埼玉県・柳瀬川遡上リハビリ歩行 その1(中流)
- GPS
- 02:31
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 42m
- 下り
- 50m
コースタイム
ふれあい橋(新座市中野) 1445
英橋(新座市大和田) 1453
清柳橋(所沢市坂之下) 1508
城前橋(清瀬市下宿) 1520
金山橋(清瀬市中里) 1535
松柳橋(所沢市東所沢和田) 1542
清瀬橋(清瀬市元町) 1556
境橋(清瀬市元町) 1559
柳瀬川交差点(所沢市下安松) 1617
松戸橋(所沢市上安松) 1635
新秋津駅(東村山市秋津町) 1641〜1645
(武蔵野線)
北朝霞駅/朝霞台駅(朝霞市浜崎) 1656〜1708
(東武東上線)
柳瀬川駅(志木市館) 1712
志木大橋(志木市館) 1724
ゴール(新座市新座) 1731
天候 | ず〜っと晴れてました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に川沿いのジョギング&サイクリングロードですから、 しばらくは危険箇所らしい危険箇所はないのですが、 清瀬橋から上流は、川沿いの道がなく、 一般道路を大回りして歩く上、ガードレールがないところが多いので、 往来する車に注意が必要です。 特に夕方は交通量が多いです。 |
写真
感想
松葉杖が取れて3週間、脚の状態もだいぶ上向いてきたので、
自宅近くにある柳瀬川という荒川水系の川を、
リハビリを兼ねて遡上してみることにしました。
柳瀬川は、荒川から分かれる新河岸川(しんがしがわ)を
3〜4km遡上したところで分岐する一級河川で、
狭山湖の上流の小さな複数の沢が水源です。
昔は非常にきれいな川だったようですが、
近辺の多くの川と同様、生活排水の影響で一時はドブ川のような状態となった後、
下水道センターの稼動や、地元の方々の努力によって、
現在では魚釣りができるくらいにまで回復しました。
実際に歩いているときにも、釣りをしている方が散見され、
また、野鳥も多く生息しているとのことで、
望遠レンズ付のカメラを構えた方もいました。
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さて、自宅から川の土手まではすぐです。
土手に上がってから、ひたすら川沿いを上流に向けて歩くことにします。
まずは右岸をしばらく遡上すると、最初にあたる橋が「柳瀬川ふれあい橋」です。
ここは、歩行者と自転車しか通行できず、近辺の河原が広々としているので、
近所のひとびとにとって、BBQをやるにはもってこいの場所です。
ここで左岸に渡ります。
春には、土手沿いの桜の樹が花をつけるので、花見客で賑わいますが、
クルマでも電車でもアクセスが悪いので、ごった返すというほどではない、
穴場と言っていいような場所です。
次は、「英橋」(はなぶさばし)にあたります。
川越街道(国道254号線)にかかる橋で、
浦和所沢バイパス(国道463号線)が交差する場所です。
残念ながら、「英」の地名の由来は不明です。昔の字(あざ)かな?
非常に交通量が多いのはもちろんのこと、
どういうわけかいつも異臭が漂っていて、あまり居心地がよくありません。
さっさと通過します。
ここからは一気に長閑な光景に様変わり。
上流に太陽を見ながら、左岸をぐいぐいと歩きます。
清柳橋で左岸が途切れるので、右岸に戻り、関越自動車道を過ぎます。
このあたりは、ほとんど誰もいません。
「清柳」は、「清瀬市」と「柳瀬川」の複合語かな?
右手に滝の城址公園を見ながらしばらく遡上すると、
急に巨大な団地群と梁が見えます。
台田団地と城前橋です。
「城前」は、「滝の城」の「前」という意味だそうです。
右岸は清瀬市下宿ですが、左岸は所沢市城。
もちろん、地名の由来は「滝の城」です。
台田団地を左手に見ながら、よく整備された遊歩道を歩きます。
至るところで、散歩をしている方を見かけます。
延々と右岸の団地沿いを歩き、団地が途切れるところが金山橋です。
橋の名前は、近くある金山公園にちなみます。
ターミナル駅である清瀬駅がだいぶ近くなるためか、
またクルマの交通量が増えてきます。
金山橋を過ぎると、見渡す限りの住宅街の中。
やはり遊歩道はよく整備されています。
松柳橋は、住宅街のど真ん中にある、小さな橋です。
「松柳」の由来は不明です。
近くに、清瀬市松山という地名がありますが、
橋に隣接しているわけではないから、たぶん関係ないと思うのですが・・・
そして住宅地を抜けると、長い橋に突き当たります。
小金井街道上にある清瀬橋です。
由来は、おそらく市名でしょう。
この地域の中心道路なので、多数の車が往来しています。
清瀬橋を過ぎるとすぐ、空堀川(からぼりがわ)と柳瀬川に分かれます。
左が空堀川(広い)、右が柳瀬川(狭い)です。
そのまま川沿いを遡上すると、空堀川に入ってしまうので、
右岸から小金井街道を右手、左岸側へ歩いていくことになります。
ぼくはここで柳瀬川沿いの道がないかどうか、付近を探していたため、
10分ほど時間をロスしました。
(結局、柳瀬川沿いの道はありませんでした)
小金井街道を5分ほど歩くと、
「柳瀬川」という交差点があらわれ、ここを左折します。
もちろん、川の名前が交差点名になったと思われますが、
遥か下流、志木市に「柳瀬川」という名前の駅があることを考えると、
どうも紛らわしいですね。
ここからは、川と50mほど隔てた一般道路を歩きます。
ガードレールがほぼなく、割と交通量が多いので、結構怖かったです。
15分以上歩くと、やっと信号が見えてくるので、ここを左折すると、
すぐにまた橋が見えます。
これは「松戸橋」と言います。名前の由来は不明です。
ほどなく、踏切が見えてきます。西武池袋線です。
踏切から左を見ると、秋津駅が見え、踏切を渡ってすぐ右を見ると、
JR武蔵野線の新秋津駅が見えます。
そこから5分ほどで、新秋津駅に到着。
この時点で日が暮れてしまいそうだったので、今日はここまでとしました。
新秋津駅から武蔵野線と東武東上線経由で柳瀬川駅まで行き、
そこから右岸を5分ほど遡上すると、志木大橋。今日渡る最後の橋です。
もうすっかりと夜の帳が下りてしまっていました。
橋を渡ってから7分ばかりで、自宅のすぐ近くまで無事帰還。
合計歩行距離は、15kmちょっとくらいでしょうか。
次は、もうちょっと早い時間に自宅を出発して、
新秋津駅から狭山湖、できればその上流の沢まで遡上したいと思います。
現在、まだ走ることはできませんが、歩くことについては、
担当医師からも理学療法士からも、積極的に行うように言われていますし、
これだけの距離を歩いても、術部にはまったく痛みが出ないので、
順調に回復しているのでしょう。
こういう形でのリハビリは、楽しくていいものです。
コメント
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こんにちは。
リハビリウォーキングお疲れさまでした。
私も川歩き、土手歩きが好きなんでついつい見入ってしまいました。
川をひたすら遡上するのもいいものですよね。
汚染ワースト1にもなった大和川(やまとがわ)が近くに流れています。
今はだいぶきれいになりましたが・・・・。
この川も遡るにつれて驚くほど美しい景色を見せてくれます。
それにしても3時間で20 。
とても脚のリハビリとは思えません
平日は毎日東上線で渡っています、柳瀬川(笑)。
電車の中からでも大きな魚が見えることがあります。
この川を遡上して歩いたことはないですが、電車で渡る際は遠くに見える富士山を見ては心を癒しています(特にこの寒い時期)。
来年はリハビリを終えて山へガンガン登れればいいですね。
私も10月に鳳凰三山へ行って以来しばらくオフシーズンを決め込んでいましたが、年末年始あたりから始動しはじめようと思います。
オッサンにはガンガン山に登れる遺された時間は少ないですから。
こんばんは。
コメントいただき、ありがとうございます。
大和川って、奈良と三重の県境近くまで遡るんですねえ!
今調べてみて、初めて知りました。
これは確かに、おっしゃるとおり上流の美しさは素晴らしそうですね。
わたしは今、普段は主に、ジムのマシンを相手にリハビリをしているのですが、
さすがに無機質だし、気分転換も必要だと思いまして、
普段身近でありながら、よく分かっていないこの川を
遡上しようと思い立った次第です。
本当に楽しかったわけですが、それも、地域のかたがたが、
一所懸命川をきれいにしてくださったおかげですね。
余談ですが、さすがに今日はちょっと疲れが残っていたようでして、
普段こなしているリハビリメニューを消化し切れませんでした・・・
反応してくださるんじゃないかな〜、と思っていました(笑)
わたしは普段、柳瀬川よりも川越方面へ行くことはないので、
実はあの陸橋から富士山が見えることを知ったのは、
割と最近(入院したのが旧上福岡だったので)のことです。
大きな魚までいるとは、すみません、存じ上げませんでした
川沿いを歩いていても、藪が多くて案外水面が見えづらくて・・・。
今度、荒川まで下るつもりですので、そのときのお楽しみにします。
リハビリは、まだまだ終わりそうになく、
山の復帰は早くて2月、本格復帰は4月ごろを予定しています。
今年は、冬期の登山はお預けです・・・
BIMOTAさん、冬だからオフ、とはもったいないですから、
存分に雪山をご堪能なさってくださいね。
申し訳ありません。レコ見逃してました。
この場を借りて、遅まきながら、
明けましておめでとうございます。
本年は、motchさんにとって良い年となるようお祈り申し上げます。
明けましておめでとうございます。
わざわざご丁寧にありがとうございます。
その後、お怪我の調子はいかがでしょうか?
今年は、皆さんにレコを参照していただけるような山をやりたいものです。
ricalojpさん、今年も奥様と共に楽しく、ご安全に!
そして、良い山に出会えますように。
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