記録ID: 1482220
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ハイキング
中国
鉱山跡から鎌倉寺山に登る
2018年05月27日(日) [日帰り]
kariogaryu
その他10人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:33
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 680m
- 下り
- 741m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:34
距離 38.7km
登り 680m
下り 744m
9:39
334分
スタート地点
15:13
ゴール地点
11人パーティのため時計回りで一巡して4時間近くかかった。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鉱山跡から鎌倉寺山に登る 日時:2018年5月27日(日) 天気:曇り時々晴れ コース:有留駐車場登山口〜鉱山跡〜鷹山林道出合〜トラバース道〜稜線鞍部〜619m峰 (最高峰)〜鎌倉寺山(618m)〜四差路分岐〜有留駐車場登山口 メンバー:11名 2年前に同じコースを使って鎌倉寺まで登ったが、その時と今回ではかなり印象が異なった。まず一つは最初の稜線鞍部である鷹山林道に出るまでは、前回は踏み跡がはっきりしないため右往左往しながら登ったような気がするが今回は意外とすんなりと登れたということ。二つ目はトラバース道を経て稜線鞍部に出る手前とか619mの山頂付近には鎌倉寺山より沢山のシャクナゲがあったと思ったがそれほどではなかったこと。またこの5月の大型連休時、福岡県の金山(967.1)に登った折、見かけたシャクナゲ(ツクシシャクナゲ)は木も余り大きくなく花は小粒で愛らしかったが、鎌倉寺山で見かけたものは木が高く花も見上げるようなものばかりで密生していないので今一つという感じだった(もっとも5日前に出かけた折は、最盛期で素晴らしかったが)。 その他としては四差路分岐から登山口までの下りが思いのほか急だったこと。地形図(地形図の登山道は殆どば誤り)を見ても簡単に下れるものだと高をくくっていたが、結構急でこれを登るとすると大変だということが改めて分かった。 コースについて詳述すると以下の通り (1)駐車場〜沢(実相寺川)沿いに上る〜鷹山鉱山跡〜鷹山林道出合(所要1時間25分) 駐車場(5〜6台駐車可)から舗装路をわずかばかり進むと左手にキャンプ場の入 口があり、さらに進むと鎌倉寺山の登山口が右手に現れる。この登山口を見送って直進すると舗装路が終わって地道となる。以後、道幅は狭くなったり広くなったりするが基本的には上流にあった鉱山跡までの広い道が時折、狭くなったのではないかと思われる。そのため踏み跡はしっかりしているものの、崩れかかった橋や流された橋(いずれも川幅は1〜2m位で水量も多くない)もあるので川を渡る時は足元に気を付けること。 出発点の駐車場より45分余りで鉱山跡らしき苔むした2段の長い石垣跡に出くわした。 その後も踏み跡は分かりにくい所もあり、川を渡ったり川に沿って登っていると思いがけず古い林道に出くわしたりする。そして山の斜面を緩やかに巻くように登っていると踏み跡を遮るかのように一本の長い木が倒れていた。この木の下をくぐりながら登ると小尾根に出くわし、これを登り切ると2段の石垣跡から20数分で住居でもあったのではないかと思われる平坦地に出くわした。ここからさらに10数分登ると目の前に桧の人工林が現れ、この中をわずかに登り切ると平坦地となり、目の前には未舗装の古い林道があった。これが林道鷹山線で読みずらい古い標識があった。左手に下ると神ノ倉(かんのくら)山の裏(南東)手に向かうようだ。 いずれにしてもこのコースはかつて鉱山(鷹山鉱山)があったらしくその跡を調べるのも面白そうであった。 (2)鷹山林道出合〜トラバース道〜609.5m(御鷹山)と619mとの稜線鞍部(所要約50 分) 林道に出るとすぐ林道と別れて右手(北)の尾根に取り付く。するとじき尾根道とトラバース道(巻き道)に分かれるので右手の巻き道に入る。道幅は狭くあまり大きなアップダウンはないが、所々斜面のきつい所があるのでスリップに気を付けること。コース全体が暗い樹林帯の中で、しかも意外と長いのでどちらかと言えば気は重くなる。このコースの中で特に気を付けなければならないのが一か所ある。それは林道出合から15分近く歩いた所で大木が倒れ、道が塞がれている所である。一瞬、行く手を遮られ不安を感じるが、慌てないこと。ルートを大木を越して下に取り易いが、無理矢理進まないこと。迂回路は 大木を避けて上に向かって斜めに登るようにトラバースしている。踏み跡ははっきりせずしかも狭いのでスリップしないよう慎重に進むこと。ここを乗り越えてもトラバース道は30分ちかく続き、やっとの思いで稜線鞍部に達した。鞍部の5〜6分位手前にもシャクナゲが見られたが思った程でもなく花も咲き終わっていた。また鞍部手前の上りは登りらしい登りもなくじき鞍部に出たという感じだった。 (3)稜線鞍部〜619m峰〜鎌倉寺山(所要約30分) 鞍部に出ると山は明るくなり道幅も広くはっきりしてきた。稜線左手(東)は鹿除けと思われるネットが張られ619m峰まで続いた。619m峰までは上り一方出るが危険個所は全くない。山頂は縦走路の通過点と言った感じで展望はほとんど利かない。山頂から一旦下って鎌倉寺へと向かうが、鞍部からの取っ付きに小規模の岩場があるが据え付けられている5〜6mのロープを使うと難なく登れる。その後尾根道を5〜6分登ると鎌倉寺山の山頂である。この山頂も展望は利かないが、シャクナゲの数はやはりこの辺りが一番多いのではないかと思えた。それに5日前に訪れた程ではなかったが、まだきれいに咲き誇っていた。 (4)鎌倉寺山〜四差路分岐〜有留登山口(所要約1時間) 山頂よりその昔、寺があったと思われる(本当にあったのだろうか?)平坦地を左に見ながら通り過ぎ、急斜を10分足らず下ると牛岩集落や縦走路に向かう四差路分岐。ここで右(北)に折れて出発点の有留登山口に向かう。地形図(点線路は間違い)で見る限りはそれほど急ではないように思えたが、何と急なこと急なこと。 まず分岐から短かったものの、いきなり急な下りが始まった。その後巻き道で多少緩くなったかと思うと再び急な下りが続く。これが意外と長く逆にこれを登るとなるとうんざりする位、急である。分岐から40分近く下るとようやっと緩くなり、水が流れたり隠れたりする沢沿いに10分ばかり歩くと舗装路に出て、その後2〜3分で出発点の駐車場に戻った。 (参考タイム) 出発点の駐車場(0.03)鎌倉寺登山口(0.45位)古い石垣が二段残っていた場所(0.38) 林道鷹山線出合(0.50)609.5峰と619m峰との間の鞍部(0.15)619m峰(0.14)鎌倉寺山(0.09) 四差路分岐(0.45)鎌倉寺登山口(0.03) したがって時計回りで一巡すると約3時間45分位(ただし11人パーティ) |
写真
感想
沢沿いのコースは2回目。初回に比べると道迷いも少なかった。時間はかかったが急な登りもあまりなく鉱山跡はゆっくり見学してみたかった。
林道出合から次回は尾根通しに歩いてみたい。
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