ニュウ・中山
- GPS
- 05:12
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 462m
- 下り
- 462m
コースタイム
白駒荘 1030
白駒湿原 1049
稲子湯分岐 1136
ニュウ 1148-1202
ニュウ・中山分岐 1251
中山 1306
中山展望台 1310-23
高見石 1429-43
渋ノ湯分岐 1445
麦草峠白駒池入口P 1525-1530
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高見石から白駒池へ下るルート(北側)は、倒木で一箇所迂回する場所ある問題なし。 |
写真
感想
南ア南部池口岳の日帰りを計画したが、少々辛い山であり、もうひとつ気分が乗らない。
今週はおとなしくするかと思っていたら妻が珍しく行くというので、急遽計画。
以前から、中山-中山峠(細かくいうとニュウ分岐点)間のあしあとが稜線では繋がって
いないのが気になっており、渋ノ湯から天狗岳と組み合わせた一周を考えていた。
NHKのある番組で、麦草峠からニュウへの往復などというのがあり、そんなルート取りも
できるなというのが頭に残っていたが、それを引っぱり出したものである。
麦草峠は車で来るのは初めてである。時間も遅いので茅野側の無料駐車場は満車。
白駒池入口駐車場はガラガラ。
白駒池までは遊歩道だが、北八ツらしい雰囲気十分。白駒池では産卵行動中のヤンマが多数。
ニュウへの道へ入り白駒湿原を過ぎると、ずっと苔と針葉樹。
このあたりは大きな木が多く、縞枯の起こっているような稜線方面とは趣が違う。
徐々に急になると、やがてニュウだが、展望はイマイチ。それでも、少し経つと
白駒池、北横方面は見渡せた。
(以前ここに来たのは、山を始めた年の1989年だったが、その時はガスで視界ゼロだったと思う)
縦走路分岐から中山までの15分ほどが私にとっての目的地だったが、ここは縞枯現象が
よくわかるところでもあった。
中山の展望台の展望もイマイチ。
中山から高見石への下りは深掘れして大石がゴロゴロした道。こういうところは
河原歩きにも似ていて、おまけに石が濡れているので、全く初心者向きではない。
妻は最近運動不足でもあるため、このあたりでは結構必死の形相だった。
(私が以前にここを歩いたのは積雪期の3月のことだったが、トレースがある条件下では
北海道出身者なら雪道のほうが絶対楽だと断言できる)
やっとの思いで高見石に着いた。佐久方面が見えれば良いのだが、見えなくても、
ここは白駒池を見るのには程良い地点である。
そこから白駒池へ下るルート(北側)は、分岐付近に水たまりがあったり、
倒木で一部迂回する場所もあるが、中山の下りに比べると遙かに歩きやすかった。
全体に、実をつけたゴゼンタチバナといろいろな種類のキノコが目に付きはしたが、
あまりにも展望や花(もっと早い時期であっても知れている)等の楽しみに乏しかった。
道も全般としても歩きにくいこと、天気が良かったとしても見晴らしが利く場所が限られることを
考えると、夏のこのあたりは初心者向きではなく、静けさをなによりも好む人向けであろう。
西岳から編笠山なんて言うのを似たような時期に歩いたことがある。表面的にはだいぶ違うが、
コースの性格はそれに似ている。妻を連れて来るには不適切なルートであった。
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