記録ID: 155112
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
富士山(精進湖―富士山―御殿場口)
1980年07月19日(土) ~
1980年07月20日(日)

- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,964m
- 下り
- 2,492m
コースタイム
7/19 精進湖(赤池)8:45― 青木が原― 一合目― 二合目 ― 吉田口五合目 ― 18:15七合目(泊)
7/20 七合目4:00―9:30吉田口頂上―白山岳―10:30剣ヶ峰10:45―御殿場口頂上11:10―砂走り―13:00御殿場口二合目
7/20 七合目4:00―9:30吉田口頂上―白山岳―10:30剣ヶ峰10:45―御殿場口頂上11:10―砂走り―13:00御殿場口二合目
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| アクセス | |
| コース状況/ 危険箇所等 |
精進口の登山道ははっきりしていたが、指導標などは必ずしも完備しているとはいえず、地形図を見ながら進んだ。ただ、道ははっきりしていた。 道のりは長く、登山口から一合目までだけでもたしか14勸未△辰拭このコースで最も印象深かったのは2合目から正面に仰いだ富士山で、岩に含まれる酸化鉄のせいだろうか、ちょうど葛飾北斎の「凱風快晴」のように、針葉樹林を前景に、全山暗赤色の富士が手の届くような近さに聳えているのは本当に印象深い光景だった。 五合目から上の道は五合目までに比べるとなんとも単調だった。富士山をよく味わって登りたい人には、精進口の登山道は最適な道といえるだろう。 二日目の朝、頂上への登りに時間がかかった理由の一つは登山者が列をなしていたからだった。当時父がつけた記録によると、「登山者の一人が、早くいこうとしたのか道でない個所を横切った。するとそれが落石を誘発し、50圓呂△蹐Δ箸いβ臉个落ちてきた。幸い誰も怪我しなかった」という。富士山ではしばしば落石による事故が発生している。くれぐれも落石を起こさぬよう、指定された登山道を歩くべきだろう。 御殿場口の下りは深い砂の道で、ひざに負担をかけずに面白いように下れた。もう30年も前の話なので、登山者も増えた今では昔のようにはいかないかもしれない。 |
| 予約できる山小屋 |
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
白雲荘
|
感想
もう30年以上も前、中学生の時に父と登った富士山の記録です。
なるべく下から登ろう、という方針で、精進口登山道を選びました。道のりは長かったですが、その分印象に残る山行でした。
五合目から登る人が圧倒的に多い富士山ですが、五合目から登る富士山は、夏場は砂山です。バスで行くと高山病にかかりやすい、ということもありますし、下から登ったほうが、静かな登山道や景色の変化が楽しめてお勧めです。
また富士山に登る機会があったら、田子の浦あたりの海から登って見たいと思います。
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