記録ID: 1396694
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雪山ハイキング
中国
雪の比婆山を周回する
2018年03月02日(金) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:48
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 719m
- 下り
- 924m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:48
距離 14.5km
登り 719m
下り 939m
8:24
78分
スタート地点
15:12
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の比婆山(1264)を半周 日時:2018年3月2日(金) 天気:快晴 殆ど風なし 積雪:多い所で50〜60cm コース:六の原駐車場〜展望園地〜立烏帽子山(1299)〜池ノ段〜越原越(おっぱらごえ) 〜比婆山(御陵)〜県民の森スキー場〜六の原駐車場 メンバー:4名 広島の自宅を朝6時前、出発。広島北インターから中国道を利用(庄原インターまで2000円)し、比婆山の登山口である六の原に向かう。雪は備後落合手前の国道314号に入ったあたりから車道脇に見え始めたが、六の原までは除雪が行き届き路上には全くなし。 ホテル裏手の広い駐車場(除雪されていなかったのでここだけは雪が残っていた)に車を止めて9時前出発。昨年は毛無山に登り出雲峠を経て御陵から県民の森スキー場へと下る反時計回りのコースだったが、今回は残された半周を時計回りに回るコース。 つまり六の原から展望園地に登り立烏帽子、池の段を経て御陵に達し、御陵からスキー場へと下ることとする。予定通り踏破すれば雪の比婆山連峰をおおまかに一周することになるのである(私自身、雪の比婆山には10回以上登り、ぐるっと一回りはすでに済ませているが)。コースとしては少し長いような気がしたが、雪の山は天候と雪の状態次第。今回は天候にも恵まれ雪もよく締まっていたので足を取られることもほとんどなく、15時前には出発点の六の原駐車場に戻ることが出来た。 出発前に心配したのが果たして立烏帽子山まで踏み跡があるかどうかであったが、幸い?ほぼ付いていたのでルートファインディングには苦労することはなかった。 まず最初、六の原から展望園地への取っ付きが分かりにくいのではないかと心配したが遊歩道上に踏み跡が残っていたので迷うことはなかった。仮に踏み跡がなかったとしても展望園地を目指して直登すれば済むことだが、ただどのコースを取っても園地手前の木の生えていない急な斜面の上りは少しばかりきつい。 笹の尾根の末端で小高い丘の上と言った感じで展望はそれなりに優れ、向かいの毛無山をはじめ遠くには道後山を始め船通山などの山々が見渡せる。 展望園地からコンクリト造りのトイレの脇を通り過ぎ、立烏帽子山に向かう。夏のトラバース道を避けて尾根伝い(雪山の場合、ほとんどこのルートを使っている)に登る。やや急な斜面を登り切ると左手(北東)から突き上げてくる尾根と合流。ここから先は左手に雪庇を見ながら登ると小ピーク(1122m)に達する。このピークから右手(北西)の尾根に下りやすいが、これは間違い。目の前の狭くてやや急な尾根(見通しがあまり良くない)を南西方向に向かって下る。その後小さなピークをいくつか越えると(途中ブナの大木あり)比較的なだらかで大きな鞍部に達する。ここから急な上りが始まり7〜8分で鞍部とは言い難く誰にも気づかれないようない小さな鞍部に出くわす。この少し上あたりから夏道通りのブナ林の斜面を林道に向かってトラバースするか、それとも尾根伝いに直登するかの二通りのルートが考えられる。トラバースルートは急斜もあり凍結していると滑りやすいので直登ルートの方が安全な気がする。直登ルートは林道に出ると林道を少しばかり歩かねばならないが、トラバースルートは林道に出ると立烏帽子の駐車場(もちろん雪のある時は車では入れない)は目の前。 その後、立烏帽子の駐車場(休憩小屋あり)から立烏帽子まではこれもまた二通りのルートがある。一つは小屋の裏手から山頂に向かって直登するコース。これは結構きつい上りが続き、先行の二人組はこのコースに入る。私自身はすでにこのコースは何回も登っているので今回はこれを避けて巻き道の中国自然歩道に入る。池ノ段と立烏帽子との広くてなだらかな鞍部(かつては小屋があった)まではほぼ平坦道が続く。そしてこの鞍部から後戻りするように東に向かって稜線伝いに10分近く登れば立烏帽子の山頂。山頂は狭く北側の展望は立木に遮られ、展望はあまり良くないが、南側は竜王山を目の前にして遠くの山々がよく見える。下山は登って来た道を引き返すが、南斜面の上部は木がないのでスリップしないように気を付けること。鞍部まで引き返し、広い大雪原を5分ばかり登ると池ノ段。今回は良く晴れ渡り風もなかったので360度の大展望を楽しみながらのんびりと昼食がとれた。 昼食を済ませると御陵に向かって出発。ただし越原越までのルートが分かりにくいので要注意。池ノ段から越原越まではほぼ北に向かって下る。ところが峠(越原越)の少し手前で尾根が二分し左(西)の大きな尾根に迷い込みやすいので注意が必要。そのまま下ると峠からますます離れて行くばかり。おかしいと思うと早めに引き返えし軌道を修正すること。 最低鞍部の越原越から六ノ原に向かって下ることも出来るが、例え踏み跡があっても(よほどはっきりしない限り)使わない方が無難。雪のない時でさえ分かりにくいのでいわんや雪のある時はなおさらのことである。 越原越から比婆山(御陵)までは最初の上りが少しきつく、その後は緩い。ただし尾根道はやや広くなるのでここもルートを間違えないこと。 御陵から六ノ原へは県民の森スキー場に向かってブナ林を下る。危険な場所はなくどこでも好きなように下ることができる。10分余りでスキー場上部のゲレンデに出て、ゲレンデの左(北)脇を30分余り下るとリフト降り場に辿り着いた(途中1か所急斜あり)。ここから車道を5分余り下ると出発点の駐車場に戻った。 (参考タイム) 六ノ原駐車場(0.35)展望園地(1.13)立烏帽子駐車場(0.15)池ノ段と立烏帽子山との鞍部 8:48発 (0.11)立烏帽子山(0.10)池ノ段と立烏帽子山との鞍部(0.05)池ノ段(0.21)越原越(0.31) 御陵(0.10)県民の森スキーゲレンデに出る(0.28)リフト乗り場(0.06)六ノ原駐車場 14:47着 したがって 時計回りに半周すると 約4時間10分(立烏帽子山への往復を含む) |
写真
立烏帽子山南斜面の小沢。なんでもないような小さな沢だが私は20数年前、左手の小沢を下り目の前に見えている沢に渡った瞬間、胸あたりまで埋まり一瞬ひゃっとした覚えがある。新雪が積もっていたが、これほどまで埋まるとは思いもよらなかった。今思い出してもぞっとする。
感想
危険個所もなく雪山を存分に楽しめる。天気も良く風もなく雪山を堪能することが出来た。
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