雁坂嶺 破風山へ 山梨百名山二座


- GPS
- 10:21
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,998m
- 下り
- 1,995m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:21
3:00 安曇野穂高発 勝沼IC フルーツライン 雁坂道 西沢渓谷
5:50 西沢渓谷駐車場
<復路>
16:30 駐車場発 甲府方面へ 甲府昭和IC
17:20 自宅着
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷入り口 すぐに左手に市営無料駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雁坂峠への登り 小さな滝をロープ頼りに横切る 徒渉2回ほど(水量少なく問題なかった) 尾根は倒木に少しペースが乱れた 戸渡・徳ちゃん新道は全く問題ない |
その他周辺情報 | 道の駅みとみ 西沢渓谷入り口には土産屋 よもぎ餅が有名のよう 笛吹きの湯 |
写真
感想
2018年(平成30年)9月18日(火)
雁坂嶺・破風山へ 山梨百名山ニ座
「稜線に 二座仲良く 雁坂破風」
目指すは山梨百名山、
雁坂嶺、破風山2座を登り、計65座となる。
今回なんと11日ぶりの山となった。
11日ぶりになったのには、主に天候不順がある。
今日天気は良好のはずだったが、稜線、山頂は曇ってしまい、
絶景が待っているかと登った山だけに残念だった。
雁坂峠への登りは変化に富み驚きがいっぱいあった。
まず登りの大変さだ。
急登はなかったものの
小さな滝を濡れたロープ頼りにハラハラドキドキの通過。
崖沿いに下をできるだけ見ないように歩くのだが、谷底は目に入る。
沢伝いにしばらく歩く、その美しい渓谷美。
そして沢を渡ることもあり濡れないように緊張する。
変化に富み、その変化を楽しむ登りになった。
沢の音が聞こえなくなり
稜線への登りは笹の露で少し濡れながら進む。
その進み方、登りは徐々に重くなってきた。
露に濡れたのが原因ではなく体力不足、
しばらく歩いていなかった筋力の低下か。
歩き始めて3時間弱だ。
太もも、内ももに違和感が出てきた。
変な力が入ると痙攣しそうな感じ。
これは歩き慣れていないとよくある感覚で、11日間のブランクか。
4時間弱の睡眠不足もあるか。
つらい峠までの登りに、
頭の中では最初の計画、甲武信岳まではすでに諦めていた。
雁坂嶺までで良いか。峠まででもいいや。などと考える始末だ。
調子がいつもと違う。足に腰に違和感を持ちながら登り続けた。
峠になんとかたどり着くことができたときはかなり疲れていた。
すっかり雲のかかった峠で腰を下ろし休み、食べた。
調子見ながら雁坂嶺までは行こうと歩き始める。
歩き始めると力が入り、気持ち的にも余裕が出てきた。
稜線歩きの緩やかな登りが良かったようで足の感覚もさほど悪くない。
これならば先に進めそうだと思った。
しかし体力不足、体調不良は、
山歩きでの安全に、そして自らの安心感に不安を注ぐ。
足腰への不安をひしひしと感じながらの山行になっていた。
遠くの景色が見えない分考えることが多くなったこともあるか。
今日の目的、雁坂嶺に着く。
ここで引き返すことも考えたが、
ここまで来ると全行程の半分ほど来ている。
それを考えると先に進もうと考える。
それでも足の感覚は痙攣しそうになる。
なんとか足に負担をかけないように歩幅を狭めたり、ゆっくり歩を進めた。
東破風山に到着する。
ここから先が今回は大変だった。
大きな岩の出現、岩の上を歩くのだ。
歩幅が広がり、上下にも動かす。
足への負担が大きくなり、痙攣よ起きないようにと願う自分がいた。
歩きにくい岩の道の先に破風山が。
今日のもう一つの目標の山に到着だ。
これで山梨百名山65座を登ったことになった。
さて下山。といってもこの先木賊山への登が待っている。
その手前に破風避難小屋がある。
雲もかかり、風が冷たい。
小屋の戸を開け中で休ませてもらう。
ほっとする時間を過ごさせてもらった。
といっても気を抜くと痙攣が来そうで、先は長いので気持ちは緊張させ足はリラックスさせるようにした。
さてここからは登る。下りでないところがつらい。
シャクナゲのトンネルをくぐり戸渡尾根の分岐を目指す。
思っていたよりは登りがきつくなく分岐についた。
甲武信岳方面へはすんなり諦め戸渡尾根へ下った。
しばらく行くと木賊山への分岐があり、
この調子なら無理して行くこともできるとは思ったが止め。
あとで止めておいて良かったと思った。
戸渡尾根は細い尾根の下りだが、危険はなく淡々と下った。
かなりの急斜面で足への負担は大きかった。
痙攣を忘れるほど今度は右膝が痛み出した。
そして左足はアキレス腱あたりの靴づれっぽい痛み、
そして左小指が靴に当たり痛み出した。
今日の山は無理があったと感じる始末だ。
情報以上にきついコースだった。
急斜面も多く、長い道のり、起伏の多い稜線歩きが続いた。
足腰の違和感から
安心して、安全に山を歩くことの大切さ。
それにはやはり体調管理と体力作りを痛感した。
当たり前のことで普通に歩けているときはあまり考えないことだが
足腰いたわりながら歩く中で考えさせられた。
徳ちゃん新道を下り、西沢山荘へ出たときは一安心。
不安を抱えての山歩きを反省しながらも
2座登れた満足感と歩き通すことのできた達成感は大きかった。
ふるちゃん
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する