甲武信ヶ岳【ご褒美付き】
- GPS
- 34:50
- 距離
- 49.7km
- 登り
- 3,443m
- 下り
- 3,822m
コースタイム
毛木平駐車場(05:30)→八丁坂分岐(05:35)→千曲川源流狭霧橋(05:40)→十文字小屋(07:20)→大山(08:10)→
武信白岩山(08:50)→尻岩(09:20)→三宝山(10:30)→甲武信ヶ岳頂上(11:00)→甲武信小屋(11:25)→
甲武信ヶ岳山頂(11:50)→千曲川源流分岐(11:50)→千曲川信濃川水源地(12:20)→ナメ滝(13:10)→大山祇神社(14:20)→毛木平駐車場(14:40)
合計:約09時間10分
※この後、車で西沢渓谷まで移動
【2011.09.18】
西沢渓谷入口駐車場(04:45)→徳ちゃん新道入口(05:10)→戸渡尾根分岐(07:00)→木賊山山頂(08:50)→甲武信小屋(09:05)→
甲武信ヶ岳山頂(09:25)→甲武信小屋(10:05)→木賊山山頂(10:30)→近丸新道分岐(11:45)→壊れかかった橋(13:00)→
トロッコ道(13:10)→西沢渓谷遊歩道(13:40)→西沢山荘(13:45)→二俣吊橋(13:50)→人面洞(14:15)→
貞泉ノ滝(14:25)→七ツ釜五段の滝(14:50)→西沢渓谷終点(15:05)→ひこいっちゃんころばし(15:25)→いこりころばし(15:30)→大展望台(15:35)→大久保沢(15:40)→山ノ神(16:00)
中悪沢(16:05)→ネトリ広場(16:15)→西沢渓谷入口駐車場(16:30)
合計:約11時間45分
天候 | 一日目:雨、二日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天候を祈りつつ連休を利用して甲武信ヶ岳に行ってきました。
甲武信ヶ岳って登りのルートがたくさんあり、日帰りで登るにはどのルートにしたら良いか迷ってしまいます。
毛木平からの千曲川源流を辿るのもいいし、西沢渓谷から徳ちゃん新道を登るのも捨てがたいし。
しかし毛木平まで仕事を終えて行くには結構距離があるし、徳ちゃん新道と近丸新道のダブルは結構しんどそうだし。
でもせっかくの連休で丸二日間も山に行けそうなので・・・・・
えい!両方行っちゃえ。
しかも、せっかく同じ山に行くので「ご褒美付」にしちゃえ!
仕事を終えて夜中に車を走らせ毛木平の駐車場に着いたのが夜中の2時すぎ。
既に数台の車が止まっておりました。
【1日目】
4時30分起床。外はあいにくの雨、雨具準備と食事を済ませ出発です。
行きは八丁坂より十文字峠を目指します。峠までは木の根が多い長〜い登り坂。
十文字小屋では煙突から煙をあげてのお出迎え、ここでちょっと休憩です。
武信白岩山まではところどころ岩場となりクサリやハシゴがでてきます。
三宝山山頂は広場となっていますので、食事や休憩にはもってこいの場所です。
(ただし天候がよければ)
甲武信ヶ岳に近づくにつれ雨風が激しくなってきました。靴はビショビショ。
甲武信ヶ岳山頂には誰もおりません。たった一人です。
明日もまた来ることを誓いつつ、ちょっとしたサプライズを計画!
山頂標識の瓦礫の中に持ってきたビールを隠します。
さて明日また来てビールがあるか?祝杯をあげることができるのか?・・・・・
でもこれってゴミ捨てと一緒?いいえ山ノ神さまに一日だけ預かっていただくだけですのでどうぞお許しを。(良い子のみんなは真似しないでね!)
この後せっかくなので甲武信小屋によってみました。
テント泊の方が雨のため待機中で今後の行動を模索しておりました。
考えた末もう一日泊まり明日下山するそうです。
私はまた甲武信ヶ岳の山頂に戻り千曲川源流へと下ります。
沢の水は雨こそ降っておりますが、そんなにも増水はしておりませんでした。
千曲川源流遊歩道はここだけでも楽しめるし、紅葉の季節には間違いなく絶景ポイントの場所だと思います。(でもちょっと遠いかな)
全身ずぶ濡れ、毛木平駐車場に着いたのが14時30分ごろ。
着替えをして濡れたものを車中干して遠い西沢渓谷目指して出発です。(靴も着替えも充分に持ってきて正解でした。)
【二日目】
3時00分起床。外は曇り、雨は降っていないようです、準備と食事を済ませ出発です。
西沢山荘までは遊歩道のため暗くても安心です。
山荘の脇が徳ちゃん新道の入口です。
起伏もなく展望もまったくない急登をひたすら上へ上へと目指します。
いい加減飽きてきたところで近丸新道との分岐に到着しますが、まだ尾根づたいの
半分ぐらい。
しばらくすると、昨日甲武信小屋でテント泊していた方とばったり再会。
やはり昨日は天候が悪くもう一泊してこれから西沢渓谷に下山するそうです。
青年と別れて小一時間やっと木賊山に到着です。これと言って何もなく展望もない場所です。
木賊山を下るとまもなく甲武信小屋に到着です。今日は人がたくさんおりました。
もうすぐ甲武信ヶ岳山頂です。さてビールの行方は・・・・・
9時23分山頂到着です!たくさんの人がいます。ご褒美のブツは無事か?
あった!!ひっそりとご主人様の帰りを待っているが如く。
しばらくは山頂で眼下の景色を眺め食事をして憩いの一時を過ごしました。
しかも風は強いが天気は最高です。(久々の晴れ男!)
そろそろ下山の準備、また展望のない尾根を下ると思うと憂鬱です。
途中の分岐で近丸新道を下ります。(同じ道ではつまらないし)
近丸新道は意外と楽しい登山道でした。
途中壊れかけた橋を数回渡るし、あたり一面白く輝く石(硅石?)があったり、トロッコの廃軌道があったり、ガレ場の急斜面を横切ったりと変化に富んだ登山道で最高でした。
西沢渓谷遊歩道に着いたのが13時40分。もう9時間は歩いていますが時間は早いし天気がいいので西沢渓谷に行ってみることにしました。
前半は川沿いの遊歩道を歩きつつ滝や奇岩を眺めます。
最終地点付近にメインイベントの「七ツ釜五段の滝」があり今度は山沿いを折り返します。
渓谷は谷深く鉄でできた橋を数回渡ります。
昔、木材等を運んだトロッコ軌道があったようで、橋の名前には「ひこいっちゃんころばし」「いこりころばし」などが付けられておりました。
でもその説明書きを見ると、運材夫の「彦一さん」「猪虎狸さん」が操作ミスで馬と一緒に沢に転落した場所とのこと。
何だかちょっと不謹慎な名前の付け方だなぁと思いましたよ。
帰路の大展望台では今日登った甲武信ヶ岳を拝み、山ノ神神社では今日一日の無事を拝み二日間の山行の幕は閉じました。
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