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Yamareco

記録ID: 1303425
全員に公開
雪山ハイキング
札幌近郊

札幌岳 (豊滝〜冷水沢コース)

2017年11月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:21
距離
14.3km
登り
938m
下り
976m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:20 林道ゲート
08:20 豊滝登山口
10:20 札幌岳
12:10 冷水登山口
天候 曇り (山頂-5℃)
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
林道〜空沼岳縦走路手前まで整備されておられる方に感謝致します。
(笹狩りは恐らく手鎌でおろう大変なご尽力を感じました。)
主尾根から山頂までの雪の量は踝から足首
空沼岳縦走路手前50mくらいから札幌岳山頂までは
戦意を喪失させる雪藪。
今日は父がスポンサーとなり林道ゲート入口まで送ってもらいました。
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今日は父がスポンサーとなり林道ゲート入口まで送ってもらいました。
出だしはこんな感じ
2017年11月05日 07:57撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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出だしはこんな感じ
林道合流地点には親切な看板がありました。
2017年11月05日 07:58撮影 by  SOV32, Sony
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11/5 7:58
林道合流地点には親切な看板がありました。
樹氷に日が当たる。久しぶりに見たが綺麗だ
2017年11月05日 08:14撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/5 8:14
樹氷に日が当たる。久しぶりに見たが綺麗だ
沢沿いを進むと「この沢行き止まり」の看板と通行止めテープがあり左へ渡渉します。
2017年11月05日 08:27撮影 by  SOV32, Sony
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11/5 8:27
沢沿いを進むと「この沢行き止まり」の看板と通行止めテープがあり左へ渡渉します。
林道入口から約1時間でやっと豊滝登山口です。
2017年11月05日 08:18撮影 by  SOV32, Sony
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林道入口から約1時間でやっと豊滝登山口です。
主尾根までこんな感じが数回あり
2017年11月05日 08:30撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/5 8:30
主尾根までこんな感じが数回あり
主尾根は急登。ヒーヒー言いながら登る人
2017年11月05日 08:54撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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主尾根は急登。ヒーヒー言いながら登る人
こちらから初めましての札幌岳
2017年11月05日 08:55撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/5 8:55
こちらから初めましての札幌岳
先日ぱくう改造した本気のGPSと疲れたスーパーマリオ
2017年11月05日 09:00撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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先日ぱくう改造した本気のGPSと疲れたスーパーマリオ
段々と薮が濃くなり
2017年11月05日 09:20撮影 by  SOV32, Sony
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段々と薮が濃くなり
ギャーー
2017年11月05日 09:19撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ギャーー
藪から生まれた雪女
2017年11月05日 09:38撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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藪から生まれた雪女
現実逃避のため振り返ると藤野の山々が綺麗でした。
2017年11月05日 09:45撮影 by  SOV32, Sony
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11/5 9:45
現実逃避のため振り返ると藤野の山々が綺麗でした。
やっと空沼縦走路に辿りつくが振り向くと…
2017年11月05日 09:39撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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やっと空沼縦走路に辿りつくが振り向くと…
絶望が待っていた
2017年11月05日 09:45撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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絶望が待っていた
雪と藪と私
2017年11月05日 10:03撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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雪と藪と私
ここは通さん感がすごい
2017年11月05日 10:12撮影 by  SOV32, Sony
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ここは通さん感がすごい
カオス的な雪藪スイミングが続く
2017年11月05日 09:45撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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カオス的な雪藪スイミングが続く
雪まみれのヘトヘトで到着
2017年11月05日 10:17撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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雪まみれのヘトヘトで到着
しかし展望はなし子
2017年11月05日 10:16撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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しかし展望はなし子
よく頑張りました
2017年11月05日 10:18撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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よく頑張りました
山頂を踏むと辛かった事が消えてしまう不思議
2017年11月05日 10:22撮影 by  SOV32, Sony
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山頂を踏むと辛かった事が消えてしまう不思議
楽しい季節が始まりましたよ
2017年11月05日 10:20撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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楽しい季節が始まりましたよ
こちらから冬は未踏とのこと。イメージを浮かべている
2017年11月05日 11:16撮影 by  RICOH WG-30W, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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11/5 11:16
こちらから冬は未踏とのこと。イメージを浮かべている
平和なハイキングに好転。
2017年11月05日 11:38撮影 by  SOV32, Sony
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平和なハイキングに好転。
馴染みの登山口に無事到着。
2017年11月05日 12:12撮影 by  SOV32, Sony
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馴染みの登山口に無事到着。
激藪からのお土産です。
2017年11月05日 12:23撮影 by  SOV32, Sony
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11/5 12:23
激藪からのお土産です。
凍えておりロボットダンス的な歩き。
早く熱い風呂に入りてぇ。
2017年11月05日 12:41撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/5 12:41
凍えておりロボットダンス的な歩き。
早く熱い風呂に入りてぇ。
豊平峡温泉バス停から小金湯温泉へ移動
2017年11月05日 12:53撮影 by  SOV32, Sony
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11/5 12:53
豊平峡温泉バス停から小金湯温泉へ移動
五臓六腑に染み渡るカレー南蛮を無言で食す
2017年11月05日 13:33撮影 by  SOV32, Sony
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11/5 13:33
五臓六腑に染み渡るカレー南蛮を無言で食す
ルービーうめぇ〜
2017年11月05日 16:13撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/5 16:13
ルービーうめぇ〜

感想

山の選択が難しい端境期、いくつかプランはあったが2人とも行ったことないし、今時期なら藪も薄かろうと豊滝コースから札幌岳に登る事にした。
試練が待ち受けているとも知らずに…

林道を歩き始めると程なく雪が見えだし静かな初冬の山を味わいながら進む。
豊滝登山口からは雪の量も多くなり所々、道が不明瞭になるも、しっかりと案内板とピンクテープが設置されている。時折地図で確認しながら目的の主尾根に取り付く。
ここから雪は踝くらいに増えるが淡々と急な尾根を登り、空沼縦走路合流部の主稜線50mくらい手前から雪藪が進路を塞ぐようになる。
それでも踏み跡はあるので雪まみれになりながら主稜線に這い上がる。

安堵したのも束の間、札幌岳方向を見ると激しい雪激藪だ。ここまで来たら行くしかないと進むが藪も灌木も逆目で漕ぎづらいし、全身雪まみれのシャーベットで寒い寒い。灌木の上にあがったり、ハイマツの中をハイハイしながら進み続け、見覚えのある山頂の景色が見えた時はホッとした。
分岐から山頂までの500mがとても長かった。それでも予定より30分しか遅れなかったので頑張りました。あとは安定の冷水コースを消化試合的に降りて無事下山。

当初は今日は車が使えないので冷水登山口までチャリで行って、デポしてチャリで帰ろうぜ!と鬼畜な計画を立てていた奴がいたが、実行していれば2人とも帰りのチャリの上で凍死していたでしょう(笑)
それでも始めて歩く道はワクワクするし、久しぶりに地図とにらめっこしながらルートを確認して試練を打ち破っていく山はアドベンチャー感たっぷりで充実感があり、何度も登っている札幌岳の山頂がとても新鮮に感じました。

結論 : このルートは藪が雪で完全に埋まってから行くべし。

何から書き始めたらいいか悩むほど今日の登山は濃厚でした。
林道から登山口までは問題なく歩けますが、登山口以降は急登の中
落ち葉の上に積もった雪で足元が滑り笹や木に掴まりながらやっとこさ登る、という状態が続きました。
空沼縦走路に辿り着き、ここからは天国だと勘違いし、勝利を確信しましたがここからが正念場。
行く手を阻むかのように進行方向と逆に生える藪たちの歓迎を受け、少しずつ悲しくなってきた時、ハイハイに切り替えて見ると意外と藪回避が出来ることに気づき暫くはハイハイで進みました。
そんな状態も長くは続かずトラバースしながらハイマツを乗り越えなければならなかったり、お腹に絡みつく藪に怒りが爆発しそうになりましたが、
山頂標識がいつもとは逆の方向から見えた時、久しぶりに歓喜の叫びが出ました。
いつもの事ではありますが、雪を被りながら山頂まで引っ張っていただいたsiroさんに本日も感謝であります。
また、豊滝登山口から空沼縦走路までは至る所にピンクテープ、案内板があり管理されている方にも感謝です。
今日は全身を使って登った感覚があり、辛い部分も多々ありましたが
登山というよりかは冒険に近いワクワクした一日となりました。
そして小金湯温泉でsiroさんご家族とお会いし、娘さまがふわふわスカートを履いて更に可愛くなっていた姿に癒されたのでした。

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コメント

はじめまして
今日1番最初に見た人が私だと思います。
豊滝は春に登りましたが稜線までの最後の長い急登、稜線手前の笹のトンネル、クライマックスはその後の頂上までの笹ですね。
最後の笹はかき分けましたので今時期は考えると怖ろしいですね。
知っていたらその選択肢はなかったのではないでしょうか(笑)
その分満足度はすごく高かったことと思います。
下山時、間に合えば豊滝まで送っていきたいとも考えていたのですが、ぜんぜん間に合わなかったし、もとい豊滝に車はなかったのですね^^
2017/11/5 21:52
Re: はじめまして
t-watanabeさん、はじめまして。
昨日は寒い中お疲れ様でした!初めての豊滝コースで、初の本格的な藪漕ぎでしたが笹とハイマツの力強さにビックリでした笑
登りやすくて親しみのある札幌岳でしたが、昨日の札幌岳登頂は今までで一番充実感を味わうことが出来ました。
ご親切に帰りのお車まで考えていただき感謝いたします!
2017/11/6 12:23
Re: はじめまして
t-watanabeさん こんにちは
ノートレースでt-watanabeさんがトップ歩いていたのに上から我々が現れてビックリさせてしまったと思います(笑)
ある程度の藪は覚悟していましたが、この時期にあそこまで元気だとは思っていなかったので出鼻をくじかれました。しかし良い経験ができました。
優しいお心づがい染み入ります。ありがとうございました。
2017/11/6 13:40
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