天狗山→男山 ヤマレコおすすめルートで縦走

2018年03月31日(土) [日帰り]

• GPS: 07:14
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,000m
• 下り: 1,054m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:35
• 合計: 7:25

距離 13.0km 登り 1,016m 下り 1,063m

8:44 スタート地点
11:04 12:14 天狗山
13:03 垣越山
13:53 14:18 男山
14:40 林道終点
15:43 男山登山口
16:09 信濃川上駅

天候

晴れ（予報では11℃位のはずだが風が無いと暑い程）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

信濃川上駅で待ち合わせ。
8:35の川上端行きバスに乗り大深山中央で下車

コース状況／危険箇所等

・大深山中央バス停〜取り付き〜稜線合流点
バス停から車道を40分ほど歩くと舗装路が終わる。
畑の脇にある鹿防護柵の扉を潜り天狗山の尾根へと登り始めるのだが、山と高原地図にも登山道として表示されていないこのルート。標識も無く、踏み跡も薄く非常に分かりにくい。
坂を登れば良いので方角は間違わないが正しい道がどうか分からないまま稜線に出た。
坂は非常に急で足場も悪くいくつも石を蹴り落としてしまった。両手両足を使って登ることに。
取り付きから稜線までは1時間弱。

・天狗山〜垣越山〜男山
アップダウンを繰り返す岩稜。切れ落ちている場所もありロープも多数設置されている。
しかし道は分かりやすくピンクテープや標識も多数あり歩きやすい。
眺めがかなり良く周辺の山々を楽しみながら歩ける。
北斜面は残雪や凍結した箇所があり注意が必要
天狗山から男山間は1時間40分ほど。

・男山〜登山口
林道終点までは急な下降だが、その後の林道は長いだけで特に難所も無い。
下降に、20分、林道は1時間以上かかる。

その他周辺情報

ヘルシーパークかわかみ ヘルシーの湯（大人300円）

写真

3/31 8:11

信濃川上駅に8:30待ち合わせ
8:35の川端下行きバスで大深山中央まで行く。
空はよく晴れ、予報通り暖かくなりそうだ。

3/31 8:43

10分ほどで大深山中央到着。
220円を支払う

3/31 8:48

しばらく車道を歩く
天狗山への登山口としてよく利用されている馬越峠は4/18まで冬季通行止め。
最初は馬越峠から行く予定だった

3/31 8:55

おそらく右の山が天狗山。
中々迫力がありそうだ

3/31 8:59

3/31 9:20

天狗山から西側（左側）の切れ落ちが凄い。
かなり下降しなければならなそうだなあ

3/31 9:24

畑の中を進むと舗装路が終わる。この奥に登山口があるはず

3/31 9:27

畑の脇にある鹿防護柵の扉を潜る。
なんの標識もないがここで良いのだろうか…

3/31 9:43

最初はなだらか。奥に山影が見てるのでそちらを目指すが、道はあるんだか無いんだか分からない程薄いし荒れている

3/31 10:05

道を探してウロウロする

3/31 10:03

じきに傾斜は急に。とんでもない角度だ

3/31 10:19

巨岩に前を阻まれ、脆い足元に靴を滑らせ、両手で木を掴みながら必死で登ると遂に上が見えてきた。

3/31 10:22

なんとか尾根上に出れた。
写真は東側（馬越峠）。今までと違い踏み跡は明瞭だ。

3/31 10:22

自分たちは西側（男山方面）へ向かう。
道がちゃんとあるのでだいぶ気が楽だ

（maruta27）魔界樹ヒノッキーの花粉で死にそう・・・

3/31 10:28

登ってすぐ見えた御座山。先週あの頂上に立ったんだなあ

3/31 10:29

浅間山。だいぶ雪が無くなりもう白く無いな

3/31 10:30

北アルプスがハッキリ見える

3/31 10:28

この尾根上は山と高原地図にも記載された登山道で、ピンクテープや看板が度々あり迷う心配無く歩きやすい。
岩が多く景色が良い場所も多い

3/31 10:31

こんな感じの明るい道が続く

3/31 10:34

3/31 10:34

断崖付近にはペンキの案内がある場合が多い

3/31 10:37

北斜面を通る箇所は残雪や凍結があるが、それ以外の場所は雪は全く無い

3/31 10:39

ツルツルの氷に屁っ放り腰

3/31 10:40

天狗山が見えてきた

3/31 10:43

3/31 10:44

雪には足跡は無く、しばらく人が歩いていない雰囲気だ

3/31 10:44

瑞牆山と小川山が見える。金峰山は影になり見えないが、写真中央の小川山の奥にある僅かに白い山は朝日岳の様だ

3/31 10:45

ロープが張られた場所が出てきた。
男山までの間に大体10箇所程ロープがある場所がある

3/31 10:46

立ち入り禁止のトラロープも結構張られている

3/31 10:50

3/31 10:51

天狗山手前は結構急になるが、最初の尾根までの急登に比べればへっちゃらだ。

3/31 10:52

3/31 10:58

南相木ダム。まだ道が冬季通行止めで行けない

（maruta27）ロックフィルの堤体が美しい

3/31 10:59

またロープ

3/31 11:02

3/31 11:05

3/31 11:07

山頂手前最後の登り

3/31 11:08

雪と氷で登りにくい！

3/31 11:09

3/31 11:08

天狗山到着。
周囲は遮るものもない大展望だ。

3/31 11:11

八ヶ岳が美しい

3/31 11:16

あれが男山か

3/31 11:23

存分に記念撮影した後、少し早めの昼飯に

3/31 11:28

旨い！

（maruta27）「豊潤」いまなら10％増量中、1本多いからフライパンが狭い

3/31 11:53

北アルプス

3/31 12:12

南アルプス。
甲斐駒ケ岳や北岳が見える

3/31 12:12

南アルプスと八ヶ岳の間に中央アルプスも

3/31 12:16

そろそろ出発しよう

3/31 12:20

八ヶ岳とこれから進む山々

3/31 12:21

数年前に閉鎖したというゴルフ場

3/31 12:24

天狗山より先は急下降。登る前に見た通りだ

3/31 12:25

山頂の岩を回り込んで降りて行く

3/31 12:28

凍結した北斜面側の道

3/31 12:28

3/31 12:30

看板も新しいのから古いものまで色々だ

3/31 12:31

3/31 12:33

どんどん降りて行く

3/31 12:36

振り返り見上げる天狗山

3/31 12:39

ここまで降り切ると一旦傾斜は緩やかになる

3/31 12:42

天狗山を過ぎると急に看板が増えてきたな

3/31 12:46

丁度中間地点の様だ

3/31 12:48

静かな尾根道

3/31 12:50

下のキャンプ場への分岐かな？

3/31 13:02

少し登りになると程なく…

3/31 13:03

垣越山到着。
天狗山と男山の間にあるピーク。

3/31 13:03

登山道上では地味な山だが離れてみると断崖の迫力ある山だ

3/31 13:05

木々の隙間に見える天狗山

3/31 13:06

先は痩せた岩稜に突入

3/31 13:08

3/31 13:08

小川山方面。
小川山の後ろに金峰山が顔を出す

3/31 13:10

金峰山の五丈石

3/31 13:10

瑞牆山の後ろに富士山が

3/31 13:10

3/31 13:11

3/31 13:11

3/31 13:16

この岩の区間は楽しい

3/31 13:16

男山までまだいくつかピークを超えなければならない

3/31 13:18

3/31 13:18

ロープが雪に埋もれていたので引っ張り出す

3/31 13:19

何となく甲斐駒ケ岳の岩の尾根を思い出す

3/31 13:20

パノラマ

3/31 13:21

天狗山と垣越山

3/31 13:29

3/31 13:29

また北斜面の道に

3/31 13:33

雪の中に鹿以外の足跡が…熊？
怖いな…

3/31 13:34

滑らない様恐る恐る進む

3/31 13:37

男山手前でロープが複数ある

3/31 13:48

3/31 13:48

男山まで後60m！

3/31 13:49

山頂手前の分岐。
帰りはこの御所平方面へ降る

3/31 13:50

最後の登り

3/31 13:56

パノラマ

3/31 13:59

男山登頂！
大げさに喜んで見た

3/31 14:00

天狗山は凄い形だ

（maruta27）あっちも「男感」が半端ないな

3/31 14:00

太陽が移動してイマイチぼやけてしまった富士山

3/31 14:00

八ヶ岳も逆光

3/31 14:00

（maruta27）おー、山頂直下はナイフリッジが続いとる

3/31 14:01

金峰山はハッキリ見えるな

3/31 14:04

男山だから男らしいポーズを取る（？）maruta27

3/31 14:17

30分弱休憩しそろそろ下山

3/31 14:29

分岐を御所平方面へ降る
途中あった看板。今はやっていない様だが…

3/31 14:36

かなりの急坂。
登りはか大変そうだ

3/31 14:41

林道終点。下りは20分程だが登りは倍かかりそう

3/31 14:49

この後はなだらかな林道を登山口まで歩く。
コースタイムは1時間以上ある。
長いなあ

3/31 15:05

250mほど一気に降りてきた

3/31 15:05

登山道の標識が定期的にある

3/31 15:13

3/31 15:23

3/31 15:43

男山登山口。下山開始から1時間20分程。ほぼコースタイム通りだ

3/31 15:53

（maruta27）小海線 HIGH RAIL 1375（ハイレール イチサンナナゴ）を最大望遠で激写！

3/31 16:09

信濃川上駅まで20分程歩いた。
駅前からも男山見えるんだな

3/31 18:07

廻り目平の帰りにも食べた小淵沢の食堂。旨い

（maruta27）手作りハンバーグ定食、うま〜

3/31 18:32

撮影機器：

EX-ZR1100 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ポール

感想

kukaminn

今回参考にしたヤマレコおすすめルート
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/guide_detail.php?route_id=341

2週間前に廻り目平キャンプ場から登った金峰山の帰り道、車から見えた妙な形の山が気になり調べてみるとどうやら登れるらしい事が判明。
名前も男山と妙に力強い。
ヤマレコにおすすめルートもあったので廻り目平にも一緒に行ったmaruta27を誘って行ってみることにした。
正直「天狗山登山口までのアプローチが判り難いので注意が必要」とあった為一人で行く気がしなかったのだ…。

当日車を駅前に停め、バスで大深山中央バス停まで移動。
40分程車道を歩いて天狗山への登山口と思われる地点（鹿防護柵の扉あたり）まで着いた。
ヤマレコマップのルートを頼りにスマホ片手に歩いたが、どこが正式な道なのかサッパリ分からないまま道無き道を登る羽目になり尾根上に出るまではかなり苦戦した。
足元も悪く崩れやすい。石は斜面に載っているだけ。落ち葉もフカフカ。
登れば登るほど急になり、両手両足を使った。
それ程コースが長くないのが救いだ。
馬越峠まで車で行けたらこの苦労は無かったのになどと思いながら1時間弱で尾根道に出た。

尾根まで出ると登山道は明瞭。標識、ロープ、ピンクテープと充実し気楽なハイキングに早変わりする。
とはいえロープのある岩場や断崖もあるので気をつけながら歩く。
しかしどちらかというと苦戦したのは北側斜面のわずかな残雪と、溶けた雪が凍結したツルツルの路面だ。
道が狭い箇所や岩場での凍結は冷や冷やする。
岩場が多いので眺めはよく、八ヶ岳や金峰山、甲武信ヶ岳方面、御座山や浅間山など周辺の山を楽しめる。
すぐ近くに見えるが意外に遠く、天狗山から男山は1時間40分程かかった。

天狗山と男山の眺望は最高で八ヶ岳の展望台というのも納得だ。
男山からの下山はピーク手前の分岐まで戻り御所平方面へ進む。
下りは急だが直ぐに林道終点に着き、後は長い林道歩き。
天狗山も男山もイマイチアクセスが良くない気がする。
（馬越峠からピストンするレコが多いのも納得だ）

下山後は直ぐ近くにある村営のヘルシーパークかわかみを利用。
何と入浴が300円だ。食事も取れるので今後も利用しそう。


天狗山 男山縦走は適度に歯ごたえやスリルもあり、眺めも抜群に良いのでおすすめだ。
周辺の山をある程度登った後に行くのが良いと思う。
友人とあの山に登った時は…などと思い出話に花が咲く事請け合いだ。