白い粉って~野伏ヶ岳~気持ちエエ


- GPS
- 09:50
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,099m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
天候 | 小雪~強風ブリブリ~晴れ間も少し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪十分 |
写真
装備
個人装備 |
PAL-TRACER
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル(雨具兼)
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
ブーツ
ヘルメット
ゴーグル
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
保険証
携帯
サングラス
非常食
行動食
保温ボトル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
SJCAM4000:通称パチプロ
|
---|
感想
事の発端は前々回の湧谷山山行。
息子のQが使っていた123cmのヤブ山用の板を借りた時、Qから「超ド後傾でね。」とのアドバイス。
また、Q用に入手したディナのバルトロ176cm。
こいつらを活用するために色々画策する中で色々な気付きが。
まぁ、これぞパウダーってヤツをやった事がなかったんで、一度やってみたかった訳で。
で、先週再び湧谷山。
目的はニシマタ谷のパウダー。
結果は過去レコみてちょうだい(泣
仕切りなおして今回の目的と目論み
・バルトロでパウダーやってみたいのよ。
・確実に軽パウダーで自分の技量で行けるトコって?
・高標高なら低温でドライな雪なんじゃね?
・今週末、激寒波&荒れ模様だってさ。
・ブリブリかぁ…。
・! ブリザードのスラフなら軽いよね?
・てことは野伏のルンゼにはウインドスラフ溜まってるんじゃね?
・野伏は「ダイレクト尾根にダイレクトIN」ルートも試してみたいしね!
ってことで野伏。
イマイチ好きになれない山なんだけど。
自分向きの斜面じゃないからなぁ。
先週に続き、除雪車を追い越しながら前入り。
道中のドラッグストア、「クスリのアオキ」で食料調達。
車中泊は外気温-10℃ながら、電気毛布を活用してエンジンストップで問題なく熟睡。
起床すると外気温-5℃。
寒波は抜けつつあると見るが、更なる状況好転を期待して出発を一時間遅らす。
行動食のチョコを齧りながらハイクアップ。
林道途中でダイレクト尾根にダイレクトINルートを取る。
ちょっとミスってトラバース中に標高上げ過ぎ、少し降る部分が…。
これが、下山時に大きなミスを誘発する地雷になるとは…。
ハイク時に良さげな杉林斜面を発見。
下山時に滑降しようとGPSにマーキング。
この後は予定通りダイレクト尾根末端に取り付いて順調に高度を上げる。
樹林帯を抜けると、強烈なブリザード。
ブリブリである。
一段上がったフラットからルンゼの中と山頂方面の斜面を観察。
双方共部分的に灰色のアイスが露出している箇所がある。
登高にせよ滑降にせよアイスを避けて上手いルート取りが必要だなぁと。
判ってたのにミス。
山頂まであと少しの地点でスリップ。
倒れこんだだけで滑落せずに止めれたので良かったが、メンタルがポッキリと。
ウィペットなかったらヤバかった。
カリカリ斜面でトランジション出来る訳も無く、ジリジリとクライムダウン。
ブーツアイゼンもスキークランポンも持ってたのに、「まぁ行けるっしょ」と甘く見た。
フラットまで戻って惜しみながらの滑降準備。
まぁ仕方が無い、今日のメインテーマはブリブリからのパウパウ。
気を取り直してドロップ。
予想通り、ルンゼの底にはスラフがしっかり溜まっていた。
ここで、未体験の落下感覚を味わう。
山スキー関係で「落ちる」と表現されている理由が解った。
あれは気持ちエエ。
病み付きになるのも納得。
幾度かコケながらも、狙いの下山ルートを捉えつつマイルートを模索。
牧場跡の南にある小ピークから杉林を抜けるライン。
短めだが、ロケーションが良い。
画になる。
目論み通りツリーランをこなし、登りのトレースに合流。
しかし、登りトレースにミスがあり、登り返しになる箇所が…。
甘い考えで「まぁ、巻いていけば先で合流するっしょ。」と。
東へ東へとトラバース滑降をするが、何かと不具合が続いてどんどん標高が下がってしまう。
おまけに予定外にPAL-TRACERのテストまで。
(参照してね!https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1927
仕舞いにゃ盆地地形に捕らわれて無念のシール貼っての登り返し。
名人と呼ばれる方が名人であることが良く判った。
滑降を考えた登りトレースを刻むのは至難の業だ。
とても真似できるもんじゃない。
なんだかんだで時間を費やしてしまったが、まぁ無事?下山。
総じて振り返れば、次につながる良い山行だった。
さて、白い粉だのチョコだのアイスだのクスリにドラッグと。
これだけの単語を盛り込んでおけば、公安の皆さんも見に来てくれるかな、と。
新たなる訪問者開拓に努めてみた。
ではでは。
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