弘法山
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- GPS
- 03:17
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 247m
- 下り
- 304m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
年末最後の低山歩きは、家内と丹沢へ出掛けることにした。丹沢といっても、「日帰り山歩きベスト130」で紹介されていた弘法山だ。超初心者向けのコースで、道はよく整備されている。来年春の花見の下見を兼ねて、歩いてみることにした。始発の総武快速線に乗ったが、目的地は意外と遠かった。小田急線の秦野駅で下車したのは、朝の7時過ぎだ。遅い朝飯を食べるため、いつものようにマクドナルドへ入る。そして、いつものように、夫婦揃ってソーセージエッグマフィンのセットを注文する。
駅の階段を下りると、これまたいつもの風景だ。ヤビツ峠行きのバスを待つ登山客が長蛇の列を作っている。駅前のロータリーを出れば、水無川。この川に沿って歩き、最初の目的地である浅間山を目指す。交差点で北に進路を変え、浅間山への登りみちを探す。ここまで来れば、しっかりとした道標が道を教えてくれる。急な斜面だが、道はよく整備されているので、登りやすい。すぐに、浅間山の山頂だ。丹沢の山の連なりを見上げ、秦野の町の広がりを見下ろす。
浅間山からは少し下り坂となり、小さな峠で車道を横切ると、再び急な登り返し。その急坂をゆっくり登りながら、上方を仰ぎ見れば、八角堂を模した展望台が聳えている。権現山の山頂だ。浅間山は神道系の山で、弘法山は仏教系の山だが、権現山はどちらなのだろうか?権現には、仏が神の形を仮に借りるという意味があるらしく、神道系になるらしい。広々とした山頂は、全体が公園となっており、相模湾を見渡す眺望が素晴らしい。大島に伊豆半島、そして箱根の山々に、おっと、少し高いところに富士山の山頂が白く輝いている。
弘法山への道は、広々とした尾根道だ。車が楽に通れる幅がある。この辺一帯は、花見の名所として整備されているようだ。一回50円と有料だが、トイレも点在している。緩やかな坂道を登り、弘法山にはほどなく到着する。こちらの山頂には、本堂と鐘楼がこじんまりとまとめられ、周りの樹木で結界を張っているようだ。その木々の間から望める新宿方面や江ノ島方面のパノラマがとてもよい。
残りのコースは、鶴巻温泉と書かれた道標をたどって行けばよい。ここからは、本格的な登山道となるが、幅が広くなだらかなので初心者向きである。善波峠では右折し、あくまでも鶴巻温泉への道標にしたがう。吾妻山の山頂で、最後の眺めを堪能し、下山していく。ほどなく東名高速道路前に出るが、向こう側へ行けるように、通路が作られている。そこを潜って、しばらく歩けば、小田急線の鶴巻温泉駅だ。
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