大平から乾徳山〜黒金山周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
天候 | 小雨からの晴れ後曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口までの道路状況は、大平牧場までは舗装路、牧場から先はダートで凹凸あり。 (ノーマル車高なら慎重にいけば大丈夫) 駐車スペースは登山口を越えて200mほど先のベンチがあるところに4〜5台分あります。 大平牧場に広大な駐車場あり。 登山ポストは大平荘の入り口にあり。 全体的に道標がよく整備されています。 乾徳山までは迷うようなところはなし。 乾徳山〜笠盛山はピンクテープ多数あり登山道は比較的明瞭。 笠盛山〜黒金山もピンクテープ多数ありますが倒木多数あり。 また、黒金山手前で登山道が枝に覆われている箇所あり。 黒金山〜青笹の林道分岐までは登山道が多少薄くなる場所もありますが迷うほどではない。 トラバース道で痩せている箇所と笹が登山道を覆ってる箇所は注意。 |
写真
感想
お、8月はなんか山行ペース落ちたカモ!
て事で、今回は雨天決行の構えで乾徳山〜黒金山と相成りました。
乾徳は、、、去年の5月ぶり。2度目だけども前回は前宮神社から登ったので乾徳山途中まではお初、乾徳〜黒金も初ですなぁ。
雨天決行とは言いつつ、行きの車中では雨が降り出すとテンション落ちてたり。
雨山行も悪くはないけど、雨なら近場でもいいかなー、て感じですかね。
登山口に近づくにつれ雨は小降りに。ワーイ。
登山口付近はもー、鹿がわんさかいらさりました。計で10桁ぐらい車から目撃。1〜2匹はひきそうな勢い。
やー、この辺も鹿多いんだなぁ。
が、登山中は1匹も見ませんでした。ふっしぎー。
登山道脇に車を停め、サクッと準備。
雨は、、、ほぼ気になんない感じ。よしよし。雲はけっこうあるけどこの際良い事にしよう。
takezo氏のテン泊装備を横目に当方日帰り装備。や、もーしわけない。
登山開始ー、が、しばし舗装路ウォーク。
ウォームアップ気味な舗装路が終わり、登山道に入ります。
・・・わ、土滑る。やー、足下はけっこ水含んでますなぁ。
月見岩まではあまし視界なーし。
たまーに富士山方面への視界が開けてたりしましたが、、、今回は中腹しか見えず。むぅ、雲め。。。
下に見下ろす雲は雲海ちっくでなかなかなんですけれども。
いったん稜線に出るとワリと平たい道をだらだら歩く感じで、、、先の方が明るいぞ、と思ったら扇平。月見岩、ひさしぶりー。
人も居なかったのでちらっと登ってみたり。
ココまで来ちゃえば乾徳山頂も見えるし、もちょいって感じですね。
そしてこっからじわりじわりとイワイワ感が増して行きます。
このへんで一組山行者と遭遇。ちわー。
ここいらの岩は割れたような、エッジの効いた岩が多く、足下濡れて方向が合っちゃうとスルっと滑りますなぁ。
平らなトコならまだしもクサリ場とかのぼっちゃうトコは気をつけねばなるまい。んむ。
ほいほーいっと歩いて第1、第2クサリ場へ着。
前述の通り割れがちな岩質なので、指が入るような割れ目がいっぱい。
ホールドがガッツリとれる〜、てことでクサリ無しでサックリ登り切り。
takezo氏はザックが重い分大変そう。や、すまんね。
ここらあたりから日差しが強く、、、んや、天気イクなってるー!とテンション上がりつつ山頂へ向かいます。
乾徳山の山頂と言えばアレですね、名物壁がそびえます。
こいつも極力クサリ無しでー、と意気込んで登り開始。
・・・ここもアレですね、第1第2クサリ場と一緒で、岩の割れ目をしっかり探せばホールドガッツリとれます。最初の方でちょっと足の置き場が微妙なトコはあったものの、全体的にはサクッといけました。
が、ちと長いのと傾斜がけっこ急だから油断するとヤバそう。
無事登頂、、、んむ。だれも居ねえ!山頂独り占め!とか思いつつ、上からtakezo氏が登って来るトコを観察。
やっぱ下の方で苦しんでる模様、、、が、上からだと角度的に見えないんだよなぁ。ま、同じトコで困ってたのでしょう。きっとそうだ。そうにちがいない。うんうん。
まー、重い分キツそうだったけどtakezo氏も無事登頂。
山頂でステキ天気を満喫しつつ、まあ道半ばなので写真を撮り終えたら次向かいます。
黒金山、、、ん〜、こっから先は森モリッとしてて視界なさそうですなぁ。
乾徳山頂を超えて行くと何個か梯子下り。
この梯子がなんつーかおしなべて短い。登りだとアレですが、下りだとクサリなりロープなりを握りながら梯子の一番上に足を着く、、、んー、うまく説明できてないな。。。けっこあぶなげな感じで、何人か落ちてても不思議じゃないなぁ。
と、ぽっくらぽっくら歩いてくと山道の様子が変わってきます。
視界はないけど道の周りは広く、いい感じ。
や、甲武信と印象被りますなぁ。けっこ真っすぐ道が続いてる感じとかもあったり。
まー、ほっとんど標高変わんないまま4キロぐらいてふてふ歩いて大ダワ分岐着。
ハイドロが空になったので水追加してると、takezo氏が重くて遅いから先行ってるぜ!つって置き去りにされました。
んで、追いつけないままとっとことっとこ歩いてくと、妙な分岐が。どっちかが山頂っぽいけど、んむー。とは思いつつ右をチョイス。
・・・アレ?下ってる。。。と、黒金山への案内が来た道を指して、、、うは。行き過ぎてる。間違い間違い。失敬失敬。
引き返して黒金山頂へ。takezo氏はメシの準備をしてました。さーせん。
黒金山頂は国師ヶ岳とか方面へガレっぽくなってたけど、この頃には雲がだいぶ勢力を増して、メシ食ってる間にすっかり日差しはなくなっちゃいました。
ここへ来て雨に降られてもなぁ、、、と帰途へ。
こっから先はまた道幅が狭くなった印象。
ちらっと下った辺りで登って来る御仁お二方に遭遇。
今日はけっきょく2組4人さまとしか会いませんでしたが、、、皆サマもちっと遅い時間帯なのかな?
ザクッと視界が開けた箇所につくとそこは牛首の分岐。こっから笹原方面へトラバース気味の道をチョイス。
んむー。この辺は足下が笹で見えない上に滑る岩が潜んでたりしてちっとヤな感じ。
えっちらおっちら下って行くと、、、こっち方面は完璧にガスに覆われてますなぁ。
かんなり視界効かないけど、まあ迷うような道でもないのでザッカザッカ下ってくと、展望台と名付けられたトコが。・・・視界あったら何か見えるのかな?今日はなんも見えませんが。。。
ガスのなかガンガン下ってくとカーブミラーが見えて、林道着。
さてあとは只管林道。けっこ歩くんだろうなぁ。。。
も、ただただペースを一定にさっさかさっさか歩いてくと、、、右手の斜面を駆け上がってく動物が!
や、最初背中だけ見てサルかと思ったゎ、実際。
後方にいたtakezo氏にもサルが居た、つって見あげるとカモシカがこっちを見つめてました。
やー、カモシカって初めて見たわ。カモシカとしてはちょっと小さいかな?みたく感じたけど、足が普通の鹿と違って太いというかしっかりしたおみ足でございました。
ま、それ以降林道ではテンション上がるような事も起きずゴール。
付近に出たときには無かった車が数台停まってたのでやっぱ時間がずれてるだけで乾徳山だけならけっこ人来てるんだろうなぁ。
なにはともあれ、おつかれさまでしたー。
先週行く予定だった西穂が悪天候で中止となってしまい、
このままでは今月一回も山に登らないことになってしまう。。。
来月は表銀座も計画してることから、いい加減重荷を背負って登っておかないと。
近くて、ある程度標高があって、人の少なそうな山という条件で、急遽、黒金山に狙いを定めました。
西沢渓谷に下ることも考えましたが、今週末もお天気が微妙ということもあり
大平からの周回コースで乾徳山〜黒金山に登ることに。
深夜に家を出ると東京の空は星も見え、若干期待しつつ中央道を走るが、
山梨県に入ったあたりからぽつぽつと。。。
勝沼IC降りたあたりで本降りの雨となります。
途中で食料を調達しつつ、日本海に張り出している高気圧の力を信じて大平牧場を目指します。
国道140号から林道に入ったあたりで雨が止み始めました♪
シカがやたら出没する林道を車で登って高度を稼ぎます。
大平登山口の駐車スペースは2番乗り。
いそいそと準備をしてイザ登り始めます。
乾徳山は2度目ですが大平からは初めて。
最初は作業道っぽい九十九折の道と合流したり別れたりを繰り返し登って行きます。
最近運動不足なのとも相まって、雲取以来のテン泊装備の重みがずっしりと肩と腰に乗っかってきます。。
喘ぎつつも順調に高度を稼ぎ展望が開けたあたりで周りを見渡すと、
富士山は山頂が雲に隠れてしまってますが西の空は雲が切れつつあります。
ヨシヨシと心の中で呟きつつ、回復傾向の空模様に登る気力が湧いてきます。
しばらく登ってだだっ広い扇平に出ると乾徳山が眼前に聳えます。
登山道に岩が目につくようになってきた辺りで先行パーティーに追いつき、
いよいよ乾徳山名物の鎖場に突入。
岩が濡れてる上にテン泊装備の重量とで全然フリクションが効きません。
それでもガチ系のホールドが多いので最初と2番目の鎖場は何とか鎖を使わずに登っていきます。
さて、最後の難関の天狗岩。
zi-kenは身軽に鎖を使わず登っていきます。
自分も鎖なしに挑戦しますが、今日はコンディションが悪いのと重荷とで取りつき部分はちょっと無理でした。
不本意ながら最初の2手だけ鎖を使いましたが、残りは鎖なしで登れました。
ちょうどいいタイミングで雲も切れつつあり山頂からの眺めはまずまずでした。
写真撮影だけ済ませて笠盛山に向かいます。
重荷に振られつつも山頂直下の梯子を何とかクリアーして縦走路に入ります。
う〜ん、奥秩父らしい苔むしたいい感じの登山道です。
登山道にちょっと岩が出てきて笠盛山の頂上へ到着。
木々に囲まれた山頂は特に展望も無いので先を急ぎます。
なんか先月もこんな感じの道を延々と歩いたな〜とキツイ記憶がちょっと甦りつつも
またも奥秩父らしい森の中の登山道を進みます。
開けた大ダオ分岐を経て黒金山山頂に到着し、展望の良い山頂で食事休憩。
ご飯を食べながら景色を眺めてると周りの森から水蒸気が上がって
だんだんと雲が厚くなってきました。
腹ごしらえも済み、休んで体力も回復したところで、天気が崩れないうちにといそいそと下山開始。
ここで、牛首方面から登ってくる本日2組目のパーティーとすれ違い。
木がなくなって明るく開けてきたと思ったら牛首のタル到着。ここまではすぐですね。
ここから青笹方面に進みます。
青笹への登山道は黒金山の東隣のピーク(これが牛首?)を巻いて行きます。
途中傾斜が急な場所もありつつ、名前の通り笹に覆われた登山道を進んで行きます。
30分ほどでササ原下展望台(どこが展望できるんだろう。。。)着。
20分ほどで林道に出て、あとは林道をダラダラと進みゴール。
最後の林道ではカモシカ君が顔を出してくれました♪
東京から近くて交通の便も良いし、乾徳山から先は人も少なく静かだし、
天気の良い日にまた来たいなと思わせる山でした。
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