着。先行車は2台だが既に出発していた。此処は北蔵王の雁戸山の登山口でもあるので、神室に向かったかどうかは分からない。
❺笹谷峠は、少し雲があり風も冷たく感じる時間帯ではあるが、正面に朝日連峰の主稜線が雪を頂いて出迎えてくれた。過去の山行を懐かしむ俯瞰である。左手には蔵王連峰西端の瀧山の裾野の脇から飯豊連峰も見えている。標高を挙げるともっとダイナミックに見えるだろうと期待が膨らむ。
❻何時もは半袖の下着と長袖ウェアー1枚だが体感を考えてフリースを追加で登山開始。今日の路面はウエット状態だ。このルートは何時もドライな歩き易いトレイルなのだが、最近の降雨の影響も有るのか。泥の付着を極力避けて左右に足を振るから歩数が多い。
❼稜線に上がると月山が真っ白い肌で迎えて呉れる。なるほど「寝そべった牛」も頷ける山容だ。路面は更にウェット状態が増すので足元ばかり見ての歩行に時間が掛かる。スリップでの怪我は絶対したくはないので牛歩戦術だ。
❽ハマグリ山の手前で後続の単独行の男性にパスをしてもらう。彼と今日の路面の状況悪さについて話をする。最近の2度の台風と直近の降雨と降雪の影響なのだと納得。ハマグリ山をトンガリ山に向かって降るミニ岩場には虎ロープが2本付けられていた。7年前には無かったので、安全対策の為の処置について関係官庁に感謝したい。このミニ岩場は登りになる帰路は不要だが、降りる時に使わせてもらった。
❾山形神室山頂直下で、パスさせて単独行者が降りて来てしばらくお話をする。単独行者同士は話が弾みそうな相手はお互いの目線で解るものだ。こちらは直ぐ山頂到着なのだが、10分ほどの山談義となった。彼は本日の天気は予定の好天では無いので山頂滞在を早々に切り上げて来たとの事。山頂で遭遇した単独行者は二口峠から4時間掛かったとの話をしたという。そうか、本日の山形神室は俺が2人目かと独り言と。
❿昼食後、二口山塊の主な山々とその奥に控える特徴ある家臣の山の連なりを眺めながら里山縦走を夢見て山頂を辞した。
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