高三郎山(クラコシ尾根、広坂尾根分岐で下山)


- GPS
- --:--
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
- 山行
- 12:10
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 14:31
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丸太のへつりは登山靴では無理。 クラコシ尾根は部分的に藪。 熊に注意。 |
写真
感想
自分のシュミレーションでは3:40スタート、17:20ゴールの予定。熊が怖いので誰か行く人を探したが都合付かず、今回は熊対策を充分にして単独で行く。寺津発電所ゲートを4:10にスタートしたがすぐに明るくなる。ヒガシミネの取り付き下まで犀川ダム右岸道は草が刈ってあった。ありがとうございます。ダムの水がとてつもなく少なく、旧二又集落付近は底が出ている。これではボートは来れないですね。丸太のへつりの先端には新しい丸太と新しいロープが設置されていた。ありがとうございます。川を渡渉するつもりで胴付き長靴を持ってきたのだが、それを履いて丸太上を行く。奥は結構水流が強く、水量も多いので慎重に。渉りきると広い河原。先へ進むと小屋掛けブルーシートがある。ここから金山谷までは左岸の所々崩れた細い道を進む。金山谷出合の高台にもブルーシートの小屋掛けがあった。こんないい所でうらやましい。谷には立派な丸太の橋が設置されている。ありがとうございます。渡っててすぐナガオ(長尾根)に取り付く。急登が続くがササユリの蕾がいやしてくれる。泥の付いた石の急斜面でロープを持ったまま足を滑らせ、胸と膝を石で強打。痛みでしばらく息ができなく、唸る。幸い肋骨は折れていないようだが、死ぬかと思った。(笑)なんとか復活して急登を上がると、右手に泥の小池がある奥の根曲笹の藪の中で、枯れた小枝を踏むような音と笹薮を移動する大型の動物2頭の気配。ちょっとびびる。爆竹を鳴らし、様子を見るために声を出してみるが、静かなので先に進む。心地いいブナ林を抜け、砺倉山との分岐で休憩する。いつのものだろうか、焚き火の跡がある。この辺りから体調が悪くなり吐き気が襲ってくる。砺倉山の方に行って下山しようか迷うが、行ける所までクラコシ尾根を行ってみよう。出だしから藪だが、所々昨年秋だと思われる藪木の伐採がそのままになっている。それでも大変助かります。広坂尾根に乗り上げる最後の急登を吐き気と闘いながらゆっくりと登り上げる。ようやく分岐だ。ここから広く笹が刈ってある。残雪も少しあり、山頂まであと30分なのだが、もうどうしようもない吐き気とめまい。もったいないけど無事帰らなければならない。下山だ。ふらふらになりながら、滑落しないよう慎重にクラコシ尾根を戻る。砺倉山への分岐辺りでだいぶ吐き気が楽になってきた。金山谷出合でもゆっくり休み、帰っていくと、朝なっかた草刈り跡が続いている。そして冷水でビールも冷やしてある。誰にも今日は出会わなかったが、金大ワンゲルOBの方々が整備に来ているらしいことが彼らのHPで分かった。大変な労力です。ありがとうございます。いつか自分もテントを張ってのんびり高三郎に登って、ビールを飲みたいものだ。ここは金沢の秘境の楽園だ。
コメント
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県道が通行止めになったから高三郎山に登っていません。
ヤマレコにもアップを見ることが無くて金沢の山の最難関になりましたね
単独でチャレンジ体力と気力が無いとできません
熊スプレー同じ物を私も買いました
コメントありがとうございます。単独であの山深さで熊に襲われたらシャレにならないので、その辺だけ注意ですね。でも毎年行きたい所です。いい所です。自分の体力でもめどはたちました。速い人は10時間で日帰りできると思います。自分は13時間プラス休憩二時間といったところでしょうか。(笑)出来れば焚き火しながらテン泊したいものです。
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