鷹ノ巣山(稲村岩尾根・石尾根)
- GPS
- 07:42
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,486m
- 下り
- 1,768m
コースタイム
天候 | 晴れのち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高田馬場から西武線の奥多摩ハイキング切符(JR込み往復1240円) JR奥多摩駅から西東京バスで東日原まで450円 (復路) JR奥多摩駅から拝島で西武に乗り換えようとしたら、東村山付近で脱線らしく不通のためJR中央線で都内まで(振替)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
東日原から鍾乳洞方向に5分ほど歩くと登山道入り口は左手の川方向に降りる階段。 山の上部は雪が残ってるのので、特に北斜面は凍結注意。中でもヒルメシグイノタワから山頂直下は溶けた雪が氷ってツルツルの所が何カ所もあり、登りでもアイゼン(軽)使った方が安全だったかもしれない。ここを下る場合はアイゼン必着と思う。 山頂から富士は裾野だけだったが、奥多摩の山々はもとより、大菩薩や丹沢の山々もくっきり見えた。急な登山道から山頂に飛び出した瞬間のワイドビューは見事。 石尾根の下りは開けた稜線歩きが楽しめる。北斜面は雪が残っているが、急斜面はないので少し山側の平坦カ所を歩けば問題ない。 |
写真
感想
年納めの山をどこにしようか考えたが、やはり今年一番世話になった奥多摩に行くことにした。鷹ノ巣山は山頂からの景色もいいらしいので、クリスマスに山も何だが、晴れ予報のためチャレンジ。
東日原でバスを降り5分ほど鍾乳洞方向に歩くと登山口は左手川方向への階段だ。川の左岸を高巻いて橋を渡り渓流沿いに行くと稲村岩直下の広場に出る。寒いと思ってハードシェルの下にダウンとフリースを着込んで来たが登り始めると暑すぎるので、結局長袖シャツ一枚(+アンダー)に。
稲村岩コルまでは急登をZig Zagしながら登っていく。下を見ると結構な高度感。しばらくで稲村岩コルだ。数名が休憩している。稲村岩は登れるらしいが今日は時間無いので先を急ぐ。冬至から数日なので日中時間が一番短い時期だ。ここからは傾斜は幾分緩むが、稲村岩尾根は奥多摩三大急登と言われるだけあって休憩する場所が無く先へと進んでしまう。それでも息を整えながらペースを保って登れば高度はどんどん稼げる。冬の快晴の日溜まりハイクはとても気持ちがよい。1000m越えたあたりから雪が出てくるが、最初は大したことはない。
長い登りは、もうすぐか、と思わせる山頂モドキが何度かあるがやっとヒルメシグイノタワ。名前の由来に思いを馳せる、昔の人は、まあここで昼でも食ってくか!って感じだったのかな!?(笑)ここから鷹ノ巣山頂が見えるがどうも北斜面で雪がくっついてる様子。
山頂までの北斜面はアイゼンを着けようか迷ってるうちにどんどん来てしまった。おじさんがアイゼン(軽)を着けてるの見て悩むがまあ行けるところまで行ってみよう。雪がザクザクしたところは問題なく踏ん張れるのだが、融けた雪が凍ってツルツル滑るカ所が点在している。北斜面で急角度のところは足場をしっかり見極めないとツルっといったが最後数10m滑落、ってな場所もあるので要注意。ここを下るならアイゼン着けた方がよいだろう。慎重に登っていくと斜度が緩み山頂間近。
山頂へ飛び出ると、一面の展望が一気に拡がる。急登の疲れも吹っ飛ぶ瞬間! 富士山はあいにく雲で上部は隠れているが裾野らしき陰は見える。奥多摩の山々は御岳山、大岳山、御前山、三頭山、雲取山まで全部くっきり。大菩薩の稜線や丹沢の山々も輪郭が見て取れる。いや〜、聞きしに勝る大展望だな。しばし風景に見とれる。思えば、この春に山歩きを再開した頃は病後バランスが未だよくなくてちょっとした急登でもふらついたり、足場の狭いところはゆっくりと慎重に行ってたな。それが半年ちょっとでかなり良くなった。御嶽神社の方向に向かって今年一年の回復と無事にお礼し、来年の無事も祈願。
山頂は風が少し吹いてる程度だが何せ寒い。手袋取ると数分でかじかんでくる。ハードシェルの下にダウンとフリースを着込んで、いつものシーフードヌードルをささっと食べて下山開始。
石尾根は開けてて見晴らしもいいのだが、山頂で体の芯まで冷え切ったのか体の動きが妙に固く足が前に出ない。オーバーグローブしてても冷えるのは同じだな。半時間くらい歩いてやっと暖まってきた。しばらく冷えた手足が温まってジーンとしてくる感覚を楽しむ。と、今度は急に暑くなって服の中が蒸れ蒸れ。ダウン脱いで、次にハードシェル。結局、フリースの前を開けて歩いて丁度だ。
今日は日暮れ時間を気にしつつ若干気がせいてるのでのんびりばかりしてられないが、石尾根は日溜まりの中ゆっくり歩くと気持ちいい。。雲間から太陽が覗くと開けた石尾根は「らしさ」が出てのんびり歩ける。
高低差1000mほど降りたところから左脚の付け根が痛くなってペース上がらない。
最後、樹林帯で展望は効かないが、これはこれで山歩きらしくて悪くないな。痛くなった左脚をかばいながらしばらく行くと車道に出る。標識に従っていけば迷うこともない。登山道に一旦戻った先に神社。今年の無事に感謝と来年の無事をここでも祈願。少し下で車道に出れば奥多摩駅はすぐ先だ。
今日は距離を歩いたのと左脚が痛むので、もえぎの湯でマッサージ。さすがにX'mas Eveだけに人が少なく待ち時間ゼロ、中も空いていて、湯船に2,3人と露天は1,2人だ。疲れた体をマッサージしながら充分暖めて帰路につく。
(動画は下をくりっく)
http://youtu.be/ofB443RL9mk
(BGM=CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU, Boys Town Gang, 1982)
ShuMaeさん こんばんは
霜柱10センチすごいですね(見てみたいです)
山頂の様子は動画で伝わってきました
山頂開けていて登った山々を眺められ最高ですね
ヒルメシグイノタワ(タワ=コル?)タワは果無山脈歩いた時に公門のタワとありました。タワは日本語かな?
もえぎの湯で癒されましたね
(いつものビールは?)
鷹ノ巣山は奥多摩の中でも絶景な山でしたね。
クリスマスイブに何でまた山!?と自分でも言いながら登ったんですが、絶景が待ってて登り甲斐がありました それにしても寒い!手袋はずすと1,2分で凍えます。これには参りました。。。
タワ? 最初、たわんでるからなのかな(=コル=鞍部) とか勝手に思ってましたが、風呂入りながらなんでだろ、と考えましたが、奥武蔵・奥多摩の特有の用語なのかもしれませんね。奥武蔵の大持山近くにもウノタワっていうのがあります。
あ、そうそう、もえぎの湯ではビールもちろん行きましたよ。でも電車の時間が迫ってたので、一気じゃないけど、5分で飲みきりました(笑)
ShuMaeさん、こんにちは♫♬
無事に登り納めができてよかったですね
しっかし寒そうです(><)
でも、ダウンが着れないのもよく分かります!
私たちもいつも持参しますが、結局着ないことが多いんですよね〜。あまり着込んで汗かくのも冷えるし、なかなか冬場の衣服の調整も難しいですよね。。。
もえぎの湯がすいているなんて
クリスマスイブでラッキーだったんですね
I want you baby...♫♬と今日一日メロディが頭から離れそうもありません いつもながら懐かしいです
ShuMaeさん、なんだかものすごいニアミスです!
24日は、石尾根から雲取山に登りました。
鷹ノ巣山は10時頃に通過したので2時間差。
もえぎの湯は17時頃に到着したので20分差です!
たぶん、もえぎの湯の中ですれ違ってますね。
ご挨拶できればよかったのですが。
そういえば、鷹ノ巣山。
東日原から登ってきた方が、「熊に遭遇した」と言ってました。
高度1300m付近だそうです。
ShuMaeさん、熊とニアミスしなくてよかったですね。
最近の熊は、冬眠しないのかも。
hana_solaさん、
メッセージありがとうございます。
ほんとは30日にでも、と思ってたのですが、時間がとれそうにないのでイヴに強行!
天気よかったので大展望が楽しめたのはよかったのですが、何せ寒い!
山頂の少し風下の陰でランチしてたのですが、手袋外すと1,2分で冷え切るのでホント凍え死ぬんじゃないか!と思くくらいでした
ダウンは少々荷物になったけど持ってて正解。あれが無かったら軽く行っちゃってたと思います。
もえぎの湯はホント空いてましたね。まだ2回目なんですが、前回は少し待ったし露天なんか芋洗い状態。さすがにイブの夜は早く家に帰る人が多いのかガラガラで、その分ゆっくり暖まれました。露天も一時貸し切り状態
動画見てもらえたようで嬉しいです。音楽も懐かしいでしょ! 私が大学入った頃はよくDisco(死語? )で流れてました〜
westmalleさん、
それかなり近いですよ。
鷹ノ巣山頂の2時間も惜しいところでしたが、もえぎの湯は私は4時40分〜5時50分までいたので湯船は絶対一緒に入ってたはず。
いや〜5時過ぎに5,6人ほどしか居なかったから、多分あのうちの誰かだったんですね
接近遭遇もいいとこ
ちょっと男同士で何ですが、一緒にお風呂入っちゃった仲になっちゃいましたね
鷹ノ巣に熊が出たんですか! 熊鈴付けてる方が数名いたので、こんなとこでジャラジャラうるさいな〜、くらいにしか思わなかったんですが、そうと分かれば自分も鈴鳴らしまくりました。こっちは接近遭遇しなくてよかった。。。
westmalleさんも年納めの山行ですか?また来年もよろしくお願いします。よいお年を!
この日、私は川苔山 で急登続きにかる〜くやられてました
計画で鷹ノ巣山 に登ることを知っていたので
川苔山山頂では「いるかな〜?? 」なんて見てましたよ
奥多摩のお山は展望があまり良くない所が多いですが、鷹ノ巣山は素晴らしいですよネ。
山頂からぐるりと見えるお山には、ShuMaeさんは殆ど登られているのではないでしょうか
このコースは春に歩いているので、とても懐かしく拝見させて頂きました。
動画も軽快な曲で ですね
いや〜、実はpippiさんの5月の鷹ノ巣山に刺激されて、いずれは、と思ってたのですが、年の瀬にやっと行けました。 思わず唸る大展望で周囲の自分が登った山が幾つも見れたので、そういう意味でも年納め山行になりました。
pippiさんが川苔山に行くと聞いてたので、途中林間から見えたときは、もう山頂に行ったかな〜 と私も思ってました。それにしても難所の大仁田山を越えて行ってるとは思ってもなかったですが・・・。
動画も見てくれてありがとうございます 懐かしの景色になったようで良かったです。
また来年も千葉からの山情報をよろしくお願いしま〜す。よいお年を!
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