伊豆ヶ岳 殿入谷右岸尾根を登り、花桐川を断念して花桐川左岸尾根を下る
- GPS
- 08:10
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 927m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:00
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
伊豆ヶ岳から胸突き八丁間以外は全てバリコースです。 《殿入谷右岸尾根》 観音堂から大岩の上までは踏跡は薄く目印も少ないです。大岩の上から尾根歩きです。登りで使うには問題有りません。痩せ尾根が終わった先で尾根から離れトラバース道て東尾根に出ます。尾根を詰めて崖を登るのは一般の方は難しいと思います。伊豆ヶ岳東側の岩場は固定ロープが有るのでバリコースに慣れた方は問題有りません。 《花桐川左岸尾根》 入口には立入禁止の立札が有りますが、下山した処には有りませんでした。どの範囲が私有地なのか不明です。立入りは自己責任でお願いします。 笠岩付近を除いて、峰ノ山まで目印が有りません。面白いことに花桐川左岸尾根から外れるとピンクリボンが有りました。花桐川左岸尾根は稜線沿いで、つながっていないので下りで使うのは難しいです。稜線を進むと、道間違いする処が5箇所程あります。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
時計
タオル
カメラ
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感想
《殿入谷右岸尾根》
大桜林道起点に有る観音堂の参道から取付きました。薄い踏跡は県道に沿って登って行く。踏跡が不明瞭になり、探すと逆方向に向かう踏跡を見つける。ジグザグ道の様だ。下りでは見落としてしまう薄い踏跡を辿って行くと大岩の下を通り、大岩を右から巻いて大岩の上に出ました。ここからは尾根歩きとなり道探しから解放されました。
この先、尾根が急になると尾根から離れ右側のトラバース道で緩やかに登る。それを3回繰り返し、3回目は長いトラバース道で愛宕社の先で尾根に乗る。
岩尾根を過ぎると藪が始まる。ピーク712を中心に藪が有る。ピーク712先の下りの岩尾根は見応えがある。
藪が終ると次は痩せ尾根が始まる。木が繁っているので恐怖感は薄いが落ちたらヤバいので注意して進む。
痩せ尾根が終わると右にトラバース道が現れる。多分、東尾根への道だろう。尾根の先には小ピークがそびえている。ここが崖かと思い、取付くと何なく登れ、その先に2番目の小ピークがそびえている。上部は崖ぽく見える。小ピークを登るとやはり上部は崖だった。固定ロープが見つからない。周囲を見てもなさそうだ。無理して登っても下るのは更に危険なので撤退し、東尾根から回りこんで上からアタックする事とする。
分岐まで戻りトラバース道で東尾根に出る。小ピークを2、3個越え、目印の熊手を過ぎ、道が左にカーブした先で尾根に乗る。ここは十字路で直進はトラバース道で古御岳への縦走路に出ます。右は3番目の小ピークがそびえています。小ピークの先は岩場経由で伊豆ヶ岳です。左は2番目の小ピークの崖上に出ます。崖上からも固定ロープは見つからないので撤去された様です。補助ロープを使って崖を降りて見る。足場が緩いのでロープが無いと危険だ。
伊豆ヶ岳から岩場を下る尾根は殿入谷右岸尾根へと続いていました。十字路は尾根を横切る道が有るので「ミニ峠」と仮称します。
ミニ峠から3番目の小ピークを超えると伊豆ヶ岳東側の岩場です。下部の岩場は固定ロープで簡単にクリアする。下部の岩場上から上部の岩場の下までは滑り易いので慎重に通過する。上部の岩場はルートを外さないように進む。右に曲がって岩の間を超えると岩が無くなる。この先、滑り易いので慎重に通過すると伊豆ヶ岳山頂に到着する。
《花桐川コース》
男坂と中間道の分岐から右に入り下って行きます。谷が近付くと、尾根と谷のコースの分岐が有りました。谷側にピンクリボンが有ったので谷側に進むと途中で踏跡が薄くなる。道間違いだがどこに行くか気になったので進むと尾根で踏跡が消滅した。花桐川コースを断念して花桐川左岸尾根に下山コースを変更する。尾根を登って行くと男坂コースの鎖場の上に出た。上下しただけで伊豆ヶ岳に戻った感じで無駄足だった。
《花桐川左岸尾根》
胸突き八丁の分岐から一登りでピーク640に到着。ピーク640から花桐川左岸尾根へは左の稜線も右の稜線も間違いなのが下見で分かっていたので、少し左に行ってから樹林の中、ピーク640の東側に尾根が有るのを発見。下見のお陰でロスなく尾根に乗る事が出来ました。
次の小ピークは尾根が二又に別れる。右側にピンクリボンが有ったので方位を確認せず進むと、左の尾根がどんどんと高くなり、踏跡も不明瞭になって来たのでGPSナビで確認すると道間違いをしていました。
戻り、左の尾根に乗ると直ぐ先に笠岩が有り、花桐川左岸尾根だと確認が出来ました。笠岩の上は平なピークで南川から来ると見栄えがしないです。次の岩峰は笠岩より立派でピークも見栄えがします。無名峰みたいですが、こちらに名前が無いのは不自然です。
更に進むと尾根が二又に別れる。右に行くと左の尾根は岩峰で終わっていた。岩峰を見たかったが下山の時間が読めないので先に進む。左に尾根が見えだしたのでGPSナビで確認すると、また道間違いをしていました。花桐川左岸尾根は稜線沿いで、つながっていないので下りで使うのは難しい。
小ピークで右に踏跡が有ったが稜線を進む。先にピンクリボンが見えたが念の為にGPSナビで確認すると、やっぱり道間違いをしていました。小ピークに戻り踏跡の道を下る。
藪ぽいピーク501を過ぎた先に岩の小ピークが有る。ここも稜線を進むと道間違いで岩の小ピークから東に向かう。倒木のピークでも稜線を進むと道間違いで東に向かう。
黄色の山名テープが有る峰ノ山に到着。目印は笠岩以来で花桐川左岸尾根は目印が少ない。ピーク415の先、黄色テープの目印から一気に下る。踏跡は薄くコースが合っているか確認出来ないが、ひたすら降りる。傾斜が緩くなるとしっかりした踏跡の道に出た。薄暗くなりかけて来たので、これで一安心する。左に行くか、右に行くかの選択。ここは琴平神社側の右にしました。花桐林道に出たら車道を歩いて駐車した石碑の広場に戻りました。
殿入谷右岸尾根は東尾根より変化に富んでいて楽しめました。
花桐川左岸尾根は下りで使うと、道間違いをする箇所が多数有るのでお勧め出来ません。
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