三室山BCスキー再び;ヤマレコ未踏のバリで登下降して西尾根大斜面を滑降
- GPS
- 06:09
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,209m
- 下り
- 1,198m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:09
天候 | 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
竹呂山登山口までは積雪ありませんでした。 三室高原の下までは路上に凍結した雪あり、駐車場は除雪されていました。 三室山登山口駐車場までは最大10cm近い積雪で轍が凍結していて、4輪駆動&スタッドレスでないと厳しい。 復路;ほぼ往路の逆順。駐車場13:00→13:15~14:25エーガイヤ温泉\400-→16:15明石 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・林道大通線は日当たりの良い場所は雪なく、部分的に板を脱いで手でもって歩きました。 ・林道の途中から登った三室山南西斜面はヤマレコ未踏のバリルートで全く道はありません。ほぼ雪で覆われていますが、途中の小尾根上は雪のない部分があり、板担いで登りました。山頂近くになると雪が締まって硬かったのでシール登行はスリップしやすかったので、ツボ足キックステップで登りました。 ・山頂から北東斜面、東尾根は雪がたっぷり、木もまばらで快適スキーができました。(もちろん登山道はありません) ・大通峠への西尾根は朝のうちは雪が固くてスキーのエッジが効きにくい感じでしたが、北東斜面や東尾根を滑って登り返しているうちに気温も上がって日も差し、滑りやすくなりました。根曲り竹や笹はほとんど雪の下でした。 ・大通峠手前の1111m峰は30mの登り返しがあるので沢沿いに林道へショートカットしましたが、密な植林中の急で複雑な地形なので、まっすぐ滑降はできず、斜滑降&横滑りで先をよく見て滑れそうなルートを探しながら下りました。最後に林道に降りる所は高さ1m位の土の斜面で板を外して歩いておりました。 ・林道の下りは雪が腐って滑らないところが多く、クロカン歩行しました。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
日よけ帽子
ブーツ
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
三室山の西尾根。昨秋に登ってその気持ちよさに惚れ込み、是非ともスキーで滑降したいと思っていました。そして先月の大寒波による大雪の後に来ましたが、そのときは赤西山へも行って、新調したビンディングの不調等で時間切れとなり、この尾根の滑降を断念んしました。今回はそのリベンジでした。
最初から西尾根狙いで、西尾根を登って西尾根を下る計画。ただそれだけでは順調に行くと早く終わってしまうので、雪の状態を見ながら臨機応変に雪山&滑降を楽しむことにしました。
最近の暖かさでだいぶ雪が減ったことが心配でしたが、案の定登山口でようやく雪がある程度。日当たりよい場所は完全に溶けて土が出ていました。
大通峠からの下りに、グーグルアースで見て木がない谷の西側の斜面を滑降しようかと思っていましたが、土が出ていたのでやめました。
林道には前日のものと思われるスキーの跡があり、これをたどりましたが、所々雪が繋がっていない場所があり、板を脱いで歩きました。
それでも標高が上がると雪も多くなり三室山からの比較的斜度が緩い南西斜面は雪が繋がっていて木もそれほど密ではなかったので、林道を離れてここを登り、大通峠まで登らずにショートカットすることにしました。
この日は久しぶりに冷え込んで、まだ日が当たらない西側なので、この斜面は雪が固く、シール登行には厳しい状態だったので、途中から板を脱いで坪足で登りました。
上部はかなり固くなって斜度もありましたが、アイゼンはしなくてもしっかりキックステップで蹴り混んでいけば問題ないレベルで快調に登りました。
こうしてヤマレコに記録のない冬季限定の新規ルートを開拓していくことを堪能しつつ、目的の西尾根大斜面に登山口から最短ルートで直接アプローチできました😄
三室山登山口からの夏道よりも全体に斜度が緩く、冬季に、登るにはこっちの方が適している感じですが、新雪ふかふかだと雪崩が心配かな。
お目当ての西尾根大斜面は期待しました通り笹や根曲がり竹が雪に覆われて滑降には最高の斜面になっていました。展望も最高で、超テンションアップでした。
予定よりも約1時間早く登頂。山頂からは北に氷ノ山や扇ノ山、南に後山や駒の尾山等の登った山々、西方にスキーで登ってみたい東山や沖の山喪見え、圧巻は沖の山の後ろに伯耆大山までも見渡すことができました。
さて、いよいよお楽しみの滑降です。
時間は余裕たっぷりなので、まずは雪の多い東側の斜面を滑って見ます。
適度な斜度で木の少ないところを選んで北西へ足慣らし。
約150m下った所で植林になり、ここからシールをつけて登り返し。
途中、左手を見ると、雪の斜面がもっとしたの方まで続いている尾根があったので、次はこの東尾根を滑降しました。
ここは倍の300m滑降でき、気持ちいいプライベートゲレンデを堪能できました👍
シールをつけての登り返しも、気持ちいいブナ林で退屈しません。
雪も締まっていて潜らないので30分で山頂に戻り、いよいよ西尾根大斜面へと滑降開始しました。
標高差は東尾根より少なく傾斜も緩いので、あっという間に滑り終わり、スキーとしては期待したほどではありませんでしたが、展望は最高で目標達成した充実感はありました。
鞍部からは小さなアップダウンで板をつけたりはずしたりを繰り返しましたが、大通峠手前のピークはショートカットして南斜面を林道へ降りましたが、ここは木が密だったので、歩いて降りた方が楽だったかもしれません。
林道は斜度が緩すぎて気温が上がっては腐った雪では滑らず、クロカン歩きで疲れました。
それでもお昼過ぎに下山してしまったので、エーガイヤ温泉によって汗を流して帰りました。
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