ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 156797
全員に公開
ハイキング
丹沢

表丹沢 泥と岩場と青空と、ヘタレて敗退、でも充実。

2011年12月17日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 広島県
 - 拍手
GPS
08:40
距離
16.1km
登り
1,448m
下り
1,431m

コースタイム

8:05戸川公園-8:50牛首(40分のんびり)-11:20三の塔(行動食休憩)-12:10烏尾山-12:35行者岳(軽食休憩)-13:35新大日-14:20塔の岳(食事・写真休憩)-大倉尾根-16:30戸川公園
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・秦野戸川公園に駐車場有(利用時間制限有)
http://www.kanagawa-park.or.jp/hadanotokawa/guide/zone5_2.html
・付近にコインパーキング有(24h、平日500円/日、土日800円/日)
・バスは小田急渋沢駅北口から、大倉行きの終点。
コース状況/
危険箇所等
整備も進んでる様で比較的難所は少ないです。とは言え表尾根は初級〜中級向けぐらいでしょうか(鎖場、痩せ尾根等)

登山ポストは戸川公園の秦野ビジターセンターにあります。

公園〜三の塔は前半舗装路、後半は大倉尾根程じゃないけど割と急登もあり、
杉林で雰囲気は似てます。

三の塔付近、烏尾山付近、新大日の先等、霜柱が溶けてドロドロの道でした。

三の塔〜烏尾山はハシゴ1本+鎖場、崩壊地有、慣れた人なら鎖使わなくても行ける程度。

行者岳を過ぎた所での1箇所、岩(鎖)場の下りは、流石に鎖使わないとちょっとコワいです。また痩せ尾根も多いので、フラつき等には一応注意です。
マウンテンブーツにオーバーパンツ、スノーゲイター、アイゼン持ったし雪道対策OK!
2011年12月17日 08:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 8:01
マウンテンブーツにオーバーパンツ、スノーゲイター、アイゼン持ったし雪道対策OK!
単独、風の吊り橋側へ
2011年12月17日 08:08撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 8:08
単独、風の吊り橋側へ
車道を上り、ここから右へと曲がります
2011年12月17日 08:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 8:27
車道を上り、ここから右へと曲がります
ひたすら林道歩き
2011年12月17日 08:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 8:53
ひたすら林道歩き
牛首到着。ハンター多し。ハイカー少なし。
2011年12月17日 09:08撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 9:08
牛首到着。ハンター多し。ハイカー少なし。
三の塔尾根の樹林帯の登り。
2011年12月17日 09:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 9:48
三の塔尾根の樹林帯の登り。
木々の間から、谷を挟んだ向こうの大倉尾根。
花立山荘も尾根上にチョコンと見えてます。
2011年12月17日 10:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 10:03
木々の間から、谷を挟んだ向こうの大倉尾根。
花立山荘も尾根上にチョコンと見えてます。
振り返れば、海。
2011年12月17日 10:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 10:35
振り返れば、海。
途中急登を越えて来て、次は木段。
2011年12月17日 10:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 10:48
途中急登を越えて来て、次は木段。
眼下には三の塔の次に向かう烏尾山
2011年12月17日 11:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:15
眼下には三の塔の次に向かう烏尾山
烏尾山荘。ひょえー、あそこまでまた下るんかいな。
2011年12月17日 11:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 11:15
烏尾山荘。ひょえー、あそこまでまた下るんかいな。
尾根を上り詰め、やがて向こうに青空が
2011年12月17日 11:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:19
尾根を上り詰め、やがて向こうに青空が
やっと表尾根に出ました。しかし足元ドロドロ
2011年12月17日 11:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:20
やっと表尾根に出ました。しかし足元ドロドロ
三の塔到着。うーん、パノラマ感。
2011年12月17日 11:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
6
12/17 11:25
三の塔到着。うーん、パノラマ感。
蒼い空、そして海、山
2011年12月17日 11:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:20
蒼い空、そして海、山
隣の大山
2011年12月17日 11:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:21
隣の大山
なんていうか、心に沁みる青ですね
2011年12月17日 11:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:21
なんていうか、心に沁みる青ですね
江ノ島。
2011年12月17日 11:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 11:22
江ノ島。
大山向こうには都心のビル群。スカイツリーも。
2011年12月17日 11:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
12/17 11:23
大山向こうには都心のビル群。スカイツリーも。
このパノラマ感を伝えたい。
2011年12月17日 11:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
12/17 11:27
このパノラマ感を伝えたい。
丹沢の尾根尾根した山肌
2011年12月17日 11:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
12/17 11:29
丹沢の尾根尾根した山肌
帰りはあの尾根で。花立山荘見えた。
2011年12月17日 11:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:30
帰りはあの尾根で。花立山荘見えた。
中央の烏尾に下りて、そこから右上の行者、新大日に上り、そして中央奥の一際高い塔の岳へ
2011年12月17日 11:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:39
中央の烏尾に下りて、そこから右上の行者、新大日に上り、そして中央奥の一際高い塔の岳へ
さて行動開始。うわ、足元ヌルヌル。
2011年12月17日 11:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:39
さて行動開始。うわ、足元ヌルヌル。
フサフサの霜柱草原
2011年12月17日 11:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 11:39
フサフサの霜柱草原
向こうには箱根のお山
2011年12月17日 11:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
12/17 11:46
向こうには箱根のお山
ハシゴ出ました。大した事ないです
2011年12月17日 11:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:52
ハシゴ出ました。大した事ないです
ちょっと急な崩壊地。落石起こさない様に…
崩壊進んだから別に出来た?ジグザグの道ありました。
2011年12月17日 11:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 11:54
ちょっと急な崩壊地。落石起こさない様に…
崩壊進んだから別に出来た?ジグザグの道ありました。
鞍部まで降りきると、痩せたトンガリ尾根上に木の橋。
2011年12月17日 12:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:00
鞍部まで降りきると、痩せたトンガリ尾根上に木の橋。
まあこのぐらいなら鎖なくても
2011年12月17日 12:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:01
まあこのぐらいなら鎖なくても
丹沢表尾根アーケードは、笹のアーチと木段の歩道
2011年12月17日 12:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 12:07
丹沢表尾根アーケードは、笹のアーチと木段の歩道
烏尾山荘着きました。
2011年12月17日 12:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:11
烏尾山荘着きました。
この三の塔尾根の下からずっと歩いて登ってきたんだなあ。
2011年12月17日 12:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:12
この三の塔尾根の下からずっと歩いて登ってきたんだなあ。
あそこらへんが、急登だったね
2011年12月17日 12:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:12
あそこらへんが、急登だったね
そして、あのピークへ登り詰め、今こっちへと降りて来た。
2011年12月17日 12:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 12:13
そして、あのピークへ登り詰め、今こっちへと降りて来た。
この前登った愛鷹山。富士の裾野の一部って感じですね
2011年12月17日 12:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:13
この前登った愛鷹山。富士の裾野の一部って感じですね
光る海
2011年12月17日 12:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
12/17 12:13
光る海
プチ天空の稜線をひたすら行きます
2011年12月17日 12:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 12:22
プチ天空の稜線をひたすら行きます
行者岳の狭いピーク。ここの手前は結構急登だった;
2011年12月17日 12:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:38
行者岳の狭いピーク。ここの手前は結構急登だった;
痩せ尾根ばっかり続きます
2011年12月17日 12:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:52
痩せ尾根ばっかり続きます
この岩場下りは結構急。少しドキドキ
2011年12月17日 12:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:52
この岩場下りは結構急。少しドキドキ
これまた見事に崩壊地
2011年12月17日 12:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 12:57
これまた見事に崩壊地
鎖は充実。足元見ながら慎重に。
2011年12月17日 13:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 13:01
鎖は充実。足元見ながら慎重に。
景色の中、三の塔に烏尾山が加わりました。
2011年12月17日 13:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 13:09
景色の中、三の塔に烏尾山が加わりました。
新大日。岩場の次はまたぬかるみ。
2011年12月17日 13:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 13:35
新大日。岩場の次はまたぬかるみ。
塔の岳へ向けて最後の平坦路。
2011年12月17日 14:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:02
塔の岳へ向けて最後の平坦路。
さー尊仏山荘の見える塔の岳まで最後の一登り。
2011年12月17日 14:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:04
さー尊仏山荘の見える塔の岳まで最後の一登り。
プロムナードって感じです
2011年12月17日 14:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:05
プロムナードって感じです
あと一息、最後の急登
2011年12月17日 14:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:14
あと一息、最後の急登
トゲトゲ注意
2011年12月17日 14:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 14:16
トゲトゲ注意
着いた。今日通って来た三の塔〜烏尾〜行者〜新大日を一望。
2011年12月17日 14:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:19
着いた。今日通って来た三の塔〜烏尾〜行者〜新大日を一望。
そう、ここがMの聖地…もとい塔の岳山頂。
2011年12月17日 14:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
12/17 14:22
そう、ここがMの聖地…もとい塔の岳山頂。
横浜、かな?
2011年12月17日 14:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:23
横浜、かな?
蛭が岳と丹沢山。時間足りずこっちには行けず敗退。
2011年12月17日 14:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:24
蛭が岳と丹沢山。時間足りずこっちには行けず敗退。
あの白い山なんだっけ?
シラネ…
白根三山ですね。
北岳〜間ノ岳の天空の稜線を思い出します。
2011年12月17日 14:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 14:25
あの白い山なんだっけ?
シラネ…
白根三山ですね。
北岳〜間ノ岳の天空の稜線を思い出します。
大倉側
2011年12月17日 14:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:26
大倉側
富士と丹沢の山々
2011年12月17日 14:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:27
富士と丹沢の山々
位置関係を確認、っと
2011年12月17日 14:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:29
位置関係を確認、っと
白八潮のキレイだった檜洞丸
2011年12月17日 14:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:30
白八潮のキレイだった檜洞丸
遠くからでも分かる端正なピラミッドは甲斐駒ケ岳。そのすぐ左は鳳凰三山。
手前に三つ峠のアンテナも見えてますね。
2011年12月17日 14:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 14:31
遠くからでも分かる端正なピラミッドは甲斐駒ケ岳。そのすぐ左は鳳凰三山。
手前に三つ峠のアンテナも見えてますね。
蛭が岳すぐ左、甲武信ヶ岳。中央奥には金峰山。
2011年12月17日 14:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 14:33
蛭が岳すぐ左、甲武信ヶ岳。中央奥には金峰山。
一番奥に見えた雪化粧の山は、八ヶ岳。
2011年12月17日 14:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 14:34
一番奥に見えた雪化粧の山は、八ヶ岳。
中華スープで暖まりつつ、ランチパックをパクッと一齧り。んー、幸せのひと時。
2011年12月17日 14:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 14:46
中華スープで暖まりつつ、ランチパックをパクッと一齧り。んー、幸せのひと時。
下山はスピーディーに。金冷シから分岐を行けば痩せ尾根。道の際のエッジ付近が垂直に立ってるから、特に痩せて見えちゃいますね。
2011年12月17日 15:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
12/17 15:10
下山はスピーディーに。金冷シから分岐を行けば痩せ尾根。道の際のエッジ付近が垂直に立ってるから、特に痩せて見えちゃいますね。
花立山荘着。これからおバカになりきってバカ尾根を下りまくります。
2011年12月17日 15:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 15:18
花立山荘着。これからおバカになりきってバカ尾根を下りまくります。
夕日が樹林を照らして来ました。
2011年12月17日 16:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
12/17 16:12
夕日が樹林を照らして来ました。
撮影機器:

感想

年内最後に、積雪あるかも?の丹沢へ行きました。
最寄の山でしかもメジャーコースでありつつも、今まで登ってなかった表尾根から、蛭が岳までを目指します。

朝早く車で行くと、この時期路面凍結が心配だったので、大倉からのループルートを選択しました。

今回、積雪ばっちこーい!という事で、久々出番の冬装備。大型ザックに、防寒着をギュウギュウ詰め込んで、タイツも冬用防風仕様、更にアルパインオーバーパンツとゲイター、アルパインジャケットで身を包み、10本歯アイゼンも携行。

結論から言えば、本日雪はなく、これら装備ほぼ完全に不要、タダの重りと化してしまいました。体力・スピード系の山行とはまた何だか違うイミでMな感じです。

いいんです。最近ULばっかしだったから、そろそろプチボッカ(?)でも。丹沢だし。と計画の甘さを棚に上げつつ、前向きに捉えて行きました。

登り始めは快調、休日の丹沢だと言うのに、バス停にワラワラと居た人々は皆大倉尾根方面へ消えて行き、こちらは誰にも会わない静かな山行。途中で居たのはハンターさんが3人のみでした。
しかし牛首付近でついついノンビリ、何にもない所なのに、30分以上も長居してしまいました。三の塔尾根に取り付いて登ると、本日初のヤマノボラーさん達に遭遇。いずれも下りで、計3組会いました。

三の塔についてタイムを見ると、ようよう標準タイムとトントンぐらいです。正直、足が重い、荷物が重い(腰にずっしり)で、久々だと体がイマイチついて行けませぬ。

山頂を出発すると、霜柱が溶けて泥の中を歩いている様な道でした。
泥でヌルヌル、足を置くとバターをパンに塗るかの様に、ヌルヌルと足が前に滑ります。一歩を置いてヌルっと滑って、後ろ足を抜く時には泥が足を捉まえて離してくれず、粘った挙句にポンッという感じです。
無駄に重い荷物と体に加え、この道がまた体力使う感じでした。

暫く行くと、アップダウンを繰り返し、今度は岩場に出ました。
泥こそ全然ないものの、尾根も痩せ気味だし高度感は多少有りだしで、
結構慎重さを要求されました。

行けども行けども痩せ尾根の区間もあり、そんなに痩せてるのは、こっちにももっと痩せろという事ですか?と自虐的なメッセージを受信してみたり。

泥、岩のアスレチックを交互に繰り返し、でも気持ちの良い青空の下を歩き、Mの聖地(?)、塔の岳に着いた頃には、とても蛭が岳どころか、丹沢山への往復すらちょっと無理っぽい時間になっていました。

となれば焦る事もなし、のんびりランチを取り、快晴の眺望を楽しんだ後、15時前の人が流石にいよいよ少なくなってきた頃、下山にかかりました。
今度はまたノンビリしすぎでしょうか。

帰りは大倉尾根を使います。単調で急登が延々続く事から、通称「バカ尾根」などと、ちょっと可哀想な気もする異名があります。しかしその只ひたむきに道が続くその姿に感じ入るものがあり、少し丁寧に「おバカ尾根」と密かに呼んで見る事にしました。久々の重荷疲れで自分も少しおバカな感じです。
花立山荘まで下って来ると、眼下にひたすら下る尾根が続いています。少し時間も遅いので、ここをひたすらスピードハイクで下ります。
「バカだ!バカだ!お前はおバカになるのだ!」
成り切りました。
何も考えずにわき目も振らず下っていると、段々と爽快にすらなって来ました。

(気絶寸前の眠さで感想を書いているので、自分でも何を書いているのか良く分かっていません。)

本日は当初予定の蛭が岳到達ならずの敗退ながらも、他の下山者達を追い越しつつ(時には追い越されつつ)、夕焼けの林の中、心地良い充実感に包まれ下りました。

戸川に着くと、携帯に着信が入ってる事に気が付きました。
山友さんから、金時山に登りたい、との打診でした。
という訳で、土曜だけで終わらず翌日も山おかわり!という事で箱根に行ってきます。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1443人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳周回ルート 三ノ塔尾根からあがって主脈を堪能、バカ尾根下り
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら