燕岳・餓鬼岳

2011年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: 11:37
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,402m
• 下り: 2,413m

コースタイム

2:54中房駐車場発
3:03登山口
3:23第1ベンチ
3:37第2ベンチ
3:54台3ベンチ
4:14富士見ベンチ
4:33合戦小屋
4:43合戦の頭
5:10燕山荘〜6:30
6:49燕岳山頂
7:00北燕岳〜7:07
7:08分岐
7:57東沢乗越〜8:06
8:33東沢岳
10:13餓鬼岳小屋
10:17餓鬼岳山頂〜10:36
10:39餓鬼岳小屋
12:32東沢岳
12:45東沢乗越
14:23中房温泉
14:30中房駐車場

天候

腫れから曇り、下山後は雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

中房温泉から燕岳
　安全な登山道

北燕岳から東沢乗越
　道幅は細めですがつまづいたりしなければ普通の登山道。

東沢乗越からケンズリ手前の鞍部まで
　刈払いはされたのが数年前でしょうか、登山道脇から伸びた笹が足下を見えにくくしています。
東沢岳山頂部の登山道はわかりづらい(迷うほどではない)、浮石に注意。

ケンズリから　餓鬼岳
マーキングあり、見落とさないように。(年月の経ったマーキングもあり)

東沢乗越から中房温泉
ミニ徒渉あり、と言うか石を越えて通過、水に入ることはありませんでした(時期によるかも)



表銀座はよく知られた道
北燕岳から北は初体験でした。
印象としては北燕から東沢乗越の間は巨岩の稜線を中房側・湯俣側を行ったりきたり、その後東沢乗越に向けて下る、ざれているところもあれば草原にジグザグに切られた道もあり、その後樹林帯の林歩きに変わります。

東沢から中房に下る道もその上と同程度に刈り払いがされています。
乗越から沢が出てくるところまでは草原帯に開かれたジグザグ道、スリップ・つまづきに注意。
沢がでてくると林の中歩きになります、細い川を渡ったり林の中を下ったり。(急傾斜の林もあります)
下り調子の道ばかりと思いきや、崩壊地を巻くために150m程度休憩者を一気に登る箇所もあります。左岸を下り続け、行程の中ごろに掛けられた橋を渡るとその後は右岸を歩きます、右岸歩きになるとアップダウンは小さくなってくるのですが気がつけば川との高低差が大きく驚きます。



東沢乗越から餓鬼岳までの行程は面白いと言えば面白い。要注意と言えば要注意。
八峰キレットや不帰キレット・船窪周辺・大滝-徳本峠をこじんまりと凝縮したような印象。
極小柄な人が越せるか疑問の岩セクション1・2個あり、餓鬼小屋を絡めて縦走するような大荷物を持った単独山行は水場も少ないことを考えると厳しいと思いました。




整備されている渡しの為の木材も朽ちてきているものもいくつかありますので、個々判断で慎重な通過を。

個人的感想は東沢沿いを上に向かうのがつらそう。
餓鬼岳方面(身軽なら)ピリッとしょっぱく面白い。

写真

登山口脇にて登山届を記入

目標は燕山荘で御来光。

合戦の頭

燕山荘到着

電気ついてます(合戦の頭に出たとこから既に灯いてました)

御来光に間に合った

富士さ〜ん

まだまだ暗い

槍

次第に明るく

手前に有明山

いよいよ!

いよいよ!!

しばらくお待ちください。

おー。

個々からしばし言葉(コメント)も無く

小屋の食事の時間と共に小屋前は静かに

カメラを低いところに
空が青い

さ〜て
先に進む。

日のあたった燕山荘

パシャ、

燕山頂へ

西鎌尾根、新穂方面から滝雲があふれる

表銀座・大天井・常念

燕岳山頂

北のほう

浅間山

雷鳥

こっち見た

北燕岳へ

山頂手前、東沢方面への分岐

振り返って燕山頂
奥に富士山・南ア

笠が浮いてる

立山・ツルギ
手前が不動岳

後立山
白馬山荘見えたかも

槍穂・北鎌尾根

奥穂・前穂

さて、先へ。

こんな感じ

乗り越して

水晶

また乗り越して

ザレっぽく下っていく

転んだら下まで行きそう

林の中

東沢乗越に到着

きゅうけいー

笹、伸びてます

東沢岳が見えます

シャクナゲハイマツ帯
伸びてます

ケンズリ、でか。
奥に餓鬼岳

高瀬ダム湖、ブナダテ尾根、烏帽子岳

山頂にちっちゃいプレートあり

烏帽子岳

大町市街を見下ろしながら稜線を右に行ったり左に行ったりスラローム。

伸びてます、ハイマツ

ケンズリ
急すぎ、無理じゃね?
(実は登山道、鞍部から大きく西を巻くので行けました)

ケンズリの裏あたり

鉄梯子

再び稜線に出る

燕北方から槍の穂先

八と甲斐駒の間に富士山

餓鬼岳山頂、手前に餓鬼岳小屋

餓鬼岳テント場

餓鬼岳小屋

小屋裏からは白沢登山道へ
分岐の看板

餓鬼岳山頂

鹿島槍

立山・ツルギ・針の木

立山・ツルギ

槍に雲!

手前が有明山

帰る方向

妙高やら火打方面

奥に薬師岳、ちょっと。

槍、隠れちゃう

唐沢岳のほう

針の木岳

南アルプス

餓鬼岳小屋裏

ケンズリ

こんなとこも

落石注意

滑落注意

東沢岳山頂にて

燕岳にも雲

東沢乗越
東沢から中房へ

草地

沢が出てくる

下る

ミニ徒渉この先数回

ちょっと下倒木も

堰堤跡

画面左に歩けるとこあり

次の堰堤
鉄の棒
1m無いので特に問題なし

一気に150mぐらい高巻ー!

振り返る

同じ以上に下るわけです

沢

奥馬羅尾沢
○○に大事なことが書かれていたと思うのだが・・・・

今回一番怖かった
傾いててしかも壊れそう。

これを渡って右岸へ

川があんな下!

ロープの山側は中房温泉の施設内

施設内を導かれるままに登山口へ

中房温泉

思い出ポスト

橋を渡ったら登山口

登山口に到着

駐車場に到着〜!

有明荘で入浴。

感想

osanpo

天気もそこそこ
秋の稜線歩き、静かな山歩き。


MYお気に入りルート追加ー!!



SUGAR'S DIARYはこちら↓
http://www.matsuaz.com/osanpotaityou/2011/11/06/1320566909129.html

コメント

sakura

さすがですね〜
osanpoさん　こんにちはです

餓鬼岳まで行かれるとはさすが、脱帽です。

奥馬羅尾沢の看板、私には『おいしい水です』と入るように思えたのですが

もう一枚の看板の文字と同じだとばかり思ってましたが．．．．まさか ちがう文字が．．．．

お互いカモシカ山行が多いですね。osanpoさんのカモシカ行も楽しみにさせていただいてます。

osanpo

sakura0725さま
『煮沸して下さい』
『自己責任飲用可』
だったりして、悲観的な私。

ま、隣と同じでしょうね。

健康第一、いつまでも山歩きを楽しみたいですね。

noria

餓鬼岳
osanpoさん、こんばんは〜。

燕岳〜餓鬼岳って確かに気になるエリアです。

超小柄でも無いですけど、足が短くて伸びないので
岩を越えられないかもしれないです。

osanpoさんは安曇野在住でしたか。
北アルプスの尾根が全部赤線で繋がる日は近そうですね。

osanpo

noriaさま
こんばんは、

大丈夫です。
危なそうな情報（感想）は1.5割増しにして書いてます。
『手段』はいろいろあると思います。

ヤマレコユーザーさんは皆さん学習されているので、ほとんど通過できると思いますよ。
単独経験のあるnoriaさんならな〜んにも問題ないと思います。


里を見ながら歩いていながら前後のアクセスの悪さが一番の厄介者でしょうか。

深田久弥は葛温泉から餓鬼岳に登ったそうです。
葛温泉 から一日行程で餓鬼岳小屋に到着できれば、このルートもメジャーになれると思うんですけどね。
（厳しいから道が無いんでしょうね）

lynx1218

来年絶対餓鬼岳に行く！
osanpoさん、こんにちは。
タイトルマネッコしちゃいました。すみません

毎度のことながら山とルートの選択が玄人好みですね。
渋いです
東沢乗越から中房温泉までの道、大いに参考になりました。ありがとうございます

餓鬼岳小屋はぜひとも泊まってみたい小屋のひとつです。
来年こそは…
（もちろん人の少ない時期を狙って ）

shige

餓鬼岳
お疲れ様でした。

燕岳を過ぎてからは貸切で静かな山を堪能できたと思います。

餓鬼岳の昨年からのヤマレコ記録が30件ありません。
船窪より少ないですね。

osanpo

linx1218さま
くろうと好みはきっと私が腹黒いから・・・

ひっひっひ、他にもあるかな。

まだまだ行きますよ、
linx1218さんたちの山行記録を参考にしながら。

osanpo

shige
餓鬼岳方面は人少ないですね。
記録が30件無いのもわかります。

刈り払い・整備が遅れがちな感もありますが、されているからありがたい！

貸切り、至福のときを過ごすことができました。

osanpo

shige様
前投稿で表題に『様』が抜けてしまいました。

深くお詫び申し上げます。