伯耆大山 夏山登山道ピストン



- GPS
- 03:26
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,196m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
- 山行
- 2:07
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 3:27
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
私たちは南光河原の駐車場に停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはよく整備されており危険箇所はありません。 |
写真
感想
友人のM氏より「6月末に韓国の友人が大山登山のために来日し、一緒に登ることになったので付き合ってくれ」とのオファーがあり、初の遠征登山に行ってきました。
学生時代にとあるご縁で鳥取・島根の山陰地方を度々訪れることがあった私にとって「伯耆大山」はいつか登ってみたい山だったので今回の山行はかなり楽しみでした。
前日の金曜日に仕事をお休みし、信州から羽田経由で空路を米子鬼太郎空港へ。鳥取県は多分30年ぶりくらいの訪問です。
山行当日、関東甲信地方は梅雨明けだというのに、ここ山陰地方は日本海に停滞する梅雨前線に向かって台風の影響による南からの湿った空気が入り込み、朝からあいにくの雨。しかも韓国からの一行が約束の時間に到着できず、夏山登山口で合流できたのは午前10時過ぎでした。この時点で私とM氏は完全にテンションダウン。「山は逃げないからね~」などと言いながら、「私たちは登ります。」という総勢24名の韓国チームを登山口で一旦見送ったのでした。
そんなこんなで一度は山行をあきらめ、最近出来たというモンベル直営のお店でお土産を買いつつうだうだしていると、さっきまでの雨が止んで空が明るくなってなってきました。天気予報を確認すると雨雲の動きも微妙に変わって来そうな感じなので、「とりあえず行けるところまで登ってみる?」みたいな話になり、急遽装備を調えて11:30に出発したのでした。
ところが読みが甘かった。登り始めてまもなくお天気はやっぱり当初の予報通りの「雨」。ただし、登山道は延々ブナ林の中を続くので、そんなに気にならなずに歩けます。「これならそこそこ行けるかな。」と思っていると同行のM氏は今年初登山だそうで、明らかにペースが鈍い。
「どうしますか?」「いいから先に行ってよ。」「じゃぁ先に行きますが、この先無理せず引き返して下で待っててもらってもいいですよ。」とレンタカーのキーを預けて、M氏と別れてソロに変更となりました。
自分的には今のペースと天候なら頂上までは行けるなという判断で、ひとまず山頂をめざしました。6合目手前くらいから登りがきつくなりましたが、ノープロブレムです。稜線に出てからはやや風と雨がきつくなりましたが、13:20に山頂到着。ちょうど先発の韓国チームに追いつきました。本当は山頂でゆっくりしたいところですが、眺望もゼロ、M氏も心配なのですぐに下山へ。この時点で雨足も強くなりほぼ土砂降り状態でした。スリップに注意しながら下ります。M氏から連絡があり6合目避難小屋までは来たのでそこで待っているとのこと。13:45に6合目避難小屋でM氏と再会し、雨をしのぎながら遅めの昼食をとりました。
昼食後は韓国チームも合流し、再び各々のペースではありながらも和気藹々と下山の途につきました。
終わってみると「ただ登っただけ」でしたが、途中エゾアジサイ、シモツケなどの花々も楽しむことが出来てそれなりに楽しい登山でした。下山途中に一瞬見えた下界の眺望。美保湾の風景は素晴らしかったです。また機会があれば晴れた日にリベンジしたいと思います。
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