無動寺谷明王堂から回峰
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- GPS
- 08:20
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 955m
- 下り
- 962m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
回峰行出峰が3月28日。新行さんが、道を整備されていました。 倒木、路肩の崩壊あり。(写真でご確認ください) |
写真
感想
2月3日の節分会のあと、3月に入ってお不動様へのお参りができていなかったので、10日は伊崎寺へ、11日は無動寺谷明王堂へお参りしてきました。悩んだり、困ったりするとすぐに足が向くのですが、何事もなかったときこそ、感謝をしなければと思ったのです。
伊崎寺では、初めてお出会いする方ばかりでした。
お堂で、小僧さんがまわりを見て、「お経をお願いします」と言われたときには、まさか自分がとドキドキしたままに、護摩供がはじまりました。「陀羅尼経」の初めは、小僧さんが済ませてくださったので良かったのですが、「不動経」は、そのままの流れで何とか、真言は、信者のみなさんに助けていただいた次第です。「般若心経」は、阿闍梨さまに導かれてと、あまりお役にたつことはできずじまいでした。お経や真言は、経本を見ながら、唱えることができるようになったのですが、流れはまだわかっていないことがはっきりしました。
風が強く、巡拝に出ると身体があっという間に冷えました。お座敷でお茶をいただき、一息入れて、「やっと体があたたまってきましたね」と阿闍梨様からひとこと。心身ともに冷え冷えしていたので、あたたまったのやらどうやら・・・。もう少し、間を開けずにお参りして、お経の流れをしっかり覚えておくようにしようと思った次第です。いい機会をいただけたと思うことにします。帰りの参道は、なぜか元気はつらつ。無動寺谷を登る気力に満ちていました。お加持をしていただき、前向きになったのかなぁ。
11日は、坂本へ。
梅の花がちらほらと咲き始めています。
今日は、時間に余裕を見てあるので、坂本を少し散策しました。律院では、護摩木をかいてお庭を見ると紅梅が咲き始めていました。そのあと、滋賀院門跡をまわって、無動寺坂に入りました。浮石を処理しながら、ペースに気を付けて、不動坂を登ります。その後は慣らし運転に成功したので、いい感じであるくことができました。無動寺谷は、不動坂から玉照院手前の坂までが、ほどよいアップダウンで心地よいとおもいます。
途中、小僧さんたちが参道を手入れされています。谷のところで道が細くなっているところに手を加えておられました。28日には回峰行者の出峰です。それまでの準備のひとつなんでしょうね。今年は、4人の方が行に出られるとお聞きしました。夏安居まで無事に行をお勤めくださればと思います。葛川には、今年もお参りしたいと思います。
手入れされた参道は美しく、行者が歩くにふさわしい凛とした雰囲気がありました。雨が降れば降るで、風が吹けば吹くで、道はアッというまに荒れてしまうかもしれませんが、ここまで準備されたのだから、百日の間にいろいろなことがあっても乗り越えていかれると思います。準備しておくことと、心が定まることはつながっているのではないかと思うのです。
明王堂について時間に余裕があったので、弁天堂へ先にお参りさせていただきました。その後、明王堂のお堂に上がって、護摩供とお加持をいただきました。お座敷では、三塔巡拝の予定や今まで参加されて来た方が同席しておられていろいろ様子をお伺いすることができました。今年は、三塔巡拝させていただこうと思います。
途中で、小僧さんが横川まで行ってきますと阿闍梨様にご報告。この一言で、このあと、横川をまわって下ることにしました。
居士林研修道場近くの道標で、二人組に追いつくと行先を確かめておられました。お伺いすると仰木峠から京都側へ下る予定のようです。初めてでコースタイムもわからないようでしたので、地図を見せて、3時間はかかりそうなことをお伝えしました。ヘッドランプもお持ちでないようでしたので、来た道を戻られることをお勧めしました。しかし、叡山ケーブルは2018年3月20日まで冬期運休なので、時間に余裕がとれる青龍寺から黒谷越の方を選択されました。青龍寺への分岐までご案内し別れました。
その後、トレランの草の根レースを楽しまれている方たちとすれ違い、玉体杉、せりあい地蔵と足を進めて、不二門跡を通り横川へ入ることができました。いつも逆回りで飯室谷から無動寺へお参りすることがおおかったのですが、今日は、ほぼ三塔巡拝のコースを歩けたと思います。
本当の三塔巡拝となると、最後に登る不動坂や、八王子山から日吉大社の下りがポイントになりそうです。律院さんでの朝食休憩はあるものの、この間を何とか乗り切れるように心身共に鍛えるように準備をしないといけません。
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