予想以上に楽しめた奥久慈男体山
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- GPS
- 25:52
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 645m
- 下り
- 663m
コースタイム
天候 | 晴天ナリ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道脇が急激に切れ落ちているところがありますので、低山だからといって油断は大敵です。健脚コースは急な岩場が続きますが、足元に気をつければ危険はありません。 |
写真
感想
前回、御坂黒岳に登ったとき、
まもなく10歳になる娘が「もっと岩とか登る山がいい!」というので、
鎖場もあるけど気軽に登れそうな奥久慈男体山に登ってみました。
道を間違ったりして駐車場を探すのに手間取りましたが、
快晴の中、山を見上げつつ10時半に出発。
登りはじめてまもなく「健脚コース」と「一般コース」の分岐に到着。
妻は「一般コース」を主張しましたが、子供たちに受け入れられず
いざ、健脚コースへ!
最初のうちはやせた登山道や急な登りに
登る前は勢いはどこかへ。。。子供たちもビビッていましたが、
慣れてくるとスイスイ登っていきます。
勾配は急ですが、
きれいな紅葉や登るたびに視界が広がっていく楽しさもあり
あまり疲れを感じることなく登っていけます。
紅葉はあまり期待していなかったのですが
タイミングが良かったおかげもあり、
赤に黄に色鮮やかな景色を楽しめました。
健脚コースには鎖がかかっている場所が10箇所以上ありますが、
鎖を使わずとも登れるところがほとんどです。
足元に気をつけていればそれほど危険はありませんし
子供でも十分に登れます。(むしろ、子供の方がうまい!)
登りはじめてから2時間ほどで山頂へ。
いつものことですが
子供たちは虫や珍しい花などを発見するたびに寄り道するので
たいぶ時間が掛かりましたが、
1時間半もあれば十分に登れると思います。
山頂は360°の展望で、とても標高654mの低山とは思えない雄大な景色でした。
風もなく暖かかったので
昼食代わりのお菓子を食べ、少しのんびり。
山頂には標識らしきものが見当たらず、
一般コースへの下山口がいまいちわからなかったのですが、
近くにいた方に道を聞いて下山開始。
山頂を挟んで健脚コースと一般コースに分かれている形です。
下りはじめてまもなくやせ尾根となります。
勾配は緩やかですが、
足を踏み外すと数100mも落ちてしまいそうな崖なので
注意が必要です。
林間に開けた大円地越から下は
湧き出した沢沿いに進みますが、
この辺りの紅葉がとてもきれいで
他の登山者も足をとめて眺めていました。
一般コースは全体的に傾斜が緩やかで
子供たちはモミジの種を拾いつつ
走るように下っていきました。
下山開始から1時間ほどで大円地に着き、
登山口にある大円地山荘で遅い昼食に蕎麦をいただきました。
菊(?)の天ぷらなどもあり、
のどかな山里にふさわしい、素朴な美味しさがありました。
正直言って、登る前はあまり期待していなかったのですが、
奥久慈男体山は
岩登りに、景色に、植生にと、多くの魅力を持った山でした。
低山の魅力を再発見させてもらった気がします。
軟弱登山家なので、
今年の山登りはこれで最後になるかと思いますが、
家に帰ると、子供たちは山のガイドブックを見ながら
早くも次に登る山探しをしていました。
今年は東日本大震災という暗い出来事があり、
奥久慈男体山にもその爪痕が残されていましたが、
来年も楽しく山登りができればと願いつつ、
皆さんの山行記録を読んで冬を過ごしたいと思います。
コメント
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