瑞牆山
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
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写真
感想
冬も終わり、閉鎖中だったゲートが開いてから初の瑞牆山だった。
1日目の対象ルートは屏風岩、気球飛行4p
不動沢愛好会ルートの2ピッチ目終了点から、右壁に走るクラックをトラバースする。3ピッチ目のトラバースはシンハンドで、出だしは絶対に濡れている。プロテクションもコケの生えたフレア部分に取らなければ行けないため、ここらで無闇に落ちる練習をしない方がいい。
4ピッチ目はブッシュから簡単なチムニーを抜けてトップアウト。木で同じルートを懸垂下降することになる。
懸垂下降する際は、下のシングルピッチのルートとかぶるため、コミュニケーションをとりながら降りるべきだろう。無論、声を掛けても突然終了点に現れて懸垂下降をし出すと煙たがられ、いつの時代もいる「若者に物申したがるご年配」に小声で何かを言われることになるだろう。
2日目は十一面の秋一番ルート
核心といわれるハングのワイドクラック、実はルーフ部分は悪くない。抜けのハンドとのつなぎが悪い。
皆そのルーフに注目しがちだが、実はその次のピッチが核心にも感じられる。10bと思ってかかると300%返り討ちに遭う。フレアしたハンドだかフィンガーだかを保持りながら、薄いダイクに乗り込む。プロテクションは悪くないが、強度はベルジュエールの1ピッチ目より強い。
疲れもありギリギリではあったものの、ここはオンサイト。フォローを引き上げテラスまで歩き、カジュアルに最終ピッチをこなして終了。駐車場で待たせていた山谷を怒らせないため、ダッシュで下山。
どっかのボルダーで二段を5撃して、そのあとも段をいくつか稼いできたらしく、案外機嫌はよかった。歩いて降りてくれば良かった。
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