伊予ヶ岳

2011年12月10日(土) [日帰り]

コースタイム

平群天神社〜伊予が岳〜平群天神社

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

感想

yuukiku

自宅から2時間で登山口まで行けるアクセスの良さも有り、
冬の定番になっている伊予ヶ岳に行く事にした。

登り慣れている山だけあって
大人と同じくらいのスピードで頂上へ到着。

この日は一番の冷え込みと天気予報は
言っていたけど、山頂は日差しも強くとても暖かかった。

海の向こう側には富士山も見える。

この山は海が近く、山頂からの眺めは低山にも関わらず
いつ見ても素敵だ。

十分に眺めを堪能してから下山開始。

しばらく下ると、50人くらいのツアー登山者の一団に出会う。

こんな小さい山になんと非常識な!

これは私の持論だが、
山は限りなく個人スポーツだ。
少なくとも団体競技では無い。

何故なら、結局自分の足で全てを歩かなければならず、
基本的には誰に助けを借りる事も出来ない。

行くも帰るも自分自身の判断で行う必要が有り
その分、緊張感を持って適確な選択が出来ると信じている。

経験の有る登山者が4、5人のパーティーを組むのは
良いと思うが、ほとんど素人同然の人達が
集団で登山を行うのは、危険かつ他の登山者に迷惑だ。

リーダーは本当に全てのメンバーを把握して
瞬時に的確な判断が出来るのか疑問だ。

天候によっては、
逃げるように駆け下る事だってあるのに
素人の集団を本当にコントロール出来るのか?

伊予ヶ岳の様な低山であっても
1人が怪我をし、雨でも降ってこようものなら
一気にシビアな状況下に置かれる。

ツアーを企画した会社の
無責任ぶりには怒りさえ覚える。
「山をナメるな!!」

ってな事を考えながら歩いていたら
後ろから息子に「そっちの道は違うよ。」と
声を掛けられた。

良く見たら富山への分岐で
違う方向に歩いて行こうとしていた。

息子よ、良く気が付いた。

父親の後を何も考えずに歩いていたならば
決して気づかないはずだ。

常日頃から、
「自分で行く道を判断し、回りを注視しながら歩け」
と教えていた事が生かされた。

そして、
他の事を考えながら歩いていた自分自身も
「山をナメていた」

反省。