南八甲田 逆川~バッカイ沢 沢登り
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 498m
- 下り
- 491m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:37
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:22
天候 | 7/14 晴れ 7/15 曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【逆川】 滝の規模はそれほどでもないが、ホールドが細かくいやらしい滝もあるので、ザイル確保か補助ザイルを要する。上流部は藪が濃い 【バッカイ沢】 上流部は藪が濃い。滝はどれも難しくない。下流部は崩壊している斜面があり、注意が必要。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 酸ヶ湯温泉、猿倉温泉、谷地温泉など |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
渓流シューズ
|
---|---|
共同装備 |
グローブ
調理用食材
GPS
ロープ
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
キャメロット
ストッパー
カム
ナッツキー
ナイフブレード
ロストアロー
テントセット
|
備考 | 虫除けを持っていけばよかった |
感想
沢登りやアルパインなどの登攀系の夏合宿の訓練として、南八甲田の逆川を計画した。この沢は登れる滝が多くあり、私も1回遡行したことがあるので、訓練としては最適の沢だった。近くて運転が楽なのも理由の1つだった。幕営装備を持った状態でで岩をよじ登ることに慣れてもらいたかった。当初は櫛ヶ峯まで行く予定だった。しかし、後輩1名がヘルメットを忘れたために、大学まで戻るという失態を犯したため、櫛ヶ峯を諦めてバッカイ沢へ下降することにした。こればかりは今回の山行の最大の失敗だった。出発前に登攀装備は再度確認したのになぁ…
7/14
予定より大幅に遅れて水道敷入口を出発した。グチャグチャの道を荒川まで行く。逆川は滝が多くかかった沢だ。ほとんどの滝は私がフリーソロで上がり、フィックスをセットして後続を登らせた。ただ、1箇所、支点にする灌木等が見つからず、ハーケンでアンカーを構築した時、あろうかとか大事なクロモリ製のハーケンを滝壺に落としてしまった。今度からはバックアップをつけてハーケンを打ち込もうと心に誓った。1095mの二股を左へ進み、草原に出た。ここで幕営をする。ブユの数が尋常ではなく、メンバー一同、餌食となってしまった。
7/15
この日はバッカイ沢を下降した。上流部は汚い沢だ。藪や泥が多くて沢も細く、ちっとも面白くない。途中からは沢も広がり、快適な渓相となる。途中の滝で練習として懸垂下降をした。後輩たちはだいぶ懸垂下降に慣れてきたみたい。とても嬉しかった。荒川に降り、進んでいたら水道敷の道を素通りしていたことに気づく。少し戻って11:00頃に水道敷入口に到着した。
今回は幕営装備等を持って沢を遡行してもらった。参加した後輩たちはまた1つ強くなったと思う。北アルプスの大キレットや剱岳のカニのタテバイなどは危険だと言われている。たしかにその通り。だが、沢登りの方が当然北アルプスの縦走路のように整備されていないため、岩場の難易度的には遥かに遥かに上で、危険だ。ロープを出すか出さないかの判断を迫られたりもする。山岳部でアルプスのバリエーションルートに行く人はもちろん、大キレットなどの岩稜を含む縦走に行く人は幕営装備を持って沢登りをすることを勧めたい。とても良い訓練になると思う。そして、横倉沢の時と同じく、今回も私以外全員新入生だった。新入生が沢登りに積極的なのはとても嬉しい。沢登りやアルパイン、冬山などの登山道以外のルートを行く山行はいろいろと成長させてくれる。
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