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Yamareco

記録ID: 1395417
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

須賀倉山 −紫波町の最高峰にチャレンジ−

2018年03月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:43
距離
11.4km
登り
672m
下り
668m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
0:37
合計
5:44
9:52
232
スタート地点 除雪終点
13:44
14:21
75
15:36
ゴール地点 除雪終点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道1号沿いの大村集落より東に入り込み、林道を除雪終点地点まで進み車をデポしました。除雪終点にはとくに何もないので、なぜここまで除雪されているのか不思議ですが、この除雪の進捗によって車で入り込める場所が違ってくるようです。
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特にありません。
その他周辺情報 トイレなどの設備は一切ありません。大村集落に自販機くらいはあったかも。温泉は鶯宿温泉・沢内銀河高原などが最寄となります。
除雪終点より入山です。
まずは、この高く積みあがった雪を越えねば…。
2
除雪終点より入山です。
まずは、この高く積みあがった雪を越えねば…。
雪の壁を超えると誰も踏み荒らしていない一面のバージンスノー。試しにツボ足で踏み込んでみたら股下までもぐりました。
雪の壁を超えると誰も踏み荒らしていない一面のバージンスノー。試しにツボ足で踏み込んでみたら股下までもぐりました。
スキーを履いて出発!
まずは林道歩きから。
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スキーを履いて出発!
まずは林道歩きから。
小川にかかる橋を超えていきます。
うっかり落ちないように注意。
小川にかかる橋を超えていきます。
うっかり落ちないように注意。
シミ一つない雪面!
シミ一つない雪面!
畑平放牧場の標柱がありました。ここは林道を通っても画面奥の放牧地を通っても同じ場所へ通じています。
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畑平放牧場の標柱がありました。ここは林道を通っても画面奥の放牧地を通っても同じ場所へ通じています。
登りは林道のほうが傾斜が緩くていいんじゃないでしょうか。
下りは放牧地を滑り降りるのが速そう。
登りは林道のほうが傾斜が緩くていいんじゃないでしょうか。
下りは放牧地を滑り降りるのが速そう。
この大カーブで合流します。
この大カーブで合流します。
天然の雪まくり発見!
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天然の雪まくり発見!
ゆるゆると高度を上げていきますが、この林道区間が思ったより長かったです。正直、ちょっと疲れました。
ゆるゆると高度を上げていきますが、この林道区間が思ったより長かったです。正直、ちょっと疲れました。
畑平放牧地に着きました。ようやく林道歩きから開放されます。
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畑平放牧地に着きました。ようやく林道歩きから開放されます。
気持ちの良い青空♪
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気持ちの良い青空♪
振り返ると大荒沢の山塊が眼前に。ここからの眺めが一番良かったです。
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振り返ると大荒沢の山塊が眼前に。ここからの眺めが一番良かったです。
前方に見える尾根に取り付こうと思います。
前方に見える尾根に取り付こうと思います。
こっちの斜面も魅力ですが、いまいちこの先がどうなっているのかわからないので無難に…。
こっちの斜面も魅力ですが、いまいちこの先がどうなっているのかわからないので無難に…。
を…。近くで見るとけっこう樹木の密度が…。
を…。近くで見るとけっこう樹木の密度が…。
樹林帯に突入!
このへんはまだ樹木がまばらで帰りはツリーランかなぁ?なんて思ってましたが…。
樹林帯に突入!
このへんはまだ樹木がまばらで帰りはツリーランかなぁ?なんて思ってましたが…。
尾根上部は密度の濃い樹林帯に…。
こんなところ、滑って下りてこられるんだろうか…。
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尾根上部は密度の濃い樹林帯に…。
こんなところ、滑って下りてこられるんだろうか…。
しかし、針葉樹林帯を過ぎるとまた平穏な森が戻ってきました。
しかし、針葉樹林帯を過ぎるとまた平穏な森が戻ってきました。
立派なぶなの木。
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立派なぶなの木。
青空に映えます。
青空に映えます。
ここまでくれば、須賀倉岳へは緩い登りのみ。
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ここまでくれば、須賀倉岳へは緩い登りのみ。
山頂に近づくにつれて雪が深くなっていきます。
山頂に近づくにつれて雪が深くなっていきます。
木々が一方向だけ雪化粧してますね。昨日あたりの吹雪で着雪したのでしょうか。
木々が一方向だけ雪化粧してますね。昨日あたりの吹雪で着雪したのでしょうか。
山頂直下、潅木帯を少しだけ急な登りで通過します。
山頂直下、潅木帯を少しだけ急な登りで通過します。
あれ? 山名票がないなぁ。
あれ? 山名票がないなぁ。
雪に埋もれたか着雪によって隠されているのか…。
雪に埋もれたか着雪によって隠されているのか…。
この小高い部分が真の山頂…ということでよろしいでしょうか?
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この小高い部分が真の山頂…ということでよろしいでしょうか?
山頂からの眺望はあまり良くなく、雫石方面に開けたこの方角が一番眺望が良かったようです。
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山頂からの眺望はあまり良くなく、雫石方面に開けたこの方角が一番眺望が良かったようです。

感想

てっきり紫波の最高峰は東根山だと思っていた私ですが、数年前実は須賀倉山というのが紫波の最高峰だと知り、そのうち登ってみたいと計画を温めていました。とはいえ、それほど多く登られているわけでもなく須賀倉山?どこの山それ?という感じのところからのスタートだったので実行に移すまで数年かかりました(笑

林道の除雪終点から畑平放牧場まで延々と林道歩きが続きます。見晴らしは良く、斜度も緩いためきつくはないのですが精神力が試されます。
放牧場に着くと広々とした雪の斜面が広がり、振り返ると大荒沢山塊のパノラマを堪能できます。ここが一番景色が良い場所です。
放牧場を過ぎ尾根に取り付くとそこがこのコース最難所。急で木々の密度が濃い斜面が始まります。スキーだと登りより下りで苦労することでしょう。
その難所を過ぎれば、あとは尾根伝いに緩やかな登りとなります。ゆるゆると歩いていけば須賀倉岳山頂に至ります。

登山道がないため積雪期限定ルートのようですが、雪の着き方で状況はまったく異なるものになるようです。今回は積雪後に気温が上がりシールや金具に雪が固着する嫌な状態で、下りの滑走もストップ雪や重雪に悩まされ爽快感は皆無でした。残念。
雪の状態がよければ、山スキー初心者向けのコースかなぁと思います。

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コメント

こんばんは
cha-teaさん

すっかりご無沙汰しております。(2015年11月の烏帽子岳以来。)

須賀倉は2度行きましたが、1回目は林道歩きでバテて途中で撤退
昨年はs_fukuchanさんの山スキールートを真似て、畑平放牧地の小屋手前から右手に入りました。藪も薄くなかなか快適なルートでした。

復路はcha-teaさんたちと同じ尾根をたどりましたが、南西方面に曲がるところを、イケイケドンドン真っ直ぐ降りすぎて遠回りしてしまいました。
最終的には放牧地手前はイバラだらけのヤブヤブで、gogo55さんと「痛ぇ!」と叫びながら突破しました。

そういう「痛い思い」をしているので、cha-teaさんのトラックログを拝見して、ルートファインディング完璧だなぁ!と思いました。

それにしても最終除雪地点の雪の多いこと!!
放牧地の小屋付近までクルマで行ければ良いのですが・・・林道歩きもお疲れ様でした。
2018/3/7 21:10
Re: こんばんは
すいません、業務繁忙期につきしばらく放置してました(汗
小屋手前から右手に行くのは私も考えたのですが、ルート取りに自信がなくやめましたった。やっぱり行けるんですね。
あそこの尾根上はルートわかりやすくていいんですが木が密でほとんど滑走できないのが玉に瑕でしょうか。もっと楽にまっすぐ下りることも考えたのですが、これもやはり自信がなく木々に体を擦りながら下りてきましたった。
2018/4/9 21:40
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