浅間山 湯坂みち
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp34c2f0741fe3c07.jpg)
- GPS
- 05:30
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 704m
- 下り
- 1,013m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はないです。 休憩ポイントが多いです。 箱根湯本は温泉街ですが、だからこそ、山の帰りに入れない温泉もあるようです。 |
感想
なんでこんなことになってるのだろうかと自分でも驚いている。自分の生活の習慣のこと。
仕事はそんなに忙しくはないのに勉強があんまり進んでいないのだ。
未提出のレポートと未読の教科書が山を築きあげてしまい、
私はちかごろの週末を少しゆううつに過ごしている。
勉強が進んでいないのはやっぱり気がかり。
なので、気前よく山に行くということもできずにいた。
参っていた。だから、今回は強引に誘われて助かった。
出発の前の晩、寝る前に山の道具を引っ張りだして荷物の用意をした。
そして当日、山の服がちょっとほこりっぽいような気がしたけどまあ構わずに
それを着て家を出た。近所の駅に朝5時30分に集合。
箱根湯本の駅からタクシーに乗り、畑宿からののぼり口にとりつく。
ひと登りすると小広く開けた山頂にでた。鷹巣城跡という。
あぁほら、豊臣秀吉が小田原を攻めてきたことがあったでしょ、
あの時ここに城を作ったんだって。ほんとうか?
千条ノ滝(ちじょうのたき)。前日に雨がふったためか水がいく筋も流れていた。
激しい滝ではなく音が静か、木陰もテーブルもあり、
まだ空いているうちにたどり着くことができればゆっくりと休憩できそう。
浅間山。見晴らしはあまりないが山頂は広いスペースになっている。
青空の下でお日様に照らされて、体に受ける風が少し冷たくてそれが気持ちよい。
今回のメンバーはオジサン3人組なのであまり色気はない。
あまりというかまったくない。
それでも、山頂で休憩しているとザックからなにやら取り出したオジサンがいて
「これ食べる?」とお菓子を差し出してきた。抹茶でくるんだ黒糖とのこと。
嬉しかったのでこんどは自分も何か用意してみようかと思った。
何がいいだろう。3人とも同じ街に住んでいるので駅前のスーパーなんかで
仕入れたお菓子なんか出せないし、もしも、どこか珍しいところに行くことがあったら
そこでなにか珍しいものを仕入れてみようか。
それから、浅間山の山頂でiPhoneがつながることは確認できたけど、
スマートフォンを持っていないオジサンもいるので一緒にいるときには
あまり使わないのがいいのかな、などとそんなことを思った。
浅間山から箱根湯本までの道には湯坂路(ゆさかみち)という名前がついていて、
この道は古くからある道なのかもしれない。ここからはおだやかな下り一辺倒になる。
ずっと歩いて足下が石畳になるとどうもやや歩きにくい。
歩いていてススキを目にするとここはやっぱり箱根だなと思い、
アケビを目にするともう食べるとこはないなと思った。
下山後は温泉に入り、そば屋で打ち上げをした。
山のぼりは早めに始めて早めにあがるっていうのが、いいのかな。
ふだんのことはギリギリまで粘ってやっと始める(あるいはついにあきらめてしまう)
ような私なので、早起きして山に行くということさえも久しぶりの刺激になった。
山の中で蝉が鳴いていて、あれはツクツクボウシでしょうか。
それにしても、あぁ、ワタクシ、やっと今年の初山行ができましたっ。
なお、箱根の紅葉はまだ全然気配がありません。あとひと月くらい先かなと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する